都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

西陣探検:チャンポン

2009-10-31 14:36:08 | 食べ歩き

 何故か不調で、近場を巡り、チャンポンが食べたくなったので、せんぼんぐらばー館に行こうとしたがなかなか開店しない。周辺をぶらぶらして江戸川(鰻)やアルファロメオ ジュリア 1750GTV(横一線のフロントグリル)を久々に見かけたりしたが、土曜日は夕方のみの営業と看板が出る。あらら。気をとりなおして南に行った(下った)西陣飯店へ。チャンポンは四角く太い麺で軽いスープ(650円)。餃子は5個で野菜が美味しい(300円)。近所の方が多いお店です。歴史あるご近所中華というお味。近くにある、何でもどうぞという感じのMARIYAの定食も魅力的。<o:p></o:p>

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ミシュランに思う:美味しいものは若いうちに経験を

2009-10-30 20:53:01 | 食べ歩き

 「ミシュラン大阪京都を見ると三ツ星は行き着けの店ばかりだ」と言いたいものだ。<o:p></o:p>

若いうちに美味しいものを食べておくのは経験と舌の鍛錬にとても良いと思う。そのうちあれを食べるなと医者に言われたり、お仕事で食べるようになってもどうだろうか。<o:p></o:p>

今回、ミシュランが出たので、敷居が高い京都のお店も入り易くなると思われる。(掲載されたというのは一般に広く来て貰いたいということだろうから)<o:p></o:p>

これを機会に、若いうちに、身銭で素敵な方と「自腹」で食べるのが良い。想い出は永く残る。今なら節約すれば、そのお金で楽しめるお店も多い。但し、若輩で相応のお店に行くなら、マナーズは事前にしっかり学ぼう。堂々と予約をとろう。ドレスもしっかりと。見られるのは靴なので磨こう。そして楽しくエスコートを。気楽ではないが楽しいはずだ。そうすると肩にとまった味の妖精がお味を良く教えてくれる。まずは割烹からが良いだろう。<o:p></o:p>

  驚くべき味、絵、音楽など、とっつきは「なんじゃいな」というものだが、馴染みながら世界を学んでいく。<o:p></o:p>

お店で本当に味わっている方は静かだ。音楽に身をまかせているのに似ている。決して、薀蓄を披露したり、常連だとひけちらかしたり、高歌放吟の恥を晒したりしない。緊張している場合はお酒は控えめに、翌日の朝が怖い。(きゃっと叫んでろくろ首:吉行淳之介 となります)<o:p></o:p>

ミシュランをお題目にすると、一つ星から順番にお味の出会いと社会勉強ができる。<o:p></o:p>

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リーマンショックから1年:未曾有の不況は、金融でなくものづくりは

2009-10-29 20:32:45 | マクロ経済

 昨年のサブ・プライム・ローンや派生商品の破綻が、リーマン・ショックとして現れた。派生商品(デリヴァティブ)を扱ってリターンを稼ぐヘッジファンドとは短期で上手く波を読む小さな集団だったが、それが大きくなり、更に同じ投資パターンになり、そして破綻したというだけであった。ヘッジファンドの性格が明らかになった。そんなに大儲けできるファンドは一部で一時しか存在できない。(金融工学を用いたらリターンが増大するなら、全体として金利が上がることになるがそんなことはありえない)<o:p></o:p>

 むしろ金融工学というモデルは、高額のサラリーで破綻した場合もあわよくば政府金融資金が得られると世間に証明した。これは、投資でもなく、投機でもなく、賭け事のようで「ポンツィ金融(ねずみ講のようなもの)」とはけだし明言だ。<o:p></o:p>

 今回の金融パニックは軽々しい政治的発言とパニックをあおる情報主導が過ぎた。もともと情報から出た金融バブルだからこの結果もむべなるかなだ。新聞にはこっそり載っているが今では貿易収支も黒字回復で円も高い。株価も回復している。経済学者がこの騒ぎの結果を何も分析しないのはどうしてだろう。<o:p></o:p>

 しかし、経済のパラダイム変化は確かにある。トヨタは最高益から赤字に転落したように、売れすぎた状況が転換期となり社会のニーズ、生活が変わったのが明らかになった。これと、リーマンショックが重なり、不良債権の積みあがりおよび自動車と関連製造業のから始まった製造業の収縮と消費心理の低迷となった。<o:p></o:p>

