都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

京都 北山クラシック倶楽部でモーツアルト・フルート・カルテットを堪能

2016-05-31 04:17:29 | 趣味

 5回のチケットを割引付きで2万円強で買う。磯崎の建築が嫌いで敬遠していたが、今回の演目が良く久々に訪問。北山駅から近いのが良い。ぐるぐるスロープを上がって、ホワイエで白ワイン(600円)を優雅に楽しむ。

 

 アンサンブルホールムラタ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB )は500席程で室内楽用。永田音響と磯崎新の設計で、デッドで乾いている音質。真ん中の2列目だが、ヴァイオリンが聴こえず、バランスが問題か。音像はくっきりで昔のフィリップスの録音みたい。鮮烈ではない。小ホールでは紀尾井町ホール(800席)が一番好きで、ABQをよく聴いたものだ。弦楽器が古楽器かと思うような音の細さと弱音で鳴る。

 今回は、エマニュエル・パユのフルートにベルリン・フィルのお友達。

 モーツアルトは最後の1番がノリもよく楽しめた。全体に、パユの動きの大きい演奏に、チェロが対応してデュオみたいな感じ。ルバートや強弱が多彩でフランス風。ヴァイオリンは弱い、なんでか分からない。

 パユは左足パタパタで、歩きながら演奏で体の動きも大きく、見ていて飽きなかった。

 武満徹のエアはフルート独奏で、風や岩にぶつかるイメージがあり感銘を受けた。これだけでもお得だ。

 アンコールで「オオキニ」は笑った。ドボルザーク アメリカのフルート版(木管クインテットがあるとは知らなかった)で楽しめた。これも大笑い。

 久々で興奮した。やはり生演奏は良いな、近いし便利だ。来年は愚妻も連れてにしよう

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大阪で1番おいしいたこやきくん(大阪 難波):軽く揚げ玉いっぱい、セルフの味付けはうまいやり方

2016-05-30 04:12:21 | 食べ歩き

 花月の近くで並んでいる。7つ280円はお手軽、お味は天かすが多く、西中島の十八番を思い出す。秀逸なマーケティングは

①お手軽なお値段

②発注のガイド:軽めのお味と解説あり

③自分で味付けする:ソース、ポン酢、マヨネーズ、海苔(出にくい)、カツオ

 このため回転が良く、しかも好みの味ができる。間口は狭いが考えは深い。

 となりのがんこラーメンもうまい

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オーディオの手入れをしました:鮮烈になる

2016-05-29 04:17:46 | 趣味

 連休の行事で、オーディオの接点整備、ついでにCD、LPのラックの掃除など。2時間ほどでさっぱりなる。ホコリはダイソンで便利に吸い取る。細かい白いゴミが多い。オーディオのベースも呉ポリメイトで手入れ。

 早速、Mozart Quartet から。鮮烈で伸びがよく、Violinの刺激がない。接点の掃除をちょっと復活材の塗布は有効だ。

 手入れをしていると愛着がわいて大事にする、ほかの用品や家、家族も同じだ

 

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吟味屋(大阪 北浜):個室の焼肉は楽しめる

2016-05-28 04:13:22 | 食べ歩き

 個室で焼肉。会話が弾む。カイノミのステーキは美味しく、ニンニク・チップと山葵の変化。ニンニク焼き(オイル焚き)をもらい、特上ハラミの塩はうまい。ついでにタレも楽しむ。サンチュを合いの手にニンニクと包むのが楽しめる。

 仕上げはテール・スープのクッパに、大量のコチュジャンをもらって入れる。大変辛いが楽しめるが、翌日胃と腸に悪影響が出た。

 お忍びの会話に最適。

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三室戸寺など宇治を散策

2016-05-27 04:16:31 | 京都

 連休で、長浜か愛宕山かと思ったが、朝の前田珈琲の朝日新聞で見た、三室戸寺で躑躅と石楠花に変更。ゆったり前田珈琲を楽しんで、9時過ぎに京阪で1時間。

 京阪の駅から山に向かって15分、自転車でも来た三室戸寺は良かった。まずはお参り。周りの山は竹とスダジイで黄色い。回遊式の通路で躑躅と石楠花が楽しめる。足が疲れる高低差。躑躅が咲き誇り

