二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

And all things go gone, forever(愛機と散歩)

2013年09月08日 | Blog & Photo
<農産物直売所>
あまりに「撮りやすい」物件は、かえってフレーミングに迷う。1年あまり使われた形跡はないが・・・。


「そしてすべてのものは過ぎ去っていく、永遠に」
この日本語を、翻訳ソフトで翻訳したら、いろいろな英訳が出てきた。
英語は大の苦手で、表現のニュアンスなど、とんとわからないが、語呂のいいこの訳文をここでは採用することにしよう*´∀`)ノ


このあいだの木曜日に、2時間あまり、伊勢崎、前橋の郊外を、愛機とともに散歩した。
そのときの感情をことばにすれば、時間という川の流れに身をまかせた笹舟気分・・・とでもいったらいいのか? なんとなく不思議な浮遊感があって、長年乗っているポンコツ車が、笹舟のように頼りなく感じられた。そこに、一寸法師のわたしが乗って、時間の激流下りをする。
キョロキョロとあっちを見たり、こっちを見たり。そしてときおりクルマからおりて、パチリと撮影する。


この日の散歩におともさせた機材は、つぎの2台。



1.ニコンNewFM2(Aiニッコール35㎜F2)
ニコンF3や初代キャノンF-1のかげに隠れて出番が少なく、いつも空シャッターばかり切っている。カラーネガ1本を撮り終えたので、これから現像に回す。

2.フジフィルムX20
X20はいまのわたしがイチバン使用頻度の高い機種。
このカメラがやってきてから、オリンパスペンE-P3の出番が激減した。
おなじく1200万画素機。Mフォーサーズと比較するとイメージセンサーが小さいけれど、ローパスレスなので、画質的にはひけをとらない・・・と、わたし的にはおもっている。


<雨ざらしの住宅>
どうしたわけか、建て方が終わったまま、1~2年雨ざらしとなった建物を発見。うーん、なにがあったのだろう?


<左に傾いたもの>
クルマから下りず、運転席からパチリ。水平・垂直をどこに合わせたらいいのかかわらないまま撮影している(笑)。



<高速道路の下のバラック>
数枚撮影した中の一枚。このバラックの目隠しされた部分に、シガレットの自動販売機がある。しかし、よく見るとあやしげなDVDや媚薬がまじっている。


<正体不明の工作機械>
キャタピラがついた、大きな工事用車両。推定だけれど、地盤改良に使われる特殊車両だろう。東日本大震災以降、地盤改良工事の会社が大忙しなのは知っている。


<かかし>
ストレート写真。近くに小学校がある。黒い雨雲がたれこめ、印象的な一枚となった。

これらはいずれも郊外の風景。
クルマをゆっくり走らせて、目ぼしいものを見つけると停車し、品定めしたあと、撮るかどうかを決める。
被写体は広範囲に点在していて、歩いて回れる距離ではない。
このところガソリン代が高騰(前橋あたりでも162円の看板が出ている)しているため、メーターを気にしながらの散歩となった(ρ_・)

And all things go gone, forever.



※カメラの写真のみCX6、他はすべてX20で撮影。
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