 そこで、急に自動車業界は、環境対応でハイブリッドだ、LEDだという変わり身の早さが求められている。王道は、軽くて丈夫な車に小さく精密なエンジンだが、分かりやすい革新がないと売上が上がらないこと、軽量化は素材の原価が高くなることからそのような新車は今のところない。<o:p></o:p>

変わり身だけ、波に乗るだけが良いのだろうか。1990年代から、産業の基幹であるものづくりは変化しただろうか。例えば、車のエンジンは精度が上がり、軽量化し、摩擦が減り、最適なバルブタイミングになったろうか。ハイブリッド技術はハイテクである。それはローテクなエンジンの組上げがあってこその前提だ。表面の技術に浮かれるのはよいが、スペックにでない「機械」の基本をよく磨き上げる、その人材を確保するのも大切だろう。ものづくりの基礎体力をつけないと中期的に競争力を失う。目前の利益とリストラにはしる無責任経営が蔓延る。日本の強みは、「抜群の品質」だろう。(比較技術でみる産業列国事情 森田正規 参照) つまりは、時代の波に乗る商品企画と製造技術の両輪がなければ製品として競争力と満足度を失う。<o:p></o:p>

20年以上使っている自転車のベアリング(堺のシマノ)はグリスアップすれば未だに滑らかに回る。ものづくりの基本を考えつつハブの締め合せを楽しむ。<o:p></o:p>

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日本語が亡びるとき 英語の世紀のなかで 水村美苗 :文化は文学だけか

2009-10-28 19:31:51 | 芸術

8回小林秀雄賞とある。(こんな賞があるとは知らなかった) 始めは軽い日本語文化論かと思ったが読ませる面白い「着眼点」だ。但し、文章は冗長であり、論文形式にすれば大幅に縮小される内容で、諧謔のようなところもあり、文体のゆらぎがある。読み手を選ぶだろう。筆者はアメリカに渡り、馴染めず、日本文学を読み込み、フランス文学を学んでいる。<o:p></o:p>

着眼点として〈普遍語 universal language〉、〈現地語 local language〉、〈国語 national language〉(括弧表現はママ)を定義している。<o:p></o:p>

次に、図書館である〈普遍語〉から学び、そこに収まる文化吸収のために、翻訳が〈現地語〉を〈書き言葉〉に変身し〈普遍語〉に訳され、〈国語〉になるとあるが、論理に無理はないか。翻訳がなくても異文化の出会いで、反作用として国の共通言語が発生する可能性はある。論拠の証明がないのが欠点である。<o:p></o:p>

さらに、〈普遍語〉(英語)優先で、〈国語〉を読まなくなると「文学の終わり」となるというのは、ゼロサム論理の行き過ぎではないか。また、英語は一部の方が話せれば良く、国語の時間を増やすべきだというのも論拠が不足している。自分の海外生活の経験から、日本語が上手くないのに、英語が上手いわけはない。(もし英語の方が上手ければ第一言語は英語のはずだ)更に、いくら英語が流暢でも、日本文化が語れないと、面白い人物との評価もない。文化の根をしっかりさせるための国語理解であれば理解できる。また英語交じり日本語がおかしいとの指摘があるが、漢字があるのとおなじだろう。目くじら立てることはない。<o:p></o:p>

筆者は国語に重きをおいているが、日本文化は国語だけではない。他の、建築、音楽、芸能など幅広い。限定が過ぎる感がある。また、芸術とは音楽、絵画は言語を超越するはずだが、実は様式という「枠」がある。つまりは普遍的な芸術も実は「普遍」ではないということだ。<o:p></o:p>

逆に言えば、芸術は枠を破壊していく歴史だともいえる。ということは芸術の歴史が鑑賞にあたり必要になる。例えば、古典音楽(Classical Music)というのは音楽の様式であって、近代の作曲でも「古典」だ。(小林の指摘したヴィルヘルム・ヴォリンゲル 「抽象と感情移入」の議論に近いかもしれない) <o:p></o:p>

若いとき、絵を見て何が感動の源泉か分からなかった。ただただ好きな絵があっただけだ。歳をとると良さが分かるというのは様式への馴染みで奥は深いが、新しいものが見えないというトレード・オフがある。<o:p></o:p>

