仕事をなくしたんじゃじゃなく
やめたのさ さらに二三年勤められたかもしれないのに ね。
だけど そう思っているのは頭だけで
体はそうはとらえていない。
区別がつかないのだろう。
なあに どっちでも大差はないが・・・。
ぼくは昨夜ケルト人になった夢の牙につかまって
黄金の仮面をつくらされた。
その仮面が目覚めぎわ 一瞬にして蒸発した。
黄金は蒸発しやすいのだろう
財布の中身といっしょでね。
貧乏暮 . . . 本文を読む
除草剤の効きを確かめるため裏藪へいったら、梅の実がたくさん落ちていた。
反射的に連想するのは、島崎藤村の「落梅集」、藤村の4つ目の詩集で、ここで、中学生だったわたしは「小諸なる古城のほとり」(千曲川旅情の歌)と遭遇し、しばらくして小諸へ出かけていった。
それが詩なるものとのはじめての出会いであった、と思う。
あれから50年以上たったのだ(=_=)
当時、詩集が落梅とは、縁起が悪いタイトルのだ . . . 本文を読む
(ああ、またバラかあ~、とため息が出るけど、レンズを通してファインダーの中を見つめると、ググッと惹き込まれてしまう)
まもなく梅雨がやってくるし、それが過ぎれば猛暑の夏。モチベーションが低下するのは目に見えている。
4月5月はわたしのカメラ・ライフの中核をなしている。この時期に集中して撮影するのだ。
とはいえ、この数年モノクロはまったく撮っていない。
目玉が色に敏感に反応 . . . 本文を読む