都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

塩元帥(大阪 西中島):醤油つけ麺は麺が固く、あっさりまろやか

2015-06-30 04:48:55 | 食べ歩き

 暑い、しかも湿度が高い、日本の夏。いつもは味噌ラーメンだが、初めて醤油つけめん(810円)にする。お昼はAセットとして無料のご飯がつく。つけめんの味玉(1個)は好きでないためメンマに替えられないか聞いたがだめ。ついでにメンマ(100円)を頼む。(味玉がメンマか選べると良いな)

 キムチは取り放題で味が良い。ニンニクは業務用なのか化学の臭いがするためやめる。つけめんの麺は四角の断面で固く乾いている。みっちりしているがつけ汁との調和がいまひとつ。つけ汁はあっさりまろやかで、サイコロ状のチャーシューが柔らかでうまい。

 メンマはつけ汁に浸してご飯にのせ、味玉の卵黄と和える。合いの手にキムチでとてもおいしい。

 つけ汁をスープで割ってもらうと葱も入っており素直なお味でご飯と楽しめた。

 暑い時期、つけめんになびくが、やはりいつもの味噌ラーメンで汗をかくのも一興

 

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阪急京都線の人身事故 大山崎駅通過時

2015-06-29 04:47:52 | 京都

 いつも帰洛には一番前の車両に乗る。9300系の北側で前側のクロス・シートの2番目に座っていた。烏丸駅から降り易いのと比較的すいているからだ。かれこれ十数年通勤に利用しているが、大山崎駅で異変があった。

 駅のホームに差し掛かる前から電車のホーンがずっと鳴る。ブレーキが強く掛りはじめる。傘を車輪が踏んだようなショックがあり、徐々にブレーキの効きで大山崎駅を越し停車。長丁場になるかと思っていたら、運転手が下りて見回り安全確認、10分後には動く。人身事故とのことだが傘でも飛ばしたのだろうと思いこむ。桂でも目視の点検。10分遅れで烏丸に到着、前を見るが傷もない。この車両は次の河原町で回送となったそうだ。(この後、えらい混乱になったそうだ)

 ネットによると、この後の大山崎駅では警察、消防による現場検証があり、電車を止めていたらしい。人身事故現場はブルー・シートで隠されていたようだ。大事でなければよいが。

 長く乗っているが人身事故には初めて遭遇した。特急・急行などの通過駅にはホーム・ドアが不可欠と思った。

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セアブラの神(京都 壬生):脂で覆われ、楽しめたが二度とは行きたくない

2015-06-28 04:40:12 | 食べ歩き

 暑い、テニスの後、新店開拓。つけ麺にメンマで850円。つけ汁は脂が一杯。味が分からない。卓上の柚子、辛味噌、黒七味、胡椒をギザギザらしい麺につけて食べるが殆ど脂味。また、麺は硬いだけで、粉の味わいがない。

 メンマを増やして良かった、あまりおいしくない麺をどうにか食べきる。チャーシュー暖かでうまい。どうもうまさのない硬い麺と脂で食べるような感じだ。スープ割で、上の脂を除くと、素直なスープ。これなら、脂を足さずに旨みのある開化楼あたりの太麺があうと感じた。

 ちょっとしたご飯は新大阪の夢屋を思い出す。サービスも良いが、脂と麺が好みではない。

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Dynaudio Focus 340が仕上がりつつあります

2015-06-27 04:39:02 | 趣味

 久々に鳴らすと、スピードが速く、低音がぞりぞりと鳴る(バスレフ・ポートは閉じています)DENON PMA SX1との相性もよく、透明で立体感がある。夏になり、JazzとPianoが多い。Lippatiの音にエッジを感じる鳴りっぷり。

