二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

色と形、ボケにこだわる

2014年05月20日 | Blog & Photo
わたしは花の写真が苦手。
ずっとそういう意識につきまとわれている。
だからなのか、ほかに理由があるのか、よくはわからないのだけれど、花はストレートに、図鑑的に撮っていることが多い。
じっさいに、何冊もの図鑑をもっている。が、めったに開かないなあ・・・とくに最近は。

ものごころついたころから、わが家は小さな兼業農家だった。屋敷つづきの裏の畑をふくめると、500坪あまりの敷地があって、野菜や四季折々の花や、木々が植えてあり、1年を通し、なんらかの花を見ることができる。

花は昆虫や野鳥と較べて、撮影はしやすい。
だけど、むずかしいのが花。奥行きが深いのだ。
マイミクさんの中に「花撮り名人」が何人かいらっしゃる。そういういわば名人芸を拝見していると「おれはやっぱりヘタだな」と痛感^^;


1.「色と形」(Topの写真)
色というより、形に眼が止まった。
前橋市のT公園には、園芸品種の花が植えてある。
植えているのは、花好きの住民たち。狭い路地などで見かける「路上花壇」の延長にあるような、ささやかな花壇だけれど、色、形、構図に一工夫すれば、それなりの写真が撮れる。


2.「不思議な花」
ほとんどはじめてみるような、不思議な色と形。熱帯、または亜熱帯の植物だろう。
ボケを意識し、あっさり目に仕上げてある。
大クローズアップを狙ったら、おもいがけない発見があるかも知れない。


3.「キレイな花の午後」
昨日、2時間ばかりデスクワークし、郵便局へいき、大家さんのところへ届け物をすると、あとはヒマになった。クルマを日陰に止めて、少し本を読み、30分ばかりうたた寝。目を覚まし、また少し読書したが、本に身がはいらない。「そのへんを一回りし、なにか被写体をさがそう」
そうしてT公園をのぞいてみた。どう料理したらいいか迷った。
レンズはニコンの40ミリF2.8(APS-Cなので、60ミリ)。絞りを開放にし、WBを曇りに設定してウォームトーンとした中の一枚。


4.「一輪の花」
花の名は知らない(^^;) ほかでは見かけたことがない園芸品種。一輪だけでフレーミングしてみたら、シャキッ!とした印象に仕上がった。
オリンパスの12-50ミリという万能レンズに頼りすぎている。
もう一工夫欲しいとおもうけれど、まあ、あとはその場の見極めと、センスの問題・・・なんだろう´Д`


5.「小公園のバラ」
前橋には“ばら園”があって、このところたいへんな賑わい。わたしもこれまで数限りなく出かけている。だけど、さすが食傷気味、決まり切ったフォトしか撮れない。
で・・・あちこちキョロキョロしていたら、主のいない犬小屋が眼に止まったので、クルマを止めた。
オリンパスズームの広角域。背景がおもしろいのだな。ポートレイトもそうだが、背景がものをいう。それ次第で、おもしろくも、つまらなくもなる。そいう撮り方だ、ということである。

わたしのマイミクさんの中に、花を中心に植物だけを撮影しているblueberryさんがいる。
光をコントロールする撮影術がすばらしく、いつもあこがれをもって拝見している。
花の写真はネット上にすごい量がアップされているから、人の眼を惹く、あるいはこころを打つ写真を撮るのはむずかしいのだ。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございま~す \(_ _*)m
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 撮った写真と再会する愉しみ | トップ | Rainy day »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事