時間に余裕があると、よく近所のBOOK OFFへ出かけていく。
散歩気分で、30~40分、ぶらぶらと、あちこちの棚をのぞいて歩く。
ずっと以前から「それ」は「そこ」にあったのかもしれない。
それ、とは、
「活字探偵団 増補版」(角川文庫)である。
ついでに、横にならんでいた、
「特集・本の雑誌1」というのも買ってきた。
いずれも椎名誠さんが編集長をやっている「本の雑誌」編集部編とあるから、
バック . . . 本文を読む
ふとした気まぐれで夏目漱石の作品をいくつか読み返したので、
その感想を書いておこう。
読んだのは「文鳥・夢十夜」「坊ちゃん」「硝子戸の中」の三冊。どれも、二十代のころに読んだものばかり。
したがって、ディテールはほとんど忘れてしまっているので、フレッシュな印象を持った。
若い世代を中心に活字ばなれがすすんでいるというが、
近代の作家では、漱石、芥川、太宰などはよく読まれている。BOOK OFFのよ . . . 本文を読む