 DENON PMA SX1の上が凹んだフロント・パネルはMarantz 16SEと似ており、見た目の統一があり気に入っている。

 Thorens320 SME3009は、ターン・テーブルを磨いてすっきり。

 手入れの甲斐があった

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箸ずめ(京都 烏丸御池):使い勝手の良いお店

2015-06-26 04:38:17 | 食べ歩き

 愛用していた こま喜 の後継。奥は4人の個室になった。西洞院の居酒屋の4店目で京都に珍しい釜飯がある。

 4人で呑みはじめる。ビールのグラスも軽くて良い。焼酎は焼き物で量は少な目。3時間ほどぐいぐいやる。お通しは鱧寿司の薄切り、冷製の茶碗蒸し、湯葉で気が利いている。

 他の3人は洛外からであり京都らしい万願寺の焼物、賀茂茄子田楽チーズかけ、鱧の天ぷら、稚鮎の天ぷら、九条葱の出汁巻などを楽しむ。とくに稚鮎が良かった、どれも水準以上の出来。漬物も大人気でお代わり。

 机の上に小型のマスカラがあり、これを鳴らして店員を呼ぶのも洒落ている。最後は釜飯2つ。おこげがないのが寂しい。赤出汁は秀逸、これで酒が飲める。

 ご主人とも挨拶して楽しめた。また来よう。

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休み明けは忙しい

2015-06-25 04:37:08 | 食べ歩き

 9日ほど休んで仕事に行くと、メールの山と電話が鳴りやまない。応接や訪問が毎日数件と目が回る。

 景気回復で不動産関係は活況を呈している。新大阪北やOBPはほぼ空室が無い状況だ。JLLの山口支社長によると賃料が3割は上がる見込みというが、引き合いも多くなっている。

 株主総会が終わり、これから夏にかけてが引き合いが増える時期だ。その上、祇園祭の時期の会食などもあり、蒸し暑さとともに忙しくなる。

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浅井食堂(京都 下鴨):ハンバーグ定食はドゥミグラス・ソースの海

2015-06-24 04:35:52 | 食べ歩き

 裏を返しに、口開けで。ハンバーグ定食は1,200円で180gの大きなハンバーグが鉄板で。ガルニはマヨネーズ・マッシュ・ポテト、蕪、紫キャベツ、ブロッコリー、ピーマンなど。サラダは繊切人参、レタスでオレンジの軽いドレッシングが弱い。

ハンバーグはみっしり系でジュースが沢山。ドゥミグラス・ソースも海になっておりハンバーグを薄めに切って浸す。サラダとガルニでハンバーグのナツメグの香りとともに楽しんで、いよいよドゥミグラス・ソースとご飯で食べる。ちょっとご飯をドゥミグラス・ソースに浸して食べると、野菜主体(玉葱が多いそうだ)でかろみがある。

 食後のコーヒーとともにシェフとお話し。ドゥミグラス・ソースで盛り上がる。是非、ハヤシ・ライス(炒め型)をお願いした。先日は、堺筋本町のフジヤもさっそく訪問し、似ているというのに納得されたとのこと。今度、蛤の赤出汁も真似してくれると良いな。

 気鋭の洋食は食後もすっきり

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テニスで腰がいまいち重い

2015-06-23 04:34:59 | 趣味

 旅行で歩き回り、14時間のフライトで腰が固まったのかどうも下半身の反応が悪い。しかも、腰を使うドライブのストロークで腰が重く痛む感じだ。

 無理をせず、テニスは徐々に

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招楽(京都 西洞院仏光寺):普段使いで天ぷらが独自

2015-06-22 04:34:11 | 食べ歩き

前をよく通るが初めて入る。小天丼セット(800円)は天かす入りのうどんが付く。うどんは固めで腰がある細麺に驚く。出汁は醤油が効いた節の旨味がある。

 天ぷらは南瓜、大葉、海老で衣は厚めで固め、全卵使用の東京風。天つゆも濃いめ。楽しめるお味だ。

 おじいさんとその息子夫婦が働く。奥さんの気働きや仕切が見事で、地元の方のご利用が多い。ほっとするお店でテレビを見ながらほっこりする。

 穴場のうどん屋、蕎麦も注文が多かった、名前から新町 招福亭の流れだろうか

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武者麺新大阪店:つけめんは濃くてTETSUを思い出すが重い