 帰りは左に手折り、さわらびの道は舗装で分かる。世界遺産の宇治上神社(お祭りの用意も)を過ぎて、たらたら歩く。福寿園の前になり、12時でありちょっとお昼。景色も良く、サービスもよく、美味しいお茶漬けと愚妻は茶そばを、緑茶とほうじ茶と飲めて和んだ。

 平等院は行列。これは諦めて、参道の喫茶で緑茶氷などを楽しんで休憩。このあと商店街でJRの駅方面へ、抹茶豆腐と飛竜頭、サンライズ(メロンパン)など購う。

 人が少なく、静かで和む。なお、観流橋の先にある宇治発電所( http://www.water.go.jp/honsya/honsya/pamphlet/kouhoushi/2009/pdf/0901-9.pdf )は関電の歴史遺産だ。今から考えると平等院の対岸によく造れたものだ。

 ぼーっと楽しんだ。愛宕山なら足がぱんぱんだったかもと話して三条に帰洛。近場発見は楽しい。

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山利喜(東京 森下):新築になり、煮込みも変わって脂ギッシュ

2016-05-26 04:12:26 | 食べ歩き

 久々に森下の山利喜に。10年ぶりくらいか、新築になってコンクリートに変身。半地下の堀ごたつ形式の入れ込みを17時に予約、来ると行列が十数人。

 名物の煮込みと、でっぽう(大腸)、軟骨たたきを2本ずつ。煮込みの脂の多さに参った。これはたまたまかもしれないが、脂煮込みで時間がたつと真っ白脂に変化した。煮込みは牛のはずだが、胃も口も脂だらけで、すぐに玉ねぎサラダを頼み中和した。キンミヤのレモンハイでも脂は去らず、てっぽうとタタキも手が伸びず。

 味が変わったのか、それとも歳なのかと考えたが、子供も「脂がすごい」で食べるのをやめ、二人で4千円は今までの最低記録。

 前は、煮込みのタレをからめて焼きトンを食べるのが良かったのだが。。。。。

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美の考古学(松本武彦):工芸、芸術、モニュメントが同列に、時代・地域の相関も不明

2016-05-25 04:15:25 | 趣味

 学生時代、小林秀雄の「考えるヒント」かなにかで、ピラミッドは抽象に対する憧れという、「抽象と感情移入」(ヴォリンゲル: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC )と読んだ。

 この著作で面白いのは土器の分類だ。第一の地平:素朴、第二の地平(定住後):複雑(縄文土器など奇数を応用)、第三の地平(農作):端正(幾何学応用)というのを、仕上げの「精」と「粗」、「単純」と「複雑」のマトリクスをめぐり、右回りの3フェーズでまとめている。

 全体には工芸(土器)、美術(宝飾など)、モニュメント(古墳など)が論述され統一感がなくバラバラな印象だ。

 さらに「物時計」(評価・嗜好の時系列変化)、「物地図」(地域特色、同時期の類似)など、観点がユニークだが、時間・空間にまとめた表などが無く、概念的だ。

 全体に独自の論説は楽しめるが、学術としては物足りない

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天かめ(東京 飯田橋):丁寧な調理だが麺が好みでない、むじなは珍しい

2016-05-24 04:11:30 | 食べ歩き

 たぬきにきつね2枚が入った天かめそばは390円、いわゆる むじな だ。麺はゆで上げ、天かすは花散らしを揚げるなど丁寧。若芽、お揚げ2枚、天かすを載せ、葱を飾る。

麺はゆで上げ時間短縮のためか細目でつるつるでなく腰がないのが惜しい。汁は濃いめの甘めで東京風。七味が合う。立ち食いで食べる。お水をどんどん飲む。

東京の丁寧な立ち食い蕎麦として良いが、麺が太くなると嬉しい

 たぬきにきつね2枚が入った天かめそばは390円、いわゆる むじな だ。麺はゆで上げ、天かすは花散らしを揚げるなど丁寧。若芽、お揚げ2枚、天かすを載せ、葱を飾る。

麺はゆで上げ時間短縮のためか細目でつるつるでなく腰がないのが惜しい。汁は濃いめの甘めで東京風。七味が合う。立ち食いで食べる。お水をどんどん飲む。

東京の丁寧な立ち食い蕎麦として良いが、麺が太くなると嬉しい

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エコノミストの昼ごはん(タイラー・コーエン):面白いが、独自で間違いも

