都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大晦日の過ごし方

2016-12-31 11:20:18 | 京都

 前日はエアコンや照明、ついでにCDの棚など晴天でもあるので大掃除。色々と便利な化学薬品があり片付く。アルミの脚立が便利だが、あまり前にすると体が反り返り危ないというのもわかった。2m以上は高所作業だがそこまではいかない。ガラスも拭いて新年気分を演出。

 恒例により、田中鶏卵の行列に7時35分から並ぶ。気温が0℃と寒い、足の裏が特に。11番目で9時0分から売出し。行列は少な目で200人超とのこと。富小路錦下るの西側に並んで、順番が来たら数人ずつ錦のお店で買うが、通りかかった老夫婦の夫が「買おう!2本だ」と後ろに並ぶ。「順番ですよ」というが夫が「わかっとる!」とえらい剣幕、呆れて「番号札を持っていますか?」と丁寧に言うと、案内のお兄さんが気が付いて「番号札はあちらです」と諭し、夫婦はすごすごと諦めた。老人の思い込みと雰囲気で察しないのを年末の混雑のなかかでつくづく感じた。

出汁巻きを家に置いて、一休み。2日の義母宅でのすき焼きのため 11時に平野屋豆腐に焼豆腐を取りに行く。大晦日は予約しないと買えない。予約のふたばの餅は下の子供が取りに走る。

夕方に、愚妻が親戚に出汁巻きを届けに阪急に乗る。慌ただしいが喜ばれる。

 今年は、子供の就職、大学院入学などせわしない上、窓のペア・ガラスと内窓工事と忙しかった。その合間に、会社での春にあった人間関係のストレスには女性陣の助けに感謝しながら夫婦での近郊旅行や東京の谷根千探訪など旅行が癒しになった。しかも、学会活動や研究のまとめをしながら今後を考えはじめた。テロの関係で海外旅行は来年に。

 テニスはロブが上手くなって3次元攻撃が多彩になったが、自転車はポタリングとお絵かきが主体でクラブ・ランができなかった。

 音楽は京都のムラタホールに4回通うがいま一つ。その一方、Dynaudio Focus 340が馴れ込んで楽しむ。エージングに2年は今までどおり。ヴァイオリンの艶が出るようになった。

 大晦はお昼からゆっくり和む。夕方は近くの三条尾張屋の矢野さんのところでご挨拶と天ぷらそばが恒例。

久々に子供も入れて賑やかに過ごして、紅白歌合戦はうつらうつらで録画しておく。六角堂の除夜の鐘をぼんやり聞くのが例年。

 良いとお年を

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かしや(大阪 玉出):魚出汁そばは軽やか、チャーシュー丼はあっさり柔らか

2016-12-30 03:43:21 | 食べ歩き

玉出で降りるのは初めて。アーケード街を入ってすぐの横にある下町立地だが、開店前から並ぶ。調理に手間をかけている、乱雑に見える狭い店内、実は機能的な配置と動線だ。

 魚出汁そば(700円)とチャーシュー丼(320円)がお昼50円割引で970円。そばは、魚介のみの出汁とあるが、油が浮き風味がある。蓮沼のインディアン本店のそばを思い出したお味だ。なお、街並みも似ている。

麺は細く腰があり、なめらかでうまい。熱々なのも良い。斜切りの白葱と貝割れ大根がのる。チャーシューはロールで薄いがあぶってある。ちょっと胡椒で風味も変わる。卓上のニンニク油はレンゲで試したがあまりあわない。

 チャーシュー丼は脂が多い角切りチャーシューに斜切り白葱と香り油、醤油だれで甘口。チャーシューは柔らかく、脂分が抜けているため重くない。

 交互に食べて大満足。後味も良く、スープも飲み干したのは久しぶり、名店だ。

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かさかさお肌

2016-12-29 03:45:30 | 世情

 テニスの日焼けか、加齢か、湿度不足か。お風呂上りにクリームを脛や腕に。ハンド・クリームも連日活躍。

 お風呂で脂を落として、その後油を足すという手間。バッファロー・チキンは焼いて脂を落としてから、バター入りソースで仕上げるが似ていると思う。嫌な脂を落とすと、保護する油が必要となる。ボストンの冬の₋20℃ではクリームを顔に塗らないとひび割れになったのを思い出す。

