わたしが住んでいるのは、高崎市郊外。
地勢は平坦で、関東平野北部では典型的な田園地帯かもしれない。
田植えが終わり、田に水がはられている。
初夏のこのころが、風景写真的にみれば、一年でいちばん美しい風景のように思われる。
上は昨日、帰りがけに自宅付近で撮影した夕映えの空。
なぜか遅くまで空に明るみが残っている。
裏の畑から西空に向かってパチリ! これで7時半をすぎている。
さて一夜明けたら、晴れわたっていて、あちらにも、こちらにも、夏雲がぷかり、ぷかり。
午後は雷雨がありそうな雲行きである。
風があって、視界は遠くまで澄んでいる。
(正面赤城山)
(建築物の向こうは榛名連山)
六十年来見なれた風景だが、たまにこんなステージのようなドラマチックな光景が展開し、眼を奪われる。生地であるここがわたしの「終の栖」でもある。そうあって欲しい・・・と思っている。
借問採薪者 借問す採薪の者に
此人皆焉如 此の人皆焉くにか如くと
薪者向我言 薪者我に向ひて言ふに
死沒無復餘 死沒して復た餘ること無しと
一世異朝市 一世朝市を異にす
此語眞不虚 此の語眞に虚ならず
人生似幻化 人生幻化に似て
終當歸空無 終に當に空無に歸すべし
~陶淵明「帰田園居五首(其四)」の一部
mixiの日記には書いてはいないけれど、わたしはことしはすでに三回葬儀に出席している。
これまでにないハイペース。亡くなって欲しくはない人が、病をえて、あっというまに身罷っていくのは、じつに淋しいことである。
いちばん若い義弟は享年五十一。
地勢は平坦で、関東平野北部では典型的な田園地帯かもしれない。
田植えが終わり、田に水がはられている。
初夏のこのころが、風景写真的にみれば、一年でいちばん美しい風景のように思われる。
上は昨日、帰りがけに自宅付近で撮影した夕映えの空。
なぜか遅くまで空に明るみが残っている。
裏の畑から西空に向かってパチリ! これで7時半をすぎている。
さて一夜明けたら、晴れわたっていて、あちらにも、こちらにも、夏雲がぷかり、ぷかり。
午後は雷雨がありそうな雲行きである。
風があって、視界は遠くまで澄んでいる。
(正面赤城山)
(建築物の向こうは榛名連山)
六十年来見なれた風景だが、たまにこんなステージのようなドラマチックな光景が展開し、眼を奪われる。生地であるここがわたしの「終の栖」でもある。そうあって欲しい・・・と思っている。
借問採薪者 借問す採薪の者に
此人皆焉如 此の人皆焉くにか如くと
薪者向我言 薪者我に向ひて言ふに
死沒無復餘 死沒して復た餘ること無しと
一世異朝市 一世朝市を異にす
此語眞不虚 此の語眞に虚ならず
人生似幻化 人生幻化に似て
終當歸空無 終に當に空無に歸すべし
~陶淵明「帰田園居五首(其四)」の一部
mixiの日記には書いてはいないけれど、わたしはことしはすでに三回葬儀に出席している。
これまでにないハイペース。亡くなって欲しくはない人が、病をえて、あっというまに身罷っていくのは、じつに淋しいことである。
いちばん若い義弟は享年五十一。