(j-pegプログラム露出。設定はデフォルトのまま、画角35ミリ付近)
※正式名称が非常に長ったらしいので、RX100M3と表記する。
《はじめに》
現行品でM~M5まで5種類の中からチョイスできる機種。販売価格や各機種の仕様をよく確認したうえで、お好きなものをどうぞ・・・というわけである。
わたしとしてはあくまでコンデジ(腰のポッシェにつけて、どこへでも持ち歩けるコンパクトデジタルカメラ)のつもりである。
おまけのような機能だが、M3は内蔵タイプのEVFを装備している。
まぶしいような炎天下では、倍率が低いとはいえ、厳密にフレーミングしたいとき、予想以上に役に立つことがわかった。
ただしEVFの枠を手で引っ張り出さないといけない。2アクションになってしまったのが残念(-_-)
電池の持ちはよくない。
また、ボディがコンパクトなのはいいのだが、指がそれて「ついうっかり他のボタンを押す」という誤操作が頻発。
丸っこくてツルツルした外装なので、後付グリップも必須アイテムだろう。
AEの追従性がやや遅いのはすでに書いた。
最大の不満点を挙げれば、露出補正が、内蔵EVFと同様2アクションになってしまうこと。
Fnボタンに露出補正を割り当ててみたが、結局2アクション(^^;)
ちなみにレンズ根元のリングにはズーム機能を割り振ってみた。
《作例》
1.
画角24ミリの画像。夕刻なので、WBのクセもチェック。
2.
こちらは画角およそ40ミリ、どちらもPモード。
3.
ピントは左手前のキンカンに合わせた。
4.
ピントは真ん中のキンカン。
5.
逆光での再現性能をチェックした。逆光とはいえ、薄曇りであり、補正は+0.3と+0.7で撮影後、+0.7の方を採用した。
ビビッドに設定を変えようかと考えたけど、ノーマルのまま。
会社にあるパソコンのモニターで鯉幟の仕上がりをたしかめたいところ(-_-)
6.
ボケ味テストA。
1インチセンサーとはいえ、24~70ミリF1.8~F2.8という明るいレンズが装備されている。それを愉しまない手はない。
クセのない、なだらかなボケ。Aモード、絞りはF2で撮影。
7.
ボケ味テストB。
白が白飛びせず。よく粘っている。
-0.7EV補正。二線ボケは出ていない・・・と思う。
絞りはF2。
8.
ゴースト、あるいはハレーションが出やすい条件。
コーティングの効果が発揮されているといえるだろう。
9.
低照度下。
ディテールが消え、いかにも画像エンジンで処理しています・・・という雰囲気になった。やむをえないところだろう。
10.
クルマのフロントガラス越しだが、WBはかなりデリケート。
PEN-Fならレタッチの必要はまずないシーンだが(^^;)
11.
上のフォトをレタッチして、ノーマルなWBとした画像。
他機種と比較すると、RX100のクセが掴める。
12.
明暗差が激しい光景。
露出はシャドーに合わせたが、ハイライト部分で何とかグラデーションをたもっている。
コンデジもここまで進化した・・・と評価したい一枚。
《総評》
店開き、店じまいは早いとはいえない。ごく普通のコンデジレベルの動作である。不意にやってくるスナップの「その瞬間」を、何度か逃してしまった。
モードはP、A、マクロなどをその都度切り換えて使用。
露出補正以外、基本的にj-peg撮って出し。
なるべくさまざまな条件下で試し撮りしたつもりである。
しかし、SNSやブログでは640×426あたりにリサイズされてしまうから、2000万画素はどのみちオーバースペックということになる。
そのあたりを考慮し、元画像サイズはミディアム・ファインで撮影したことをお断りしておく(^^♪
最後にZISSのロゴのことだが、ZISSはいったいどこまで設計・製造にかかわったのだろう(?_?)
