景観の効用を友人から聞かれている。犯罪と地価については研究がある。「推定結果によれば、平均的な地域の場合、 侵入窃盗が10%増えるごとに住宅地の地価が1.7~1.8% 下落する。」(http://www.jcer.or.jp/academic_journal/jer/detail3570.html)
犯罪率は数値しやすい。しかし景観の場合は、景観Aと景観Bを比較するという官能検査にたよる方法があろう。そのばあい家賃や地価などをどれくらい支払えるか(Willingness to Pay)が定量的要素となろう。また評価も立場(住人、所有者、来訪者)によって異なり、利益の享受も公共・民間(開発者)・コミュニティでも違う。さらに短期と長期でも効果が違う。主体・利益・期間に分けモデルを考える必要があろう。
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