巣を破壊されたアリたちが右往左往している。人がめったに訪れない古い沼のほとりでゴイサギが鳴いている。あれはなんのために鳴いているのだろう。ゴヤの絵から抜け出したぼくが エスキモーのようにヒゲを生やし
片足で立って こっちを見ている。いのちもこの地球の循環系のひとつだとすればこれからいく場所は決まっている。生き物たちの。ああ そこへいきつくまでのささやかな一日が去ってつぎの一日がまた去って区切りがつくようでつかないつかないようでちゃんとついている平凡な一日の空へ
ぼくは魂をさまよわせる。もし そんなものがあるとしたら・・・だけれど。 . . . 本文を読む
さて、ここからはクラシック音楽の話題に変わる。1.モーツァルト 40曲
2.ベートーヴェン 35曲3.J・S・バッハ 19曲4.シューベルト 15曲
5.シューマン 12曲6.ブラームス 12曲7.ショパン 11曲
この数字がなにかというと、音楽之友社から発行されている「新編 名曲名盤300」(レコード芸術編)にノミネートされている名曲の数。10曲以上ノミネートされているのは、この7人だけ。ハイドン、ブルックナー、マーラー、R・シュトラウスはいずれも10曲にいま一歩とどかない。ごらんのようにぶっちぎりはモーツァルト、そしてベートーヴェン。人気ナンバーワンのモーツァルト、ミスター・クラシックのベートーヴェンといったキャッチフレーズがぴったりかもしれない。
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