おそらくタイ製だと思われるが、ソニーにとっては販売上やむをえないイメージ戦略なのであろうか。
キヤノン、ニコンのような、カメラメーカー老舗の世界的製品と較べ、ソニーのロゴでは家電品メーカーから脱却しきれない。
まあ、コンデジなので、わたしも一種の「黒物家電」として割り切って買った・・・ようなものであるが・・・。
//以上 おわりo・_・o
※正式名称が非常に長ったらしいので、RX100M3と表記する。
《はじめに》
現行品でM~M5まで5種類の中からチョイスできる機種。販売価格や各機種の仕様をよく確認したうえで、お好きなものをどうぞ・・・というわけである。
わたしとしてはあくまでコンデジ(腰のポッシェにつけて、どこへでも持ち歩けるコンパクトデジタルカメラ)のつもりである。
おまけのような機能だが、M3は内蔵タイプのEVFを装備している。
まぶしいような炎天下では、倍率が低いとはいえ、厳密にフレーミングしたいとき、予想以上に役に立つことがわかった。
ただしEVFの枠を手で引っ張り出さないといけない。2アクションになってしまったのが残念(-_-)
電池の持ちはよくない。
また、ボディがコンパクトなのはいいのだが、指がそれて「ついうっかり他のボタンを押す」という誤操作が頻発。
丸っこくてツルツルした外装なので、後付グリップも必須アイテムだろう。
AEの追従性がやや遅いのはすでに書いた。
最大の不満点を挙げれば、露出補正が、内蔵EVFと同様2アクションになってしまうこと。
Fnボタンに露出補正を割り当ててみたが、結局2アクション(^^;)
ちなみにレンズ根元のリングにはズーム機能を割り振ってみた。
《作例》
1.
画角24ミリの画像。夕刻なので、WBのクセもチェック。
2.
こちらは画角およそ40ミリ、どちらもPモード。
3.
ピントは左手前のキンカンに合わせた。
4.
ピントは真ん中のキンカン。
5.
逆光での再現性能をチェックした。逆光とはいえ、薄曇りであり、補正は+0.3と+0.7で撮影後、+0.7の方を採用した。
ビビッドに設定を変えようかと考えたけど、ノーマルのまま。
会社にあるパソコンのモニターで鯉幟の仕上がりをたしかめたいところ(-_-)
6.
ボケ味テストA。
1インチセンサーとはいえ、24~70ミリF1.8~F2.8という明るいレンズが装備されている。それを愉しまない手はない。
クセのない、なだらかなボケ。Aモード、絞りはF2で撮影。
7.
ボケ味テストB。
白が白飛びせず。よく粘っている。
-0.7EV補正。二線ボケは出ていない・・・と思う。
絞りはF2。
8.
ゴースト、あるいはハレーションが出やすい条件。
コーティングの効果が発揮されているといえるだろう。
9.
低照度下。
ディテールが消え、いかにも画像エンジンで処理しています・・・という雰囲気になった。やむをえないところだろう。
10.
クルマのフロントガラス越しだが、WBはかなりデリケート。
PEN-Fならレタッチの必要はまずないシーンだが(^^;)
11.
上のフォトをレタッチして、ノーマルなWBとした画像。
他機種と比較すると、RX100のクセが掴める。
12.
明暗差が激しい光景。
露出はシャドーに合わせたが、ハイライト部分で何とかグラデーションをたもっている。
コンデジもここまで進化した・・・と評価したい一枚。
《総評》
店開き、店じまいは早いとはいえない。ごく普通のコンデジレベルの動作である。不意にやってくるスナップの「その瞬間」を、何度か逃してしまった。
モードはP、A、マクロなどをその都度切り換えて使用。
露出補正以外、基本的にj-peg撮って出し。
なるべくさまざまな条件下で試し撮りしたつもりである。
しかし、SNSやブログでは640×426あたりにリサイズされてしまうから、2000万画素はどのみちオーバースペックということになる。
そのあたりを考慮し、元画像サイズはミディアム・ファインで撮影したことをお断りしておく(^^♪
最後にZISSのロゴのことだが、ZISSはいったいどこまで設計・製造にかかわったのだろう(?_?)
おそらくタイ製だと思われるが、ソニーにとっては販売上やむをえないイメージ戦略なのであろうか。
キヤノン、ニコンのような、カメラメーカー老舗の世界的製品と較べ、ソニーのロゴでは家電品メーカーから脱却しきれない。
まあ、コンデジなので、わたしも一種の「黒物家電」として割り切って買った・・・ようなものであるが・・・。
//以上 おわりo・_・o