都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ボタニカリー(大阪 本町):一口ずつ違う楽しみの美しい盛り付けですっきりくっきり洗練された味

2014-10-31 05:43:42 | 食べ歩き
 11時過ぎで待ちが5人並んでいる。30分ほど待って入る。12時頃に出るときには行列が10人に。女性が多いのが特徴だ。

ボタニカリー(900円)に辛さ2段階アップ、大盛りで1,100円。2人で丁寧に作って運ぶ。案内が親切でテーブルとカウンターにうまく誘導している。

スパイスに動物のフォン、玉葱などの野菜の旨味が支えるお味、日本のカレーの伝統が混じる。すっきりしながら、くっきりした旨味がある。
チキン・カレーとチキン・キーマの合体で湿っぽかったり、乾いていたりで変化があるのは新鮮だ。カレー・ルーも緑、オレンジの変化がある
周りのサラダ、ピクルス(サンバル)、魚のフレークなど、混ぜ合わせる薬味が多い。一口一口混ぜ合わせて、新しい発見と展開がある。これは楽しく美味しい。スリランカ・カレーと同じようだが、美しさや小分けが違う。他にはない提供方式だ。

一見少ないが野菜が多くお腹いっぱいになる。辛さは控えめ、さっぱりした清涼感があり汗があまり出ない。

 味のセンス、提供のセンスが独創的で高次元でまとまっている。しかも和める雰囲気であり大人気もむべなるかな。

 とてもいいお店だ。今度は口開けにゆったり一番辛いのを楽しもう
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大阪のカジノ(IR)を嗤う:交通インフラの事業費はどこから出るのか

2014-10-30 05:42:31 | 都市開発
カジノまでの交通整備は3案あり、JR桜島-夢洲(約6km:概算の整備費約1, 700億円)、京阪中之島-夢洲(約11km:同約3, 500億円)、市営地下鉄中央線コスモスクエアから夢洲への延長(約3km、同約540億円)。

 540億円として。、2%20年均等返済で毎年33億円となる。仮に、年間1,000万人が往復しても、一人当たり165円の増収が必要だ。しかも、鉄道の分担率を考えると不可能に近い。その理由は、片道の輸送が多く、通過の乗降客が見込めない、連休や曜日や時間のピーク性が高く安定していない、社会的にカジノのための公共投資について正当性の実証が不可欠だ。フェスティバル・ゲートやWTC、ATCの二の舞をするつもりではないだろうな。

 また、カジノやIRといっても大型複合施設と都市もカジノ狙いででなんでもあるラス・ベガス( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%99%E3%82%AC%E3%82%B9 )や、庶民的なアトランティック・シティ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3 )の違いがある。前者は巨大投資であり、これは無理だ。アトランティック・シティは都市問題が重い。カジノで産業復興というのは「白昼夢」というしかない。

 このような構想や、WTCへの府庁移転、ATCへの市庁移転を行った橋下市長とは大阪の街のデストロイヤーと考えざるを得ない
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三麺流 武者麺 新大阪店:余白の無いお味でもたれる、若者ターゲット

2014-10-29 05:40:55 | 食べ歩き
 江坂のお店では、技法があるが味は感心しなかった。新大阪店は2号店として開業すぐだが、11:30の開店前から若者が集まる。

口開けで入店、和歌山中華そば700円、チャーシューおにぎり150円(お昼だけ:2個セット)にする。スープが濃厚で、ストレートの美味しい麺に絡む。胡椒を入れても味が変わらない。白髪葱も麺と混ざりいよいよスープをすくう。梅干しペーストの載った鶏チャーシューも味が濃い。チャーシューも厚く、脂が多いのが2枚で迫力がある。千代巻と海苔もあり、太いメンマも歯ごたえが楽しい。ひとつひとつはとてもおいしいが、どれも過剰なまでうま味があり、「余白」がない。ルオーの絵のようで塗りこまれた感じだ。チャーシューおにぎりはバラバラになり、海苔が余計な感じで食べにくい。むしろ白御飯が余白として良いかも知れない。

