だしラーメンはしっぽく蕎麦の様、島唐辛子はとろろ昆布と若布に効果的
テニスの後、新規開拓へ西向日まで、駅の西口を出て、大きくUターンすると数奇屋建築で高名な安井埜工務店があり、203号線を北に行くとお店がある。
カウンターだけで、順番待ち席もある。ご夫婦で和やかな雰囲気。卓上には胡椒、辛し味噌、一味が置いてあり、水はセルフサービス。
だしラーメン(並 900円)は、しっぽく蕎麦のように色々乗る、とろろ昆布、若布、胡麻、小口葱、鳴門の斜切り、メンマ、炙った巻きチャーシューに煮抜き玉子2個と賑々しい。
炒子、鯖、潤目、飛魚、鰹の節と鶏ガラ豚骨スープはあっさり。ちょっと胡椒も良いが、ついて来る島唐辛子を入れると、とろろ昆布や若布の香りが生きる。
麺は細目で、粘弾性の低い素麺のような感じ。全体にあっさりしており、夏には良い。しっぽく蕎麦と中華そばの中間のような感じだ。
特に、若布の味わいや、胡麻の変化、チャーシューのうまさが良かった。胡麻を入れるのは池田の吾妻のささめうどんを思い出した。( https://azumaudon.wixsite.com/ikeda/menu-cyke )
次は御職の背脂醤油ラーメンにしよう
背脂醤油ラーメンのもやし多めは東京の醤油のお味を思い出す
裏を返しに、テニスの後訪問。背脂醤油ラーメンのもやし多め(780円+50円)にする。
葱の小口切り、メンマ、3枚の薄いが味わいのある脂身なしチャーシューがどんと乗る。
スープは背脂が浮かび、その下は清湯で醤油が濃い、ニンニク、唐辛子の味もする。無化調だがうま味を感じる。ただし塩っぱい、東京のラーメンを思い出す、無化調のお味で たいめいけん や醤油の濃さで今はない秋葉原のいすず(生姜味だったが)など。うまみを感じるが、なにしろ塩っぱいのが苦手のためあまりスープを飲めなかった。胡椒より唐辛子味噌がよく合う。
麺は中細で、しなやかさよりごわごわとした噛みしめがある。
ご高齢の夫婦の来店も見かけ、広い世代に受け入れられている無化調のお味だ。しかも、もやし多めがあるのが良い。
東向日駅間にある店屋のお味の ふくや とここで食べ比べるのも面白い
馴染みになるため、つけ担々麺をこの次は試してみよう
つけ坦坦めんは、複雑なお味だが食べると単調、酢など欲しい
37℃の京都、3回目で馴染みになるべく、テニスの後に訪問。つけ坦坦めん(900円)にする。
全粒粉 極太麺(240g)とあり、太目だがあまり小麦の味がしない。また、切れたのも底にある。上にカイワレがのる。
つけ汁は、辣油、胡麻、大蒜など複雑なお味。カレー粉がついてきたが、あまり合うと思わなかった。中には、薄切り搾菜2枚、メンマと棒状のチャーシューなどが入っている。葱はない。
凝ったつけ汁なのだが、単調な味わいだ。同じ無化調でも高倉二条グループなどは、うま味や焼いた葱などで変化がある。
このつけ汁を楽しむには、もっと胡麻がたくさんか、酢などで甘みを響かせるのが良いと思う。
麺はそれほど多くない。食後もすっきりなのはとても良い。だが、店屋のお味という独自なうま味とは違う