 未だに日焼けで足首から先は真っ白の二色分け。足にも日焼け止めを塗らないといかんな。と思って空気清浄加湿器を発注

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天神旗(大阪 上新庄):大盛りストロング系のちゃんぽんに沈没

2016-12-28 04:42:16 | 食べ歩き

寒く、大盛りの野菜が欲しいため11時の口開けにちゃんぽん(750円)を。ニンニクと野菜大盛りにする。10分ほどで野菜を炒める音が終わり、野菜山盛り(キャベツ、もやしとお肉)がなみなみスープとともにやってきた。野菜は結構な量で、野菜炒めにしても大皿仕様。スープはこってりで豚骨臭が強いストロング仕様で塩っぱい。スープは野菜に合いわしわし食べる。

 その下に太い麺がたっぷり、うまみがあるが量が多すぎ残してしまう。野菜大盛りで麺少な目のバランスが好み。胡椒がよくあうお味で、変化にニンニク、紅生姜が面白い。

 あまりにも男気を感じる量とお味だ

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ハラタチ日記:ばあさんは最強

2016-12-27 03:44:25 | 世情

 一部に好評なハラタチ日記。今回はおばあさん特集。

 

 自転車で洛中を走ると、左側通行の表示が路面にある。しかし、ばあさんは守らない。前から来るので、右に行けと指差すが「うるさいわ」と捨て台詞で右側を維持する。人のいうことをきかんと事故のもとだと思うが。じいさんはおおむね素直に分かったと手を挙げる人まで。

 デパートのばあさんも要注意。大きな荷物がぶつかってくる。これは大きなバッグを横に抱え急いでいるOLはもっと危険。また、買い物カートを押しているばあさんが複数いると通路が通れない。高齢化でのデパートは、買い物カート渋滞が起こるかもしれない。

 また、友人とたむろするばあさんは、デパートの食品の前を占拠し、買うのかなと待っているがそのまま去ったりする。フェイントが得意だ。待っていたのでがっくりくる。

 さらに、スーパーマーケットでは入口に2台のカートばあさんが「久しぶり」と立話。入る人も、出る人も渋滞。係員が「ここは邪魔」と移動させるが、売り場でカート突合せて今度は立話。買物を済ませると、結局、店の前の駐輪場に追い出されたようだが、それでも話していた。恐るべし

 デパートのエスカレーターでは、ほかの人が右か左に(京都はどちらか決まっていない)に並んでいるのに、ばあさんは我が道を行き、反対に。唯我独尊を絵に描いたようだ。しかも、降りるとき、時間がかかるため、これはこれで合理性があるのかも知れない。

 これからの高齢化社会に向けて、シルバーのマナー教育と対応が肝要だ

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花くじら本店(大阪 福島):4人で盛り上がり1万円

2016-12-26 04:39:16 | 食べ歩き

 木枯らしに誘われ再訪。4人だと席を待つのに30分。ビニール・テントで床は道路と風情がある。4人横並びで2個ずつ注文。

 人気があったのは:

・UFO:ドーム型の練り物

・とろろ掛け春菊

・味がしみた糸蒟蒻とブリブリの蒟蒻

・こってり流れる中身のロール・キャベツ

・葱があふれる葱袋

・じゃがいも、ひろうす、厚揚げの精進トリオ

・こってりの筋肉

・こぼてんとひらてん

・意外に人気が煮含まれた大根

 お酒は瓶のキリン一番搾り2本と2合を3本。程よい酔いで1時間。お味は、甘みが強く若向きの味で後半飽きてきた。昔の道頓堀のたこ梅には大根が「癖が強い」としてなかった。同じ関東炊きでもここでは大人気だ。4人で1万円と驚異の安さ