2015-06-21 04:49:47 | 食べ歩き

暑い、梅雨入りしじめじめします。

つけめんにする。800円で大盛り。麺は太く四角の断面、うま味がいまひとつ。つけ汁はタレの粘度で、和歌山ラーメンを煮詰めて魚粉を一杯入れたようなきつい魚のお味と豚の臭い。ワイルドだ。

チャーシューは薄いのが太いメンマとともに麺に載る。つけ汁にも巻バラが入りこれはおいしい。

とにかく濃い。つけめんTESTUを思い出すが、かろみがなくひたすら重い。酢をたんまり入れると大分改善。それでも重さに違和感がある。

スープで割ってもいまひとつ。食べるなら中華そばのあっさりが好きだ

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ボストンとニュー・ヨーク旅行:Fanuil Hall Market Placeの凋落

2015-06-20 04:48:34 | 趣味

 今まで、Festival Market Place(以下FMP)はラウス社が、このFanuil Hallを1973年に開発したのが嚆矢だ。以来、40数年、都心のディズニーとしての2千万人/年の継続が認知される「観光拠点」だが、90年から大いに変容している。もともとは:

①観光と地元オフィス・ワーカーの両方をターゲット

②アンカー・テナントが無く、Food Courtと食が主体

③独自性(One of a Kind)を重んじ、地元性、他の店との差異、小規模なPush Cart(当初は埋め草だった:Roy E. Williams の言)の活用

④イベントの展開、歴史の活用

⑤ウォーターフロントなど都市の外縁部で周辺波及開発(Ripple Effect)の起爆剤(Magnet Facility)

が当時のヒアリングにある。

 それが変化したのは

①基幹産業となったBioがFan Pier、Cambridgeへ移転

②地元色が薄れた食体験→魅力がない、どこにでもあるフード・コート

③大手企業、高額販売重視→どこにでもあるテナント(ユニクロなど)

④花屋が無くなるなど季節感やイベントが弱い

⑤ウォーターフロントと都心をつなぐBridge機能の位置付けがFMPの役割だったが、Big DigによりウォーターフロントとCBDが連担となり、役割喪失と裏目に、周辺開発の熟成も進行しウォーターフロントは賑わう。

更に、FMPの手法が研究され尽くされたこと、コピーが多いこと、ラウスもボストンとボルティモアくらいしか成功していないこと(ウォーターフロントは商圏の半分が海となり弱い)による

 観光商業は、土産物屋(銀閣寺前商店街や新京極などが事例)になりがちで、意外と売れる。その改革がFMPだが、オフィス・ワーカーの日常利用が基盤だ。日本なら阪急三番街が同じ時期できたが未だに交通の要所であり栄えているのが証だ。

 観光商業は短期で、細かい改革、立地創造に対する公共のサポートとディベロッパーの矜持が前提だ。いまのFanueil Hall Market Placeはその役割を終えた施設で、収益重視のショッピング・センターと思えばよい。

 施設と都市、開発のライフサイクルは昔、「ウォーターフロントの開発とデザイン(1991)」に書いた。そのとおりになった。( P140、141 参照  https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit )

 最近の開発はコンパクト・シティ政策の影響があり都市内で「街並み」整備と、町家などの改修の歴史、通り、独立、小規模が成功の方策だ。いうなれば路地や辻子を探索する観光や都市居住で穴場志向だ。その一方、産業遺産観光も盛んになりつつある。教育と観光の融合だ。地産地消や日本の各県の名物など、特色ある食も注目だ。今までの商業や観光、都市の魅力と提供できる体験が変化している。

 ウォーターフロントの熟成のステージを考える時期なのだろう。次世代の研究者を育てよう(当方はもうええわ)

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ボストンとニュー・ヨーク旅行:おいしかったもの

2015-06-19 04:46:55 | 趣味

 相変わらずクラム・チャウダーを食べ続けた。ボストン風(ホワイト・シチューぽく重い)はTop of the Hub, Leagal Sea foods, Quality Meats, ニューヨーク風(トマト味で軽い)Oyster Barの4杯。愚妻はTop of the Hub, 当方はOyster Barが良かった。どれも専用クラッカーが付き、割って入れるのがお作法。胡椒たっぷりが好き。

