暗い夜の底でゴイサギが啼いている。あれはなんのために啼いているんだろう。クルマのヘッドランプが 峠道をのぼってゆく。・・・二台三台 四台。クルマの音は聞こえない。そういう距離なのだ 五百メートルはあるだろう。ぼくはホテルの二階の窓からそんな光景を見るともなく見ていた。いまから二十年か もっと昔のこと。そんなほとんどなんに意味もない記憶が甦ってくる。ああ なんだか疲れているんだろうか。
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これまで何度も日記=blogに書いているように、三毛ネコの「三毛」は、つぎのカテゴリー3つに分かれる。1)文学・歴史、そしてポエム。その他の雑多な読書。2)写真とカメラ。3)音楽、おもにクラシックCD鑑賞。
この3つのカテゴリーを、不定期にではあるが、順ぐりに回っている。根っ子は無意識の世界に深く食い込んでいるので、いつなにをどうするというのは、必ずしもわたし自身といえども、「意のままになる」わけではない。
しかも、偶然性に対する依存率も高い。写真散歩に出かけたさきで、BOOK OFFにあったディスクにはまって、散歩をはやめに切り上げ、CDにのめり込み、しばらく抜け出せない・・・なんてことは始終あるのだ(笑)。
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