二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

活字中毒者度チェック

2007年12月02日 | 座談会・対談集・マンガその他
時間に余裕があると、よく近所のBOOK OFFへ出かけていく。
散歩気分で、30~40分、ぶらぶらと、あちこちの棚をのぞいて歩く。
ずっと以前から「それ」は「そこ」にあったのかもしれない。
それ、とは、
「活字探偵団 増補版」(角川文庫)である。
ついでに、横にならんでいた、
「特集・本の雑誌1」というのも買ってきた。
いずれも椎名誠さんが編集長をやっている「本の雑誌」編集部編とあるから、
バックナンバーより転載されたものが大部分なのであろう。
ごろんと横になって、気楽に流し読みできるたぐいの、いわば「やわらか本」。

そこに「活字中毒者度チェック」なる表があった。
たいへんおもしろいので、ここに転載させていただく。

<活字中毒者度チェック>
 1.一日に一度は書店に行かないとイライラする。  YES NO
 2.家にある本の半分は読んでいない。  YES NO
 3.本をプレゼントしてふられたことがある。  YES NO
 4.電車に乗ったとき、本か雑誌を持っていないと落ち着かない。  YES NO
 5.人にすすめられた本には批判的になる。  YES NO
 6.読書計画をたてるのが好きだ。  YES NO
 7.自分は活字中毒者だと思っていない。  YES NO
 8.書店に行ったらまず新刊コーナーをチェックする。  YES NO
 9.本を読むよりさわっている方が好きだ。  YES NO
10.かばんに必ず本や雑誌が入っている。  YES NO
11.今現在探している本が5冊以上ある。  YES NO
12.旅先で書店を見かけるとつい立ち寄ってしまう。  YES NO
13.友達は少ない。  YES NO
14.トイレで大をするときは必ず読むものを持って入る。  YES NO
15.書店員になろうと思ったことがある。  YES NO
16.「本の雑誌」を読んでいる。  YES NO

「YES」の数が
■  0   :活中度D・・・あなたは健全です。このまますこやかな社会生活を営んで下さい。
■1~5  :活中度C・・・軽度活字中毒者。回復の見込みはかなりあります。ただし症状がこれ以上すすまぬよう日々の注意が肝心です。
■ 6~10 :活中度B・・・重度活字中毒者。とりかえしがつかなくなる前に、はやめに手当てしましょう。
■11~15 :活中度A・・・真性活字中毒者。手遅れかもしれませんが、あきらめず少しずつ治していきましょう。世の中には本以外にも愉しいことがあるはずです。
■ 16   :めぐろこおじ的活字中毒者。もう治る見込みはありません。健全な社会生活はあきらめて下さい。

 この本にも書いてあるが、この手の「自己診断テスト」は、
女性誌などで氾濫していて、まったくのところ手垢にまみれた企画である。
しかし、世の中には熱中しやすい人間が多いとみえて、
自分の「症状」の程度が気になるのであろう。
かくいうわたしもそのひとり。
さっそくテストしたら9点、活中度B「重度活字中毒者」との結果となった。
さ~て、あなたは?

本の雑誌編集部「活字探偵団」角川文庫>☆☆☆

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漱石の「微笑」 | トップ | 人間とは何か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

座談会・対談集・マンガその他」カテゴリの最新記事