 Oyster BarのFried Oysterは厚い衣が旨かった。フライド・ポテトも楽しめ、揚げ物の殿堂だ。

 Bubby’sのハム、自家製バターとジャムも良い思い出だ。朝食としてとても楽しめた。素朴でアメリカらしい。(日本にもあるとは)

 馴染みのLegal Sea FoodsのRhodisland風カラマリは大蒜と青唐辛子が効いた小烏賊が繊細で柔らか。

 ステーキはまあまあ。ドゥミグラス・ソース、バター、マスタードの出番がない。エージングや表面のかりかり焼はあまりすきではないが旨みともたれないのが良い。対して日本的ではグリルとオーブンの合体で焼く三宮のみやすのステーキは蒜油を塗りしっとりしており好きだ。

 それにしても、高い。京都ならお昼に2,500円のお弁当やコースがあるが、こちらがはるかにお得。アメリカでも物価の高い三大都市がニュー・ヨーク、ボストンというのは本当だ。

 次は、Halal Gaysなど屋台など安いのを発掘しても良いが、この齢ではなぁ。美味くて安いなんていうのはインターネット時代には無い。

 ビールはRolling Rock Extra Pale 16ozが6本で$7と安い。前は高かったのに、飲み口が軽く好きだ。最近日本で見ない。どんどん2パック飲んだ。Brooklin Beer も重めで楽しめた。ニュー・ヨークはこれと、この生ビールが多かったが、レストランでは一杯$7と高い。

 Boston Union Oyster Houseでコーン・ブレッドを食べられなかったのが心残り。お金のない留学時代はCram Chauder Bowlだけを二人で分けて食べ放題のコーン・ブレッドだった。いまならサラダもつけるぞ。(これ以上は食べられない)

MIT近くの日本人行きつけだった四川料理のRoyal Eastも行きたかった。

 お土産で大人気なのは、手荷物で持ち帰ったCosiの四角いベーグル5個があっという間に無くなった、日本にも店を出さないのだろうか。ボストン名物Cap Cod のポテト・チップスももっと買うべきだった。

 ああ眠い

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ボストンとニュー・ヨーク旅行:まとめ

2015-06-18 04:45:49 | 趣味

ボストンとニュー・ヨークの関係は京都と東京の対比に近い。但し、ニュー・ヨークの物価の高さは無類のもので、楽しいが金がかかる。また¥/ $:125だとよほどのセールでないと買う気がしない。

買い物は日本の方が品揃えは良いし、陳列も丁寧だ。経済では、アメリカのTVでは家具や車が「60ヶ月無利子だぜ!」と宣伝している。前のサブ・プライム・ローンの二の舞になりそうな気がする。アメリカでは$/円が上がり、株価が下がる波乱要因は積み上がっている。この消費性向と消費財・不動産の価格は異常だ。

 都市の産業クラスターには気づきが多かった:

 ボストンはITを経てバイオ産業のクラスターが成長している。歴史と緑、水のアメニティがすばらしく、コンパクトな都市で住みやすい。今回も糖尿病学会と重なり、ホテルがほぼ満室だった。京都の医学学会の集客と似ている。

 一方、ニュー・ヨークは都市の楽しみが多く、都市観光客の誘致に成功している。博物館・美術館という文化、ミュージカルという娯楽の集積がある。単価が高く、消費単価が上がっている。しかも都市内で安全、マストラの利便性、集客という都市の好循環が継続している。

 パック旅行は、空港送迎が便利で担当の方と話せるのが良い。旅行後のクレームに苦労するそうだ。ニュー・ヨークではJTBの飛鳥というツアーも着ておりシルバー夫婦とおばさん軍団が目立つ。英語はまあ話せない方が多く、空港とホテルの送迎付きの現地の案内があり、ホテルも便利な立地なのがパックの特徴だろうか。その分割高だが、空港が遠いなら安心で割安かもしれない。