この本から何を楽しむかということまで考えが広がった。アクが強いが触媒機能のある著作で奨められます。<o:p></o:p>

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比較技術でみる産業列国事情 森田正規 :ためになります

2009-10-27 23:04:27 | マクロ経済

 知識の源泉となる著作だ。「比較技術学」を提唱する碩学が、放送大学のために分かり易く書いてある。データが省略されているのは残念だ。国の産業を技術と資質、比較優位でまとめてある。切口は、「比較技術の要因構造」(P40)に示されている「定常要因(国民性、自然地理的条件)」、「蓄積要因(経済・工業・技術の伝統・基盤)」、「時代要因(社会体制と政策、時代と環境)」に区分されていて分かりやすい。補完すると、「企業組織・労働者・規範」という生産現場の言及が素晴らしい分析だ。1章に結論はまとまっている。<o:p></o:p>

 指摘には、教育制度と機会の提供が重要なこと、R&D(研究と応用)の両輪が必要なこと、基幹産業の裾野の広がりと製造の大切さ(楽して儲けたGMの破綻)がある。さらに、「カネの余剰の悪さを防ぐ」とあり、「これからもモノつくりの時代」として、情報の飽和と工業への回帰を提唱している。日本モノつくりの特質は「文明受容と変容」、「丹精」、「一般向け良いモノ」とあり、これからは「高度化」と「多種多様」とあり(月並みだが)、エコ対応のエネルギー技術など挙げている。<o:p></o:p>

 いくら、デジタルでもオーディオは理論上ありえないCDプレイヤーのクロック交換で音が変わるし、車はエンジンの組み立て精度で燃費も反応も変わる。測定できない要素、多種多様な改良で別物に変わるのがモノの面白さだ。科学者、技術者、職人、製造組織管理は未だに必要だとの思いを新たにした。大体、情報の入手、分析、管理、コントロールシステムだけでモノが良くなるというのは幻想だ。油まみれ(現場)が基本だろう。<o:p></o:p>

本書で驚いたことは、インドが人口世界一になる、中国は歴史を背負いまとまらない(科挙・お上意識)外貨(ドル)保有高の上昇、韓国の5大企業がある。<o:p></o:p>

 お奨めできる「比較技術学」の入門書です。

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カキフライ探検隊 frou-frou フルフル (千本今出川)

2009-10-26 20:26:44 | 食べ歩き

 情報があり、来訪する。木の明るい内装で女性に人気とのこと。カキフライ(1,150円)は8個でやや大ぶり。ソースはタルタルソースの他に、おろしポン酢、味噌ダレもある。タルタルソースは別皿で丁寧。カキフライを一口いくと、衣がすっぽり抜けてしまう。あらら。牡蠣の温度も低い。衣は薄い揚げ色で細かいパン粉が厚め。恐らく、小麦粉が薄かったか、二度付けをした上に、低温の油で揚げたのだろうか。揚げきりは良いのでオーブンを仕上げに使っているのかもしれない。残念。<o:p></o:p>

ゴボウのマヨネーズあえが付く。ご飯は普通で量は多い。箸の先ほどのお香々が付く。味噌汁は、薄く、出汁も弱い。上品なまとまり。七条西大路の豪快で店屋の味が炸裂する ぱ*らんてのカキフライを思うと、上京と下京の違いを感じる。<o:p></o:p>

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京都国際マンガミュージアム

2009-10-25 18:24:55 | 京都

 御池フェスタがあり、無料なので行ってみる。(通常は500円)コスプレのスタッフがいて秋葉原のようで面白い。メイド喫茶もあればより一層面白いのだが。手塚治の火の鳥のモニュメントもあり、宇治の鳳凰堂もこんなのだったのかと想う。この施設は京都精華大学と京都市のPPPPublic Private Partnership公民共同)プロジェクトとある。施設内容はマンガが読める有料図書館のようだ。(マンガの壁:総延長140mとある)確かに現物を置くのは良いが、中古漫画の売場を思い浮かべた。なお、建物の制約もあってか、凝ったマンガが少ない。地下に収納庫(閉架式か閲覧できない)があるが、できれば国会図書館のように電子ファイル(国会図書館には漫画も所蔵しているが著作権の課題があると聞く)し、館内で見られるようにすれば良い。<o:p></o:p>

 検索システムは画面タッチのアイウエオで検索能力が低い。QWERTYのキーボードと検索条件くらいは欲しい。(曖昧検索か画像イメージ(四畳半と入れたら 男おいどん、ビンボー生活 等、「おもいこんだら」と入れたら巨人の星がでるとか)の検索とデータベース整備が欲しい。<o:p></o:p>