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今年の紅葉はいまひとつだった

2016-12-25 03:44:16 | 京都

 夏の猛暑で紅葉は日焼けしていた。欅は色づくまえにかさかさに。よって秋の紅葉はどうもかさかさで桂離宮も修学院離宮も東山、嵯峨野もどこもいまひとつだった。

 夕陽を浴びた東山だけがいまだに「山装う」姿だ

 師走も後半、気忙しい

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ファンファン(大阪 新大阪):四川陳麻婆豆腐は塩っぱい

2016-12-24 03:36:59 | 食べ歩き

 久々に再訪、12時前なのに行列で活気がある。麻婆豆腐は甘いのと辛いのとあり、辛いのを頼む(1,000円)ご飯は入口近くのジャーで左が白米、右が玉子炒飯で食べ放題。搾菜が小皿に付くがスープはない。

 四川陳麻婆豆腐でも辛くはない。卓上の山椒と辣油で麻辣にする。ご飯が足りなくなりお代わり。段々、塩分を感じてくる。旨みもあるが、塩分で響かせている感じだ。塩っぱくて最後は食べるのを諦めた。塩分が卓上の山椒と辣油由来なのか、本来のものなのかは良くわからない。

 ここまで塩っぱい麻婆豆腐はひさびさだ

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「学力」の経済学 (中室牧子):真っ当な分析、教育だけでなく家庭環境や収入のパラメーターが大きい

2016-12-23 03:42:43 | マクロ経済

 教育経済学とは初めて知った。公共経済学のひとつだろう。分かりやすい書き方はコロンビア大学のPh.D.らしい。またPublish or Perish というスタンスもアメリカ型で、書かない(書けない、または書く暇もない)日本の教授たちとは違う。知見は:

・原因と結果をはっきりさせる

・教育生産関数でアウトプット(成績)、インプット(学習過程で成し遂げたこと)、インプット重視が学力を上げる

・「勉強の仕方」を勉強するのが重要

・ほめ育てはナルシストを育てる、しかし自尊心を持つのは大切→自尊心と思いやる心のバランス

・能力より努力を褒める

・学力の高い友達の中にいると、自分の学力にもプラス

・教育投資は7~10%の利回り→大学への投資は15%の利回りという研究もある

・非認知スキル(忍耐力、社会性、やる気、自制心など)が学力にあわせ重要、人生の成功につながり、教育やトレーニングで伸ばせる

・自制心とやり抜く力が大事

・日本の政府教育支出は15年で20%減少、先進国の70%の水準

・学校別の成績比較は意味がない、生徒の属性(収入、塾、家庭の資源を盛り込む)

・平等主義の行き過ぎは、生徒の格差が拡大:ゆとり教育、親の学歴や所得での教育格差を拡大

・手をつないでゴールは他人を思いやる心に欠ける大人を作る、格差がないとういう前提が非現実的

・ゆとり教育は世代間の教育格差を生んだ

・いい先生と出会うと人生が変わる、いい先生とは学力を向上させる技能がある、この技能に応じて給与配分ができると良いが難しい

・試験前に「祖母が亡くなり出席できない」のは成績が悪い生徒に多く、慶応でも「異常なまで高い」と説明すると以降現れない

・東大に息子全員合格させた老婆の体験記を読むのは、病気にかかって長生きの老人に長寿の秘訣を聞くようなものだ(西内啓)

 分かりやすく痛快、お薦め

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いなか(兵庫 西宮北口):いろいろな料理が楽しめる、肉系3種がうまい

2016-12-22 03:35:52 | 食べ歩き

 Sさんと恒例のおでん会、いなかは二回目。5時半の開店とともに入る。肉系3種は、牛肉たたき、土手焼き、おでんのスジ肉がうまい。ビールのキリン・ラガーとサッポロ赤星で乾杯を。土佐鶴や吟醸のぬる燗をどんどん飲む。鯨ベーコンの脂がうまい、京都の神馬で驚嘆したのの次くらいだ。つまの茗荷と生姜が良いが、辛子も良い。

 おでんは、春菊、蕗、若芽の精進トリオがおいしい。厚揚げ、木耳天、ひろうすもお好みトリオ。粒貝やシューマイも人気。

 具を入れては出す、出汁もつぎ足す関東煮スタイルは活気がある。お客も鍋持参の持ち帰り、若いカップル、地元の老夫婦など多様。

 飲みすぎたのか、一人5千円。

 この近くの両度町に留学前の新婚で1か月住んだことがある。震災で今や高層住宅。大型街区でデッキの歩行者空間。街路が広く、MIT近くのKendall SQに似ている。全く街路に賑いがない、課題のある開発で好きではない。

