こんな場所で生まれこんな場所でその生涯を終える。ある日 親しかったはずの風景がずいぶん遠くに見える。いつのまにか落ち込んでしまった穴蔵のような場所から外の世界をのぞいているように。他人の街に紛れ込んでしまったわけじゃないのに。・・・これはなんという現象だろう?疲れがたまって いくら寝ても消え去ってくれない。ブルドッグをつれた散歩の女性が通る。木枯らしが枯れ葉を吹き寄せているのに焼き芋を焼こうという人はいない。なんだろう なにかが断ち切られてしまって帰るべきところには帰れない。ここ数年 そんな人びとばかり眼につく。昆虫も犬も猫も むろんすべての植物もごみは出さない。
. . . 本文を読む
なにかの加減で、疲れがたまってしまうことがある。詩を書こうとしたけれど、ことばがつながらない。いくつかの単語が脳の奥にわだかまっている。追い払おうとするのだけれど、なかなか退散してくれない。買い物や用事をすませたあと、リビングに横になって、本を読みながらつぎつぎ買いためたCDを聴いた。聴いているうち眠くなって、うたた寝(=_=) 眼を覚ましてから、また音楽。10曲は聴いたろう。こんなにまとまって聴くのは久しぶり。トップの一枚は高崎市内、夕暮れ時の八百屋さんである。こんな店先をもっと撮ってみたいし、東南アジアのバザールへ出かけていって・・・・とおもうのだけれど、なかなかチャンスにめぐまれない。
. . . 本文を読む