大学院の時に友人の別荘があったのもあり箱根には良く行ったが車でだった。荊妻が熱海に泊まり箱根を歩きたいというのでGo To Travelで早速旅に出た。今回は小田急箱根フリーパス(2日間:4,600円)を使い便利でお得だった。
箱根というと思い出すのは箱根山のカルデラ地形( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E5%B1%B1 )
箱根のケーブル( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93%E9%8B%BC%E7%B4%A2%E7%B7%9A )と登山鉄道(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93%E9%89%84%E9%81%93%E7%B7%9A )のスイッチバック
小田急と西武の箱根山戦争( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E5%B1%B1%E6%88%A6%E4%BA%89 )も有名だ。
宿は熱海や湯河原が多いようだ。観光地は小田急の小田原が始点になる。そのため、ひかりで熱海まで行き、ロッカー(400円)に荷物を入れて、JRで小田原に25分程で到着したのがお昼、手軽に箱根そばで食事、すぐに観光、登山鉄道に箱根湯本で乗換え、スイッチバックに驚きながら強羅からケーブルカーで早雲山まで。ここから、ロープウェイ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4 )だが、複式単線自動循環式(DLM)フニテルという2本のロープに手を伸ばしたようにして支える安定した吊り方で、1分毎の出発だ。コロナ禍のためn18人の定員を12人で運行、景色は良いが、窓が曇っている。
登山電車のスイッチバックや三線軌条、ケーブルカー、ロープウェイと乗り物が楽しめる。また、ロマンスカーはじめ新造の乗り物になっておりきれいだ。小田原駅もモダンな建築だ。小田急のやる気がうかがえる。
また、ルートは箱根山カルデラの川沿いの谷から、山頂を登るという山間から高所から遠望する風景への転換が面白い。小田急の一周観光として、芦ノ湖を海賊船で渡り、バスで箱根湯本にもどるルートが整備されている。西武系の箱根園(村野藤吾の箱根プリンス)や駒ケ岳ロープウェイへは行きにくい。
一周ルートの要所をめぐる、昭和的観光が楽しめる。
大涌谷( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B6%8C%E8%B0%B7 )に。地すべりでできた谷から噴出する硫黄の臭いがすごい。対策工事( https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000746733.pdf )がなされており、大きなグランド・アンカーが見える。黒玉子だらけの土産物とキャラクターがすごい。
紅葉・黄葉があり、植生はクリ‐ミズナラが多く落葉広葉樹だ( https://map.ecoris.info/vege.html#zoom=13&lat=4195865.88879&lon=15476319.04091&layers=B00TTT )
ロープウェイの姥子駅で引き返す、ロープウェイ、ケーブルカー、登山鉄道で小田原に、JRで熱海に帰り、荷物を引き出す。熱海のキャラクター、あつお( https://www.atamispa.com/atsuo/room/ )に笑う。 タクシーで6時過ぎに、宿は熱海のニューさがみやで大塚商会の経営。海に面し、熱海駅からはタクシーで千円程。
部屋は和室で布団に驚く。温泉は1階が大浴場、8階が露天風呂と個室(3室)で夜は寒い。朝は眺めが良かった。
仲居さんは宮崎出身、京都の修学旅行で東山閣(取壊し済み)で心霊現象を見たとか色々話が弾む。Go To Travelで若い女性客がふえたとのこと。乗り物が多く8千歩、12階登る
朝、6時過ぎ個室の露天風呂、その後、周りを歩くと小さな漁港(鮑栄螺漁)と迫力のある、走り湯( https://www.ataminews.gr.jp/spot/133/ )などを見る。
タクシーで熱海、小田原までJR、荷物をロッカーに預け(400円)箱根湯本に、バスで箱根関所へ、なかなか面白い。江戸幕府の交通支配と流通阻害による産業振興への配慮のなさを象徴する施設だ。海路はどうやって規制したのか、沿岸交通のため株仲間や江戸十組問屋と大坂二十四組問屋があったと思うが。
海賊船に乗り、村野藤吾のザ・プリンス 箱根芦ノ湖を眺める。( https://jp.toto.com/tsushin/2017_newyear/case04.htm )釣り竿を使った照明を見たかった。
ロープウェイとケーブルカーで強羅まで、そこから3駅の宮ノ下駅のセピア通り( https://www.hakonenavi.jp/spot/1169 )に荊妻は期待していたが、坂とバス通りと狭い歩道があるだけ。14時頃だが、富士屋ホテル( https://www.fujiyahotel.jp/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%8B%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB )のラウンジなどは食べるものがない。しかも高い、ミックス・サンドイッチとコーヒーで5千円以上だ。近傍の系列のベーカリーもほぼ売り切れ。しかも高い、観光地だと分かった。
ホテルの中を見学、和洋混合としかいえない、悪趣味な感じだ。奈良ホテルの方がずっと気品がある、しかも喫茶など安い。これならザ・プリンス 箱根芦ノ湖をバスで見に行った方が良かった。夫婦で大いに落胆して、空腹のまま帰路につく。箱根湯本から小田原までロマンスカー(200円の追加料金)で鉄ちゃんなら喜びそうな乗り物旅行だ。小田原でまたも箱根そばで小腹を満たす。
残り1万円の地域クーポンを使うべく、ひものの山安で、ひものを5千円(発泡スチロール220円に入れてもらう)、乾物や瓶詰など4千円を購う。当分、おかずに困らない
1万7千歩き、23階登り足がちょっと疲れる
新幹線乗り場で大船軒の弁当を買い2千円のクーポンを使い切る。京都まで2時間程、地下鉄で帰洛、新風館のエスカレーターが便利だ。