 この店のような街場の店屋の味は貴重だ

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都市環境デザインセミナー「アートと街の関係」(木ノ下智恵子):エネルギッシュ

2016-12-21 03:41:39 | 都市計画

 淀屋橋に移転してもらったアルパックが会場。JUDIの忘年会がこの後。

 大阪ガスと神戸市の関係で新開地のアート・プロジェクトへの取組は

①地域の文脈を本に(1年目)

②女と子供の場所がないため楽座というスペースを用(2年目)

③参加型のイベントを展開

 と歴史やコンテクスト、名物、地域性などを生かすのは都市計画と同じ

 さらに、文化とスポーツが両輪として機能するというが、都市計画ならアメニティの側面もある。つまりは都市社会(会社勤務)という「文明」の補完の要素もあると思う。

 なお、映画でハンナ・アーレントが面白いそう。

 現在は大阪大学で准教授。エネルギッシュで要点把握がすごいと思った。また、好きなアート作家はいないが適正な作家は選べるとのキュレーターの立場。アーティストは視野が狭いと嘆く。「漂白されたアート」は問題とは、同感だ。

 名村造船所跡地の活用( http://www.namura.cc/ )も楽しめた

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森元(大阪 西天満):久々のカレーは相変わらず辛く大盛り

2016-12-20 04:35:00 | 食べ歩き

 カレー好きの友人が最近ご無沙汰のため、久々に一人で。鹿のカレーが1,000円だが、好みでないため止める。いつものカレー(800円)はチキンのビーフの合いがけでピクルス(100円 玉葱とキャベツ)にする。チキンをほぐし、ビーフとあわせると複合した味。ビーフはねっとり、スパイシーでホットで大汗と大水を飲む。気分がすっきり。

 マダムから昨日はビーフカレーの玉葱を濾して、小麦粉炒めも入った欧風カレーだったそう。インスタグラムに載せているとの情報。

 今度は見てから行こう

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京都迎賓館を雨の中、参観

2016-12-19 03:40:36 | 京都

 雨の中、15:15(内閣府 1,500円)で30分前に集合で、慌てて自宅から20分傘をさして歩く。御所の中の砂利に難儀する。

 

 グループは24人で、男性は5人のみ、他はすべておばさんかおばあさん。西門の外に並んで事前説明(スロープを下るとか、スリッパに履き替えるとか説明が長い)。入場し、シルバーが難儀する自動車ランプを下り地下に。一般公開に苦慮している導線を駐車場利用で対応。セキュリティ・チェックがあり、予約確認で入場券を買う。そしてロッカーに荷物を入れて、仮設トイレや待ちブースで時間をつぶす。案内は藤田さんで声が通るがマイク利用で、資料読み上げの案内。次に、1階に別の自動車ランプで上がり、靴をロッカーに、スリッパをはく。

 建物は、緑に囲まれて回廊型。( https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92602-0881+%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%B8%8A%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BE%A1%E8%8B%91/@35.0252644,135.7649995,231m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x600108648d3f8d45:0x708575c37b194b7a!8m2!3d35.0182358!4d135.760166 )真ん中に池がある。北が宿泊エリアで、南がスタッフ・エリア。サービス導線は南門からだろう。

 近代数寄屋で、桂離宮に、蹴上の佳水園(村野藤吾)を加味して、すっきりさせたような様式。屋根は無栗があり、土庇は深い。外人対応で建具は5尺7寸(173cm)でなく、2mとのこと。内側の回廊は斜めの天井、すっきりだがディティールの面白みがない。村野藤吾と支えた大工の力量ではない。

 床は養生してあり、いまひとつと感じた。京都の伝統工芸をまとめましたという内容。錺金物、截金や建具(吊り戸なども)お金がかかっているが、わびさびではなくゴージャスで分かりやすい。空調が表に出ていないがスリットからと床暖房だろうか。仕舞は見事。五七桐紋が日本政府の紋章。