 一階の企画展の昔のマンガコーナーは驚いた。「汽車旅行」の復刻版で大城のぼるは驚いた。1941年にこれほどデッサンのできた、物語の書ける作家がいたとは。タンクタンクローやノラクロなど当時の本は触れるだけでも楽しめる。(殆ど手に取る方はいなかったが)さらに企画展の「四コマ漫画」は楽しめた。惜しむらくは他に誰もいなかった。<o:p></o:p>

 さらに機能と集積を願いたい。思いのほか原画や作家資料が少ない。もともと龍池小学校であったので制約もあろう。なお、建物は昔の木造の床、階段室の手すり(人砥仕上)など歴史と趣きがある。昔の校庭もあり将来的には拡張も可能(地下利用も含めて)だろうから、廃止になった「メディアセンター」の機能を東京でなく京都で拡充して欲しい。明治大学も秋葉原近くの立地を生かしフィギュアも絡めてミュージアムを検討しているという。京都ではミステリーや京都舞台のファンタジーも多い。「もちぐま」と「モルホー」でもっと盛り上げよう。<o:p></o:p>

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草喰なかひがしのお昼

2009-10-24 16:16:31 | 食べ歩き

銀閣寺の西、大銀の先にある。落ち着きのあるカウンターの店内でおくどさんがご飯用に2穴、焼き物に設えてある。カウンターは漆で落ち着いている。カハラを思いだす。御主人と女将さんを含め、板前 4人、仲居さん2人で席は13しかない。和みます。<o:p></o:p>

赤貧洗うが如くなのに、大文字の山から転がるつもりで5,250円のお昼。1230雨の中入店し、お味を楽しんで、和んで気がつくと1400。もてなしが快適で大したものだ。<o:p></o:p>

お茶は緑茶がはじめに。それから焙じ番茶をずいぶん頂いた。(味わう時はお酒を珍しく飲まないが、ぬる燗1本あったほうが刺身に良かったかな) <o:p></o:p>

お客様は真面目な食べ手が多い。予約なので、ご主人が名前で呼びかけそれぞれ「どこから?」と聞くのは面白い。観光客と御馴染みが半々。<o:p></o:p>

ご飯は評判どおり美味しい。水と米が良いのだろう 炊きたて(アルデンテとのこと)、白ご飯、おこげ(フランス:パリパリ) おこげの付け合せのイギリス塩と山椒米油が面白い。万願寺唐辛子の佃煮は普通だが、御新香 (塩昆布、沢庵、小蕪、柴漬、青菜)は秀逸でご飯を美味しくさせる酸味と塩が効いている。もっとご飯を(5杯位は)食べればよかった。目刺は硬いウルメが好きなのであまり感心しなかった。<o:p></o:p>

感心したのは八寸で秋の収穫祭というのだが目に綺麗で揚げ栗が楽しい。笹包み子持ち鮎の幽庵焼も大したお味だ。鯉のお刺身も生姜のソルベがついており、面白い。全体に出汁は昆布主体のようで、お醤油より塩を使っている。青菜の炊いたんは自宅で羅臼、鰹節、平野屋のお揚げのほうが厚みがあり美味しい。あくまでここは、素材の味を引き出す出汁で旨味ではない。爽やかな風と香りのようなお料理だ。水彩画のようなお味で、素材のお味に対面できて、調理にも新しい提案がある。<o:p></o:p>

もう一度、できれば冬に行ってみよう。四季を味合わないとなんとも判断がつかないのと、楽しさが味わえないと思うからだ。それと、あのご飯を、10杯は食べたい。(さもしい根性です)あの御新香ならそれぞれに楽しめる。出来ればお茶漬けも出来ないかな。上に、おこげを載せて、塩を振ると美味しそう。<o:p></o:p>

もうすぐ東山の紅葉。

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カキフライ探検隊 ぶどう亭(梅田)とカキフライ区分の試み

2009-10-23 16:19:54 | 食べ歩き

 カキバーグ(940円)を、牡蠣は3個とハンバーグ。ご飯と若布玉子スープはお替りできます。牡蠣は段取りの都合か、フライヤーの温度かで何故か二度揚げしていました。そのためか衣はくっきり、牡蠣は味わいがいまひとつ。濃いタルタルソース、醤油(お願いしてます)、辛子(テーブルにある)で食べると洋食の味が満喫できます。<o:p></o:p>

