
昨日20日は、カメラ情報誌9月号の発売日。
「アサヒカメラ」「日本カメラ」「カメラマガジン」の3冊を買ってきて、夕べからパラパラとページをめくっている。
わたしがまず意表を衝かれたのは、「日本カメラ」の11ページ、ウィリアム・クラインと森山大道のツーショット!!

<日本カメラ9月号からお借りしました>
《33年ぶりにクライン邸を訪問。森山大道の勢いが止まらない》という見出しのあと、
「1980年に初めてクライン邸を訪ねたのは、『日本カメラ』での取材記事でした。テート・モダンの二人展も終えて、気分としてはなんとかクラインに間に合ったという感じです。若いときからパリにはいろいろな思い入れがあったけど、写真を撮り続けてきて、本当によかった。『パリ+』は僕にとって、パリの落とし前なんです」と森山さんは語る。
記事によると、本年だけで、5冊もの写真集やDVDが刊行されるという。
たしか今年75歳になるこの写真家の壮健ぶりと、衰えぬエネルギーには圧倒される。
クラインとの二人展を終えて、森山さんの国際的な評価は、ますます高い。
これについては、写真集を手に入れてから、いずれblogに書くことがあるだろう。
「カメラマガジン」は元来が銀塩フィルムマガジンの牙城というおもむきがあったが、「F5.6」との合併によって、デジタルカメラ関連情報が占める割合がふえた。
魅力的な新商品が各メーカーからつぎつぎと発売になるから、わたしのようなミーハー気分のアマチュアは、うっかりしていると、記事に振り回されてしまう(;_;)
毎年新型に買い替えていたら、わたしレベルのプアマン、お財布がもたない。
「カメラマガジン」9月号では「写真の醍醐味はスナップにある」という記事を、共感しながら読んだ。
ここでは“中藤流スナップ術”が紹介されている。
街を泳ぐ、街に溶け込む
必要なのは運動神経ではなく視神経
前へ前へ、躊躇しない
開き直りも大事、撮りたいと思ったら撮る
引き際、危険察知能力も必要
実体験に優るものはない
中藤毅彦さんといえば、ザラッと荒れた粒子のモノクロが印象的。メインでコンタックスのG2を駆使する、日本屈指のスナップシューターである。
その中藤さんが、教え子たる「ストリートスナップゼミ」の面々を引き連れて、アメ横で実践指導をしている。
アメ横ではわたしも過去に3回か4回、ストリートスナップをやっているので、勝手はよくわかっている。
「どんな写真が好きなのか、どんな写真を撮りたいのか」
それによって、撮影術も、道具としてのカメラも変わってくる。
中藤さんの撮影法は、ほぼ100%わたし自身のスナップ術でもある。だから、一語一語が身に沁みる・・・そういう記事であった。
この記事を読みながら、やっぱり東京へいきたくなった(^^)/ 被写体となって下さる人が、うじゃうじゃとストリートを歩いている。そこに、ノーファインダーで切り込んでいく。
「カメラマガジン」には、リコーGRの紹介記事の中で、加納満さんがノーフィンダーで撮ったキャンディッドが掲載されている。こういうアグレッシブな写真に、わたしはしびれる。普段はちょっとスカした、ファッショナブルなイタリア写真ばかり撮影している加納さんだが、こういう一面も備えたフォトグラファーだったのだと再認識。
「アサヒカメラ」「日本カメラ」「カメラマガジン」の3冊を買ってきて、夕べからパラパラとページをめくっている。
わたしがまず意表を衝かれたのは、「日本カメラ」の11ページ、ウィリアム・クラインと森山大道のツーショット!!

<日本カメラ9月号からお借りしました>
《33年ぶりにクライン邸を訪問。森山大道の勢いが止まらない》という見出しのあと、
「1980年に初めてクライン邸を訪ねたのは、『日本カメラ』での取材記事でした。テート・モダンの二人展も終えて、気分としてはなんとかクラインに間に合ったという感じです。若いときからパリにはいろいろな思い入れがあったけど、写真を撮り続けてきて、本当によかった。『パリ+』は僕にとって、パリの落とし前なんです」と森山さんは語る。
記事によると、本年だけで、5冊もの写真集やDVDが刊行されるという。
たしか今年75歳になるこの写真家の壮健ぶりと、衰えぬエネルギーには圧倒される。
クラインとの二人展を終えて、森山さんの国際的な評価は、ますます高い。
これについては、写真集を手に入れてから、いずれblogに書くことがあるだろう。
「カメラマガジン」は元来が銀塩フィルムマガジンの牙城というおもむきがあったが、「F5.6」との合併によって、デジタルカメラ関連情報が占める割合がふえた。
魅力的な新商品が各メーカーからつぎつぎと発売になるから、わたしのようなミーハー気分のアマチュアは、うっかりしていると、記事に振り回されてしまう(;_;)
毎年新型に買い替えていたら、わたしレベルのプアマン、お財布がもたない。
「カメラマガジン」9月号では「写真の醍醐味はスナップにある」という記事を、共感しながら読んだ。
ここでは“中藤流スナップ術”が紹介されている。
街を泳ぐ、街に溶け込む
必要なのは運動神経ではなく視神経
前へ前へ、躊躇しない
開き直りも大事、撮りたいと思ったら撮る
引き際、危険察知能力も必要
実体験に優るものはない
中藤毅彦さんといえば、ザラッと荒れた粒子のモノクロが印象的。メインでコンタックスのG2を駆使する、日本屈指のスナップシューターである。
その中藤さんが、教え子たる「ストリートスナップゼミ」の面々を引き連れて、アメ横で実践指導をしている。
アメ横ではわたしも過去に3回か4回、ストリートスナップをやっているので、勝手はよくわかっている。
「どんな写真が好きなのか、どんな写真を撮りたいのか」
それによって、撮影術も、道具としてのカメラも変わってくる。
中藤さんの撮影法は、ほぼ100%わたし自身のスナップ術でもある。だから、一語一語が身に沁みる・・・そういう記事であった。
この記事を読みながら、やっぱり東京へいきたくなった(^^)/ 被写体となって下さる人が、うじゃうじゃとストリートを歩いている。そこに、ノーファインダーで切り込んでいく。
「カメラマガジン」には、リコーGRの紹介記事の中で、加納満さんがノーフィンダーで撮ったキャンディッドが掲載されている。こういうアグレッシブな写真に、わたしはしびれる。普段はちょっとスカした、ファッショナブルなイタリア写真ばかり撮影している加納さんだが、こういう一面も備えたフォトグラファーだったのだと再認識。