 夕映の間の「愛宕夕照」の織物は愛宕山と鳥居形、桂川と夕陽で気に入った。嵐山手前の右岸からの風景をアレンジしている。( http://www8.cao.go.jp/geihinkan/kyoto/kgphoto.html )

 池は「稲」を象徴する根引草が面白い。斜めにかかる廊橋もあっさり。欄干に栗なら六角名栗にして欲しかった。どうも設計者の引き出しが少ない。

 屋根は力が入っており、ステンレスにニッケルで緑青風。池の鯉に緑青が入らないようにというが本当かな。テロ対策かもしれない。桂離宮と同じくむくりがあり、金属製のため、樋もなくエッジが鋭い。雨で気が付いたが樋がなく、屋根先から下に流しっぱなしで受けも池以外はあまりない。内庭を望む大きなガラスは1枚が大きくとても良いが高そう。土間は修学院離宮の隣雲亭の一二三石をもじったような意匠。

 自動車ランプは1/6の勾配だが、両端は緩くしてあり、リムジンなどが底打ちしない配慮がある。両側の手すりは参観用に後付けと思う。

 内閣府のスタッフは20人以上配置されていた。公開も大変だなとお礼にありがとうございますと繰り返す。

 雨の中歩くのは大変だったが、風情があった。桂離宮も雨が良い。

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ラーメン人生Jet600(大阪 玉造):霧島ポークのチャーシューはしゃぶしゃぶ風でうまい

2016-12-18 04:02:32 | 食べ歩き

 久々に玉造に。お気に入りの醤油ラーメン大盛り(700+100円)と霧島ポークのチャーシュー4枚(350円)で1,150円に。

 口開けで、麺は滑らかで柔らか目。スープは醤油が濃い目だが、あっさり飲み干しそうになるくらい軽やかで小口切りの葱がおいしい。

 霧島ポークのチャーシューは薄切りで脂が多く、しゃぶしゃぶの様。法蓮草と相性が良い。

 メンマは細めでうまい。

 わざわざ玉造まで来る価値のあるお味

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デフレは派遣が増えたから

2016-12-17 04:05:37 | マクロ経済

 デフレはマネタリズム(金利とお金の流通量)と言われ、どう考えても無謀な「マイナス金利」まで登場したが失敗となった。

 アベノミクスでも、通貨供給量を日銀が国債を買いに回る(価格が高くなり、利率は低くなる)ことで拡大し、金利は低下した。よって通貨は下落した(高い金利の通貨を選ぶから)、これにより日本で円ベースの利益は上がり、にわか景気となった。しかし、これもつかの間、低金利でお金の価値が下がりモノが上がるという消費者の「期待インフレ」を期待したが、つられなかった。低金利でインフレが起こるのは活性化にガソリンを注ぐ事態か、コスト・プッシュ・インフレ(ドイツの事例など)のどちらかだ。クルーグマンも浜田教授も全く間違っていた。

 AD-AS分析で考えると分かりやすい。( https://ja.wikipedia.org/wiki/AD-AS%E5%88%86%E6%9E%90 )AS(生産性)は安い派遣社員により、生産性が上がり右にシフトし、Y(GDP)上昇とP(物価)低下があった。

 この後、IS-LMで決まるAD(総需要)は賃金が下がり(給与と消費も減る)、当然Yが下る均衡にシフトせざるを得ないため、AD(総需要)が左シフトし、Yの増分は帳消し、さらにPが下るモデルと考えられる。

 要は、生産効率を上げる派遣は、総需要も減少させ、経済の停滞(Y)とデフレ(P)を招いたとのは当たり前の論理だ。これを解決するのは「賃上げ」しかない。アベノミクスがこれに熱心なのは実はきがついているからだが、竹中経済大臣主導の「派遣」を悪くも言えないからだ。

 実証として、景気拡大のための賃上げはFordism( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%A0 )皆豊かになってもっと車が売れる社会の創造が有名だ。

 今回のマイナス金利は、「貸しているのに、お金を取られる」という、経済の原則にも反している。金利の定義の一つに、「使えないという不自由の対価」がある( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%AD%90 )

 日銀が、どう出口戦略をとるのか。次のマーケット・クラッシュを待つのも手かもしれない

 

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