明らかに若者ターゲットの濃いお味の重なりだ。圧倒されるお味で逃げるところがない。食後感はもっさり、口はねちょねちょで食ベ応えがあるが好みにはあわない。余白とはセンスではないだろうか。

 もちろん、京都の新宿 風花のように「ボケ」と怒鳴ったりしない落ち着いた店
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マーケットデザイン(坂井豊貴):最適な組み合わせのゲーム理論

2014-10-28 05:39:52 | マクロ経済
 腎臓ドナーの交換プログラム、学校選択マッチング、電波入札方式などマッチング理論の解説。理論的ではないが、「抜け駆け」のブロックによる選択のサイクルは面白い。
知見は:
・プロポーズはする側が有利(片側耐戦略性)
・価格オークションは支配戦略、第二価格オークション(落札価格は第二の札)は耐戦略性で合理的(最適)→オークション理論
・複数の品がある場合でも有効

 最後に、第二価格オークションが優位としても「専門家に相談しないとけがのもと」とある。失敗事例を知りたいものだ
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フスマにかけろ 中崎壱丁(大阪 中崎町):ストロングなお味と量に打ちのめされる

2014-10-27 05:22:32 | 食べ歩き
 最近、ラーメン店が多い中崎町のあたり。口開けで醤油ラーメンとメンマ飯セット(900円)の中太麺にする。スープはいろいろ混ぜ合わせて、鍋で加熱、蜆を入れる。メンマ飯はメンマの濃い醤油味と胡麻油で、カイワレが散らしてあるがもてあます味だ。なお、お昼にご飯はお志寄進で食べ放題のようだ、卓上に秋刀魚のふりかけもあった。

醤油ラーメンは塩っぱい、がんこ系や富山ブラックを思い出した。出汁の深みやハーモニーはあるが、醤油でマスクされている。メンマ飯の,メンマも濃い味であり、メンマを汁に入れて麺と食べると美味しい。蜆が3つほど、チャーシューはレアであまり好きではないがカイワレと食べた。麺は低加水で密度が高くフスマのためか腹にたまる、噛みしめはあるが、プラスティックな感じで粉のうま味がなく好みではない。エビ油を入れると確かに味がより深くなるが、塩っぱいのは変わらない。

スープも飲めず、麺もいまひとつ、お腹が膨れてご飯も進まずで珍しく残した。スープも工夫があるが、塩分濃度や麺の噛みしめなど若者ターゲットであろう。しっとりした味わいではなく、力と工夫の変化を楽しむラーメンだ。

このあたりで行くならストライク軒のストレート(ぬんぽこ)が好みだ

もちろん、京都の新宿 風花のように「ボケ」と怒鳴ったりしない落ち着いた店
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テニスの楽しみ:クラブの仲間

2014-10-26 05:21:38 | 趣味
 錦織効果か、最近中学からのテニス・クラブ参加が多い。始めは下手だがどんどん上手くなる。知り合いになると進路相談にものったりする。晴れて大学合格となるとお祝いも楽しい。
 
 今回は結婚される方もおり、幹事で企画をするのも楽しい。クラブは互いの利益関係がないため気楽でとても良い。

 テニス・クラブと最近ご無沙汰の自転車クラブは地縁もできる、呑み会が楽しい
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Restaurant YOKOO(大阪 福島):フレンチと洋食の中間で上品

2014-10-25 05:20:45 | 食べ歩き
 福島から歩いてライオン大阪支店の前、トラック会館の1階で有名なお店。ランチが多かったが、久々にディナーを友人と二人でまったり。6時半に入ってから2時間他の客が無く貸切状態。まずはビールで乾杯し、白のシャブリで始める。