2016-05-23 04:14:16 | マクロ経済

Economist Gets Lunch

 「へそ曲がりのグルメ経済学者」は独自。日本は台所が狭いから外食が多いというのは間違い。逆に経験からアメリカなどは台所が汚れるから、調理が嫌いというのが正しい。また、日本は安くて美味しい外食というが、これがサービス・セクターの低生産性と求人不足・ブラック化につながっているのでは。

 賛同できる点とできない点がある:

・禁酒法(1920年から)により、料理に酒が使えずソースが発展せず、料理自体の品質低下、子供が多くなり子供の影響力が大きくなった

・子供とテレビが食の主導権を握り、小遣いも多く、「即席」と「広告」の発展

・Cross Subsidy (内部相互補助):酒を飲む美食家は高い酒の消費により、飲まない美食家を割安にする

・$50以上のレストランなら定番料理は見込み生産で損、一番頼みたくないメニューがお得

・遺伝子組み換え食品は人口増を支える→人口増の管理が必要では

・アメリカの食はトウモロコシが基本

・ドルネ・ケバブはドイツのベルリンのトルコ移民が考案したファスト・フード 

 そこそこ面白いが論理が今一つ

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鳥銀(東京 銀座):銀座の安心できるお得な焼鳥がより良くなった

2016-05-22 04:39:12 | 食べ歩き

 カルチェの横を入って、地階。改装したようで禁煙はとても良い。

 つくね、レバー、ネギマから始める。ビールはサッポロ。七味たっぷりがうまい。御新香で茄子が夏の到来を予感させるうまさ。手羽、アスパラ・ベーコンと塩に変化。

 鮭釜飯と赤出汁で〆る。途中からのレモンハイが効いて残すと、「おにぎりにしましょうか?」と言われお願いする。

 ホテルでおにぎりを夜食にして堪能

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桂川松尾橋下流の櫛の護岸と愛宕山を描きました

2016-05-21 04:43:07 | 趣味

 風の強い朝、5時に起きて食事。用事を片付け、三条通経由で7時に桂川の松尾橋下流に。北を見て、桂川の櫛状の護岸とその向こうにそびえる愛宕山を描く。

 櫛状の護岸は松尾橋下流でバイパス放水路の水門の上流にある。なお、この下流に桂用水の円筒分水がある。曲がる河流の外側にあり、浸食を防ぎ、流速を低下させる役割だと思う。

 風が強いが4時間程で描き上げる。構図が単純で近景のパースが無い分楽だ。遠景の愛宕山が霞んで青みがかっているのと手前の新緑を描き分ける。草木が多いがあまり描き込まず大胆にする。描きたいものとその周りの描かないという判断が最近分かってきた。出世作、代表作、傑作の順番になるとありがたい。

 なお、辛子菜は終わってしまい、黄色の彩は水辺になく、山の裾野に椎の黄色い花が今は盛りになっている。

 背後の桂川サイクリングロードは犬の散歩、シルバーの散歩、ジョギング、ロード・バイク(速すぎて、相互の追い越しまでありマナーがどうかな)が多い。

 楽しいが強風で寒かった

 ホームページにアップしました。( http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/katuragawa%20Atagosan.jpg )

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天龍(東京 銀座):変わらぬ行列と味

2016-05-20 04:37:36 | 食べ歩き

 近所の4階に移転。1階も長蛇の列、「お土産」というと4階のエレベーターに。4階も行列には驚いた。会計で馴染みの女性に注文。

 すぐに出てくるのは前と同じ。ちなみにお味も前と同じは良いが、会計の方も「1階が良かった」とのこと。

 次は餃子の焼き立てを楽しんでみたいがこの混雑では。。。

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空海(高村薫):あの高村が空海かと驚き、著述はやはり分解して組み立てている

2016-05-19 04:41:48 | 世情

 あの高村薫が阪神淡路大震災以降、信心に目覚めての著作。空海( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%B5%B7 )を分析しているのはやはりいつもの手法で独自のアプローチで楽しめる。