 ハンバーグは肉がみっしりしたお味。ドゥミグラス・ソースも優しく、ウスターソースを合いの手にご飯が進む進む。付け合せのマカロニも良いが、サラダのドレッシングが酸っぱく尖った味わい。次からは抜いてもらおう。重亭のハンバーグのようにドレッシング無しの野菜がほのぼのと相性が良いと思う。<o:p></o:p>

 ここは、洋食(ドゥミグラス・ソースがある店)ととんかつ屋(揚げ物主体の店)の間に位置づけられるカキフライだ。その他には、ビストロ(上品系の店)、食堂・居酒屋(日常系の店)などに分けられるか考えている。カキフライの奥は深い。<o:p></o:p>

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カキフライ探検隊 タルタル・ソースが最適か

2009-10-22 19:23:06 | 食べ歩き

 秋なのでカキフライを特集します。例によって、大阪北浜の誇るグリル・ロータリーでカキフライを食べていると皿に油が落ちていた。ここは豪快にフライを揚げるトンカツ屋風である。衣がかりかりして、脂の旨味もある。京都の葵のカキフライは洋食屋風で薄い衣で牡蠣を包み軽やかだ。この中間が煉瓦亭の牡蠣フライで衣とかろみのバランスが良い。<o:p></o:p>

 カキフライにはタルタルソースが付き物だが、本当にこれが良いのだろうか。レモンだけ、塩、醤油、ウスターソース、マヨネーズ、辛子、タバスコを試したことがあるが、トンカツ屋風の場合はレモン、醤油、マヨネーズ、辛子が美味しいと思っている。洋食屋風ではレモンと醤油のみが良い。タルタルソースは薄いものが多く、ピクルスや玉ねぎ、玉子などは余計に感じる。美味しいと思うのは具材を細かくしてあるグリル小宝くらいだ。<o:p></o:p>

 カキフライは衣で蒸し焼きにしているので牡蠣自体に味はない。断面にもタルタルで味をしみこませようという考えかもしれないが。衣に味をつける欠点は衣がふやけるところにある。その意味では、タルタルソースを上からかけまわしてあるのはフライが冷えることもあり感心しない。<o:p></o:p>

 カキフライには醤油・マヨネーズ・辛子を試してみて頂きたい。銀座のとんきにはこれがある。岡崎の小宝は辛子がつきます。また、おろしポン酢で食べても美味しい。ごはん、カキフライ、キャベツを美味しくするソースや調味料はなんだろうか。<o:p></o:p>

また、牡蠣は中華にあるように炒めて味がついているのも美味しいものです。炒め系も探してみます。<o:p></o:p>

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一嬉 鯖定食 

2009-10-21 19:43:35 | 食べ歩き

 秋なので鯖を。鯖定食は丁寧な小鉢も2つ付いて750円。今日は辛目でコクがいまひとつ、甘めの上賀茂 今井食堂と京都の双璧です。烏丸の西で御池の北には良いお店が多い。洋食のクルートも近く。グリル・デミもある。ほっこり和むお母さんがお昼の担当で夜はバーになるお店です。<o:p></o:p>

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ホンダのCR-Z

2009-10-20 20:29:28 | 趣味

ホンダの初代CR-Xはホイルベース 2,200mmで当時の軽より短く、路面荒れや波板のピッチングに弱かった。デザイン アルファ・ロメオ ジュリアZ サガート ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2Z ) にリアクオーター Cピラーあたりの造型に通じるものがあり、小粋なたたずまいであった。<o:p></o:p>

今回、CR-Z( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBCR-Z )が出るという。喜ばしいが、トーダコロンカ(切り取ったようなリア)でのリアハッチの開口が高く使いにくそうだ。 デザインはどこかに似たのがと思ったら初期のミニ・マーコス(ミニの改造版からの派生車 http://www.marcos-jp.com/What's_Mini_Marcos.htm )だった。ちょっと奇怪なところなど似ている。フロントの大きな開口はシェルビー・コブラを思いだす。(なんだか回顧になっていますね)<o:p></o:p>