活・アナゴのグリル、お野菜のマリネ添え
 穴子は小ぶりでうま味がある、野菜も切り方が多彩で良い
蒸しアワビとお野菜のソテー
 アワビとホタテ、肝とバルサミコのソースで楽しむ
グリーン・サラダにトマト
 パンとワインでお腹が膨れ、合いの手にさっぱりと
ぶ厚く切った “ビフカツ”
 肉が今一つうま味がない、衣もはがれやすい、ドゥミグラス・ソースが黄色く薄いお味だ。もっと濃くビターなものが良い、今は無き難波新地のABCを想う

 しめにハヤシ・ライスと思ったが、満腹で次回に。

 梅田から遠いが、ゆったりワインが楽しめた。禁煙でサービスも良く値段もお得だ。上品なお味に変化したように思う
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パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ (鹿島茂):必読の書、商業と売春の関連

2014-10-24 05:19:16 | 都市経営
 当方は物凄く「色街」研究が好きだが、登楼したことはない。一種の憧れである。また、都市計画の新規分野として研究者を育てようとしているが気概と実践、調査のできる若手がいない。

 閑話休題、碩学の暇に任せた趣味の調査で「パリ 娼婦の館 メゾン・クローズ」の続編で、商業化のパリと物欲、お金を稼ぐ売春と、性欲を描いており人生必読の書だ。

 知見は:

・消費資本主義→女性の物欲→主婦以外は娼婦 「社会と売春の関係の研究」
・公認「メゾン・クローズ({精液の排水溝})」→新パリ、地価上昇、良質の娼婦が居ない、公認売春への否定的世論→閉店に
・商品がデパートの出現で「必要から欲望」に→疑似恋愛的素人との「愛」がある娼家への転換
・ウエイトレスの売春(ブラッスリー)、パートタイム斡旋(メゾン・ド・ランデブー、, メゾン・クローズの新業態→メゾン・ウヴェルト(娼婦は下宿代のみ、女将、客それぞれが安上がり))→「入店自由、定価販売、返品自由」のデパート型への転換、さらにブランド・ショップ集合体のパルコへの移行と同じで規制緩和と自由主義
・「いきなり」セックスより、都会の孤独を癒す「普通の女の子」
・売春の場としての商業空間、パレ・ロワイヤル(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB 拱廊、回廊)、からパサージュ(アーケード街)へ
・「閉じられた空間の開放性」は室内と室外空間のボーダー・ゾーン(当方の91年に定義した「半屋内空間」 https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit   P57,58 と同じだ)
・パサージュは商品陳列、娼婦も見かけが大事、結婚が一生を支配、フレンチ・カンカン(カドリーユ・ナチュラリスト)は元気の表現のパフォーマンス
・日本男性の欧米歓楽街案内は傑作、昭和4年の内務省がエロ・グロ・ナンセンスの検閲を方向転換
 ・酒井潔 「巴里上海歓楽郷案内」
 ・道家薺一郎 「欧米女見物」
 ・島洋之助 「貞操の洗濯場」、「童貞の機関車」
・日本のピンクサロンや「生殺しパブ」は売春防止法以降、フランスはセックス、二階があるのは旧ゴールデン街と同じ(そうか!)
・昔からあった出会い系サイトとしての広告
・高級娼婦はタナトス(秘めたる破滅願望)のある男を滅ぼす、入口男とバイパス女(レズ)→この分析はすごいファム・ファタルは男が磨き、男が落ちぶれる、傾城はいつの世にも
・レズビアンでも娼婦は成長
・ヒモの役割:労働としてのセックスの対極は愛あるセックス、貢ぐために働くという動機づけ、「愛している」という幻想、つまりは愛への飢餓、「殴り営業」がヒモのコツ、DVの後の仲直りが「甘美」、「M女」
・飾り窓の女→中間的位置付け、人通りが多いがそれなりのサイン

 我が国では盛り場であった宗教の場所と岡場所、例えば浅草などが関連していた。名物、門前市、岡場所の順序なのだろうか。娼婦、待合、仕出し・料理屋の三業の関係についてパリを参考にさらに考えたい。それしにしてもどなたか都市計画か都市経済の若い方、研究しないか。前人未到ですぐ大家になれるぞ
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まる福(京都 千本丸太町):フライ定食は地味で、ご飯はべちょべちょ

