一言でいうと、昔の活気のある時期の六本木のWAVEや青山書店に京都の恵文社( http://www.keibunsha-books.com/ )を入れたようなお店群だ。デフレ疲れで、西武の「おいしい生活」が再来したのかと思った。雑感を:<o:p></o:p>
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・団塊ターゲットの古い雑誌は面白い→昔の雑誌による考現学ともいえる。団塊ターゲットが明解<o:p></o:p>
・リッチな高齢者ターゲットで、こんなに世の中面白いものがあるという売り込み<o:p></o:p>
・コンピューターの本がない→オタク排除か<o:p></o:p>
・エロ系も少ない<o:p></o:p>
・書籍からの連鎖消費→文具、車(だから車関連が多かったのか→スポーツカーのショールーム)<o:p></o:p>
・京都の恵文社は学生街と一体化しているが、ここはお洒落な代官山<o:p></o:p>
・代官山(懐かしい一駅小町)のわざわざ立地→バブルの思い出が濃厚<o:p></o:p>
・量と種類が圧倒的<o:p></o:p>
・売場の分類のコンセプトが輻輳:同じ本(京都の料理本が京都にあったり、料理にあったり、趣味にあったり)→切口の分類や在庫管理が大変<o:p></o:p>
・やたら喫茶が多い→時間消費か<o:p></o:p>
・外側に開いた建物デザイン:ベン・トンプソンのケンブリッジ・デザインセンターを思い出す(http://www.greatbuildings.com/buildings/Design_Research_Headquart.html)、(http://en.wikipedia.org/wiki/Benjamin_C._Thompson ) →人の集まりや和んでいる姿を見せる<o:p></o:p>
・建物は簡素、内装は棚だらけ<o:p></o:p>
・古い本がやたら高い、でも手に取ると買いたくなるが、これ以上本は増やしたくない→ううう<o:p></o:p>
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全体に昔の思い出風景と本の選定ですが、売場の構成や切口が発展途上のように思います。<o:p></o:p>
規模と分類の独自さは、本とは出合えるでしょうが、本を探すことは難しい→棚毎に番地管理したスマートフォンで探すのでしょうか。<o:p></o:p>
規模と模様替えは固定客狙いとすれば、どれくらい掴めるか。自宅の書庫の容量に限りがあるのでは。<o:p></o:p>
趣味を追求するなら、古本なら古本屋巡りが楽しいが。本当に研究するなら国会図書館で探すのでは。<o:p></o:p>
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さてはて、感想だが、好きな本は整理されている大阪堂島のジュンク堂、珍しいか古い本なら国会図書館か京都の大学からの取寄せで今のところ間に合っている。蔦屋は本当に必要なのかなと訝っている。趣味に関するものなら、街に出ると自分なりの面白さが手に入るし。例えば、自転車屋、オーディオ屋での会話なんかは楽しいものだ。本にも、ネットにも無い情報があるし好きだな。<o:p></o:p>
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最近、サライなどの大人の雑誌で、「今から」できる「歌舞伎の楽しみ方」なんかが載っているが、蔦屋もどこか似た感じがするのはどうしてか<o:p></o:p>
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