 愚妻と久々のボストン、ニュー・ヨークは楽しかった、久々にお買いものも楽しめたようで良かった。カードの請求が恐ろしい。お土産は書籍が多く重かった。MITのキャップ、ポロ・シャツ、フリース(全部クリムゾン)は記念。

 結構おいしいものを食べたが、朝晩に重点を置き、お昼は抜いていた。早朝から歩きまわり、呑みまくりでも2kg程痩せた。Halal Gay’sを夜食に食べなかったのは未だに夫婦で心残り。ちなみにReubenについては「あれは一人ではくえん!」と意見が一致。

 写真が400枚程、都市経済やMITのキャンパス計画の本など沢山買ってきた。読まねば。愚妻は会計関係、子供にもTEDなど。MIT Pressでは掘り出し物が多かった。このためスーツ・ケース1つ買いました。

 愚妻はお土産が沢山で、機嫌よく使い始める。卒業から25年の時間を感じた。成人した子供にお土産の本やバッグが喜ばれる。帰ってからの足や眠気がたまらん。

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ボストンとニュー・ヨーク旅行:7日目:帰路に

2015-06-17 04:45:01 | 趣味

 朝は6時過ぎからCentral Parkを散策。自転車、ジョギング、近くのエクササイズなど月曜の朝なのに運動が多い。Parker MerridienにあるNiorma’sに7時半に予約。愚妻はブルー・ベリーのパン・ケーキ、当方はエッグ・ベネディクト。パン・ケーキにはメープル・シロップ、ホイップ・クリームがつく。エッグ・ベネディクトはパン・ケーキの土台で甘い、ソースは軽め、大量の蒸し小じゃが芋とハインツの小さなケチャップ。普通においしいがニュー・ヨーク評判の店らしい。コーヒーはフレンチ・プレスを使い、焙煎はフル・シティくらいだが薄い。ミルクも薄い。卵料理がお職のようで、隣の方のオムレツは赤ん坊の枕(5個くらい)だが、固めで半分残していた。トーストが無いとつらい量だ。エッグ・ベネディクトはニュー・オリンズのCafe Brenan’sがもっと美味しかったようにも思う。この時も朝食だったがEye Opnerはどうだと言われ2杯飲んで、二度寝をした覚えがある。この店も、ヴーヴ・クリコなど勧められたが断った。

 昨日とは別のRockfeller CenterのCosiにお土産の四角ベーグルを買って帰る、5個で$5はお得。お土産として子供に大人気。

 あっという間の6日間、JFKから成田、伊丹に。散々ウォッカを飲んで4時間熟睡、喉が渇く。最近のヘッド・フォンのノイズ・キャンセラーは有用だ。良く眠れるし疲れない。

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ボストンとニュー・ヨーク旅行:6日目:ニュー・ヨーク

2015-06-16 04:43:59 | 趣味

 5時過ぎに、愚妻が空腹で目覚める。昨日のリンゴを食べる、うまい、懐かしいお味。ニュー・ヨーク発のCosiという四角いベーグルが御職のサンドイッチ店が7時から開いていて入る。ペパー・チーズのベーグルクリーム・チーズとオール・ベーグルに玉子など朝食セット挟みの2つにコーヒーで$5と安い。もっちりしっかり味のベーグルが四角で食べやすく量もある。店で粉を練りから作っている。

メトロポリタン美術館に地下鉄でLeinton 77St.へ。9:30開館と思ったら10時から。愚妻とMadison Ave.を歩く。William Sonoma、Dean & Delucaとかがあり、いかにも高級住宅地。長細いCentral Parkの横なら京都の御所南かなと話す。犬の散歩が多い。日曜の朝のため教会も準備かな。ゆったりと散歩を楽しむ。