2014-10-23 05:16:51 | 食べ歩き
 うまいとのうわさで、訪問、口開けの客。鱧、帆立、海老、玉葱のフライに刺身をつけて1,100円。先客はなし、それでもカウンターに、後客はお馴染みさんらしき方が1名のみ。
 まずは、お盆に「ソース」と書いたプラスティックの容器(綺麗ではない)が載っている。魚は醤油が好きだが手前に刺身がありこれを使った。ご飯、茸の味噌汁、ポテト・サラダ、春雨サラダ(マヨネーズ味)、刺身(鯛1切れ、鮪2切れ、大葉、大根のけん、刺身醤油(いまいち)練りワサビ(いまいち))が取り囲む。
先ずは熱いうちにと鱧を醤油とタルタル・ソース(大量)をつけて、揚げ切りは悪くないが秋の鱧の濃い味がない。海老は大きいだけで大味。帆立も普通、玉葱は油だらけ。
春雨サラダは凡庸、ポテト・サラダは同じ味がいまいちでソースでごまかし食べきった。

問題はご飯でべちょべちょだ。味噌汁も具は多いが出汁が薄い(品数が多いなら蓋をしておくと冷めない)しかもお香々もない

首をかしげるお昼だった


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SYNC(スティーヴン・ストロガッツ)

2014-10-22 05:15:24 | マクロ経済
 有名な本だが、いまひとつ分からない。知見は:
・蛍の光の同期はメスを誘う「協調」ではなく「競争」
・睡眠にも同期周期、体温で分かる、、眠り辛い「ゾンビ・ゾーン」は通常に就寝時の直前、午後1時から4時がお昼寝に最適
・ミレニアム橋の振動
 ・充分に多い集団、偶然歩調が同期(1Hz)、閾値を超える
 ・橋が充分に長い、柔軟性がある橋の構造、人でごった返す
 ・工学原理だけではない→ケンブリッジ大学 ジョセフソン物理学科教授の指摘
・ローレンツ教授→ローレンツ方程式を「あの小さいなモデル」
・友人でつながる「小さな世界」とべき乗則の「スケール・フリー」の2面性
 ・弱いつながりの強さが「ちいさな世界」のコネ 
・ネットは無秩序で野放図ではなかった→べき乗則分布
・60s Cybenetics, 70s Catastrophy Theory, 80s CaossTheory, 90s Complexity Theory (今はなんだ?)
・MITには教授を見かけると、ぽかんとしてから挨拶するオタクが多い(確かに以前は本当でした)

 なお、25年前のMITのエレベーターには↑HEAVEN ↓HELL=MIT と書いてあるのが多かった。Waker Memorial にはMuddy Charls というバーがあり、この横でテニスをした後、密かに持ち込んだポテト・チップスの小袋とともにビール(当時は1ドルだった)を味わうのが週末の唯一の憩いだった。当時は通っていたSloan School に至近のEaste Gate 11階に住んでいて南西向きで夕陽が綺麗だった
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高倉二条(京都) 老舗の風格と脂肉は閉口

2014-10-21 05:12:49 | 食べ歩き
 インディアン・サマーの暑いテニスの後、食欲減退で久々にあっさりと思い11:20に すがり(11:30開店)に行くと20人の行列。これあかんと本家の高倉二条(11:00開店)に、すぐ入れてゆずの麺でチャーシューのつけ麺にする(950円)小さな子供の家族連れが多く微笑ましい。
 
 麺はいつものとおり、薬味が胡椒、一味、山椒、ガラムマサラとあり、この順で麺に掛けたが、胡椒と一味が良い。ガラムマサラは違和感たっぷり。麺はゆずの方がつるつるしており好きだ。つけ汁は無化調でさっぱり。卓上で温め直しもできる、ついでに脂身たっぷりの三枚肉を温める。チャーシューは脂たっぷりで赤身がほぼない。出汁に脂と旨みを出しているのだろうが、脂身だらけは気持ちが悪く残した。恐らく、脂身の旨みをスープに出してから乳化させたのだろうが、脂身だらけは温めても不気味だった。