 知見は:

・私度僧から「明星」が飛び込んできた体験(御厨人窟 室戸)

・長安の青龍寺への遣唐使ルートと奇跡、学習、帰国のヴァイタリティ

・乙訓寺、高尾山寺、東寺と政治からの認知

・言語で世界を創造、筆まめで達筆、行動力がある

・カリスマ説法と深淵な経論の落差

・高尾山 新護寺から成田山新勝寺

・遍路:死や病を抱えてお大師さんと出会う路

・空海の世界は体全体の理解と皮膚体験で頭ではない、平安仏教は百貨店、鎌倉仏教は専門店、現在は真言密教の思想性が置き去りで現世利益信仰と大師信仰に、「識」という精神を「地・水・火・風・空」に入れた「六大」説、これは、いのちのつながり・多元的価値観・実践を奨励(松長前高野山管長)

 一度、遍路を体験したいものだ

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あべのハルカス ZK:子供からの結婚記念日の招待は景色もごちそう

2016-05-18 04:36:35 | 食べ歩き

 ハルカスは久々、ついつい近鉄百貨店のJ Pressで懐かしいマドラスのシャツや、サマー・ジャケットを購う。

展望の楽しめる54階のレストランZK(絶景からのネーミング)。鉄板焼き、和食、宴会、景色を楽しむ二人席(三角のテーブル)は昔のホテル・プラザを思い出す。北のビューで、愚妻の働いていた国際ビルや、梅田のビル群、OBP、上本町の近鉄など教える。

 1皿目はブッフェで、シーザー・サラダにチーズたっぷりと水菜にちりめんじゃこたっぷりを軸に、トマト、オリーブなどで楽しむ。愚妻は自家製のフォカッチャとオリーブ・オイルが気に入る。

カヴァが一杯無料で、当方はテタンジェをお代わり(2,200円)、コンソメ・スープ。

 メインは鰆のホワイト・ソースと生姜風味のステーキと野菜にした。分け合って食べるが軽く癖がない。ゆったり話しながらが楽しく、景色がなんとも楽しめる。サービスも良い。

 デザートは盛りだくさん、チョコレートで記念日のお祝いと子供からのメッセージが。

 気が付けば2時間半。ゆったり

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ハルカス探訪から新世界、難波へ

2016-05-17 04:40:26 | 都市評価

 愚妻とハルカスでの記念日ランチを楽しみ、ぶらぶら天王寺公園の 天しば へ。アカペラのコンサートなどあり楽しいが、芝は剥げているのが残念。アメリカならすぐ生えるのだが。

 新世界へ行くと、串カツ、ビリケン、さらにフグなどの空中を舞う看板の派手さに愚妻は圧倒。歩くと同じような串カツばかりの集積はあるが、新種や革新の料理の多様性がないため今後が懸念される。流石に食事のあとで串カツや土手焼きを食べる気がしない。愚妻は初めてのため串カツ行列に驚き、商品、お土産に感嘆していた。最後に地場の蕎麦屋などを案内して、古い歴史の街でもあるのを解説した。

 堺筋に出て、おたろーど を。かつての電気街で、堺筋は大大阪時代の都市軸でもありデパート集積があった。

河口無線はDynaudioも置いてある老舗。オーディオを見て、店員の高齢化を知る。自作スピーカー・イヴェントがあった。

近くの高島屋資料館で高島屋の歴史を楽しむ。京都は今の京銀の場所にあった。有名なローズ包装紙のデザイン変遷やローズちゃんの変化も楽しい。

愚妻は「異国だ!、初めて!」などニューヨークのはずれのようだと興奮。確かに普通の大阪ではない雰囲気で、都市計画としては変化の将来性を感じた。

 黒門市場を見学。安いのと高いのがごっちゃで「錦市場のおおきいのやな」との愚妻の意見。何も買わずに、カレー屋や青物を見る。アジア観光客が珍しく少ない。

 道具屋筋に渡り、包丁立てなど購う。ついでにたこ焼きで小腹を満たす。吉本興業に圧倒されていた。

 御堂筋線に乗り、帰洛

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