 メトロポリタン博物館は10時に開いて、愚妻を北ウイングの神殿移設が売り物のEgyptian Artへ案内し分かれる。(Met以後は5番街を歩いてからホテル出発のパックに付く無料のバスツアーでブルックリン・ブリッジと向かいのDumboなどに行く、一人で悠々だったとのこと)当方は#526のVermeerから鑑賞、実は今まで関心がなかったが先年アムステルダムに行った折、まあまあ面白いと思い見てみる。白い布の描写が硬くプラスティックな感じ。全体は、ブルー・ブラックで抑えた画面の色調。いまひとつだった。他のオランダものも精密描写が多く、レンブラントは自画像くらい。

 近代はPicassoの20代の作品が多い。色々な方面の試行がある。Lapinは良いな。Renoirは影の青や緑と赤の対比、ハイライトの白を久々に感じた。Cezanneは上手い、塗り残しがなんとも良い。GoghについてはIrises & Roses の特別展が見もの。亡くなる年の連作が2つずつ。恐ろしい絵で、重さがある花の描写で殆ど形の関係がわからない。次に、バックが変化しておりどれが本当かわからないが黄色の色が狂気、白が不安な感じ。さらに花弁や花同士の重なりがよくわからない。勢いも感じる。クールベの女性が多いが意外に上手いなと再評価。

 Central Park横を歩いて続いてThe Frick Collection に。ここはVermeer 3作を中心に。第5室のOfficer & Girl は透明感があり楽しめる。Girl at the Music も表情が良い。第16室のMistress &Maidは有名で洒落ている。他は、お金持ちのお屋敷と一部の絵が良いなと思ったくらい。あまり好きではない。昔のボストンのイザベラ・ガードナー・ミュージアムみたいだ。

 更に歩いてMoMAへ。昔から馴染んだ絵など懐かしい展示が多い、建物は変化して企画展が多く見にくい。Monetの部屋で大睡蓮の片隅にあるAgapanthusは気が付いてよかった。佳品だ。KlimtのThe Parkという点描も良いな。他は、Cezanneの作品を久々に再訪して楽しむ。Picassoの20代が多い。デッサンが正確でここまで達者なのは、ダ・ヴィンチとミケランジェロぐらいだろう。Cézanne以降では抽象しか新展開がない。建築展示は音にまつわる機器でいまいちな内容。

 疲れて、ホテルで休憩。17時に旅行案内の方に教えてもらったというQuality MeatsとNiorma’sを予約。Quality Meats日本人と中国人が多い。Farmer’s Salad, Clam Chauder、Fillet Minigon(12oz 大体360g)を二人で分けて丁度良い量。Blooklin Beerを2杯で$110はなかなか。全体においしい。肉は熟成されオーブンで表面かりかりとなり塩がきつい、流行の提供のお作法。ワゴンでトマト、オレガノ、チリをゴリゴリつぶしたソースが来る。胡椒だけが味わいのあるミディアム・レア。端っこのかりかりはソースが面白い。屋根裏部屋風の設えで楽しめた。なお、出口にマッチがあった、アメリカで初めて見た。(Product of Japan だった)

 19時から、ミュージカルのシカゴ。吉本のしゃべりに踊りを入れたような楽しめる演出。主演の二人のやり取りと弁護士、看守、夫のキャラが良くのりのり。踊りも流石で、ブロンドのAngelさんが主役ではないが踊りのキレが良かった。ニュー・ヨークは楽しみの街だ。レム・コールハースの「錯乱のニュー・ヨーク(Delorious New York)」を思い出す。

 帰りに行列屋台の‘Halal Guys’( http://thehalalguys.com/ )が盛業中。写真を撮る。数人でライス調理、乗せ物調理、組合せ、会計とお渡しに分かれる。1990年創業のホット・ドッグ屋台からイスラム教徒タクシー運転手向けにハラル・イスラム・フードの需要を当て込んで、転業したとある。フライド・ライスの上に、羊肉細切り炒め(ニューハマヤに似る)かチキンがメイン、おまけにピタ・パンの切ったのと野菜がのる。白の酸っぱいドレッシングと赤いホット・ソースがかけ放題。“$7で安くて、旨くて、量があるから並ぶんだぜ!”と聞いた。

 ホテルでほっと一息。仕上げにBlooklin Beerがうまい。

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