 清潔なイメージだが、お茶はなぜか水道水の臭がした。慢心はあかんぞ

もちろん、新宿 風花のように「ボケ」と怒鳴ったりしない落ち着いた店
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秋が深まる:東山が色づきはじめる

2014-10-20 05:10:44 | 京都
 朝はキーンと冷える。空気が透明で陽が低い。乾燥していて喉が痛く、ついに風邪になったようで薬を飲むとだるいし眠い。テニスはお休み。溜まった本を寝床で、オーディオを楽しみながら読み進む。くしゃみ連続、ティッシュが減ること減ること。目もショボショボしてアレルギーも併発。

 たまにはのんびりも良い。お昼は冷凍のうどんに出汁を合わせる。11月に描く柿のドローイングの用意や、セミナーの準備をする。

 冬のスーツに替えよう。ペイズリー柄のポケット・チーフを選んでそれぞれに入れておく。ついでに夏のスーツからは取り出しておく。

これから秋風が吹くよ、コートと手袋も準備しよう
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葵(京都 烏丸)でこの秋初のカキフライ、まだ味が締まっていない

2014-10-19 05:21:22 | 食べ歩き
 秋は洋食の葵だ。久々に行くと、食後のコーヒーが無くなっていた。

 9月末なのにカキフライがある。1,100円で7個は豪気だ。早い時間でありフライパンで揚げるが油も新しく、衣もさっぱり軽め、牡蠣はちょっと磯のお味でまだまだ締まっていない。

 タルタル・ソースは濃いめがたっぷり、卵の白身を避ける。醤油と相性が良くおいしいご飯が進む、しかし大盛りまでいかなかった。
 お味噌汁はいつもの大根の千六本、出汁は中庸。

 最近、シルバーの方が多く、本日の定食か和様の盛り合わせが多い。喫煙だが煙は少ない(ご主人の煙が開店時にある)

 牡蠣の旬になれば、御職の牛肉を使ったビフカツと合わせて食べるとたまらない
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初秋の桂離宮:人が多すぎた、鴨が一羽、色づきはじめる紅葉

2014-10-18 05:20:08 | 京都
 35人と多い、案内は児島さん。外人多数で初回の方が多く、カメラを構えて苔地に入り、児島さんも皇宮警察も大わらわ、当方も注意を促す。

 初秋だが、一部色づき始めた紅葉。夏の大雨で土橋の欄干や蘇鉄山の裏の土などが流れているのが痛々しい。

 どうも人が多いとゆったりしない。秋の桂は大賑わい。笑意軒の池に羽が傷ついて居ついている鴨が一羽。元々はつがいであったそうだ。

 秋は京都が混む季節
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今井(大阪 道頓堀):しなやかな麺、緊張感のある出汁、お揚げと葱の斜切りの対比

2014-10-17 05:19:04 | 食べ歩き
 久々に道頓堀を訪れるとグリコの看板が綾瀬はるかになっていた。アジア人観光客からカメラを渡され写真係になる。半分はアジア系旅行者だ。道頓堀もサン・アントニオのパセオ・デル・リオにしようとしたのだろうが、ドン・キホーテの奇怪な観覧者や建物の裏が見える奇観だ。道頓堀通は、カニは動くは、蛸はくねるは、河豚は飛んでいるは、ビリケンがあるわでテーマ・パークのよう。

 そのなかで柳の木の奥に今井がある。きつねうどん大盛り(1,080円)は大きい。麺は、しなやかで柳腰というべきもの。加減が良く、汁との馴染みも良い。
 出汁は、凛とした緊張感と深みがあり、薄味がだんだん濃くなる。葱は斜切りの薄切りで臭みもなく、甘くうまいお揚げに変化をつける。

 高いが美味い、道頓堀の歴史を背負うお味だ
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