トヨタからもハチロクの新型が出るらしい。近年の車は安全対策(クラッシャブル・ゾーンと補強)で大型化し重くなったが、最近はエコでは軽量・小型に価値観が変わった。小さく、馬力はなくても楽しい車が欲しい。300km/hでる車よりも、800KgCR-X 1.5iと同じ)の軽い車が欲しい。できれば自転車2台が入ると楽しめる。<o:p></o:p>

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WTCの政策:投資効果が疑問、構想には根拠の説明責任がある

2009-10-19 20:05:44 | 都市経営

大阪市のWTC周辺構想 「グリーン・テクノロジー・アイランド(環境技術島)」らしい。「環境先進都市として環境と新エネルギー産業の集積」とあり、約60ha2,700億円の投資と3,200人の雇用創出の数値目標にしていると報道にある。<o:p></o:p>

大阪都心で優先的に投資するなら梅田北ヤードもある。しかも今回のの構想では45億円/ha (建物 50万円/坪とすれば 容積率300%程度)の投資の割には、54/ha の雇用とはどういう用途(工場、研究所、オフィス、住宅 等)と就業形態の想定なのだろう。雇用効果が低すぎる。また、給与を1,000万円/人としても320億円の給与増加だ。2,700億円の投資の波及効果として11%は低い。(GDPの波及効果はもっと大きくなる可能性はあるが)地方税の収入増加効果は更に低いはずだ。<o:p></o:p>

さらに、国の税制優遇措置とあり、投資の場合は「国」だのみではおかしい。コンベンション機能の強化についても、インテックスの一部閉鎖と整合性がない。中ノ島のコンベンション構想との関係はどうなのか。<o:p></o:p>

更に橋下知事の構想ではJR桜島線の延伸(1,000億円:梅田がアクセスの拠点だから)、カジノ構想(かつて臨海副都心などでも船の利用など構想があった、臨海部のお約束のような構想だ)があるが、投資根拠、実現可能性の裏打ちが提示されていないプランだ。<o:p></o:p>

関西経済連合会も「得になれば立地がある」という反応だ。<o:p></o:p>

WTCありきの議論ではないか。プロジェクト優先で都市としての大阪をどうするのかが見えない。大阪の都市構造と現状解明のため久々に「大阪のオフィスセンター(2)」(もともとの論文  http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/oosaka%20ofice%20centers.pdf )でも書こうかと思っています。<o:p></o:p>

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ちいさい秋:曼殊院あたりとキッチンなかお

2009-10-18 08:02:28 | 食べ歩き

 あまりに天気が良いので、パスハンターで曼殊院まで。東山の緑にかすかに紅が入る。<o:p></o:p>

キッチンなかおの口開けで本日のランチのハンバーグをためしてみる(1,000円)。スープはコーン、ハンバーグは普通で一寸。。ソースはウスターベースで天辺にトマトケチャップが載る。ガルニに胡瓜の斜め切りを建てたのに丸いオニオンが入っていて面白い。ご飯は柔らかめでお茶碗で、お漬物は沢庵と蕪の茎(醤油がかかっている)。自宅のハンバーグと似ていて店屋のときめきがいまひとつ。コーヒーは入れたて。<o:p></o:p>

 曼殊院は紅葉の準備という時期。それでも緑が柔らかい秋の日差しに綺麗だ。修学院歴史風土保存地区を稲刈りと東山の風景をゆったり楽しむ。穂野出の雲母漬をと思ったが、酸っぱいひねた酸茎菜が食べたくなり見合わせる。<o:p></o:p>

 柿を探しましたが良い風景がありませんでした。洛西、東山と探して、次は洛北だろうか。<o:p></o:p>

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カキフライ探訪:グリル葵

2009-10-17 16:25:43 | 食べ歩き

 カキフライの京都は、室町松原の葵からにした。ランチで1,200円。(去年より200円値上がりだが、カキフライは2個増量)<o:p></o:p>

口開けのお客、メリットは並ばなくて良い、油が新しい、煙草の煙が少ないというのがある。(テニスでお腹がすいているのもあるし)<o:p></o:p>

お味は、素晴らしい。注文を受け、衣をつけ、揚げ鍋の油の温度を確かめ、一気にいれてほんの1分。小ぶりで味の濃い牡蠣が8個。カラリと薄く軽やかな薄い色衣が上品です。惜しいのはキャベツの水切りが悪い(衣がふやける)ご飯は相変わらず美味しく光る粒立ちの良いもの。出汁の効いたお味噌汁。食後のデミタス・コーヒーも美味しい。秋の空が高い。

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