二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「創世記」と「出エジプト記」

2018年09月15日 | シャッフル/books
いまとなってはもう遅いかなあ。
でも読んで、一神教に対する理解を深めたいと考えている。
モーセ五書のうち、せめて「創世記」「出エジプト記」だけでもいいから・・・。
一神教がわからないと、世界の半分、いやそれ以上がわからない。

「世界なんてわからなくてけっこう。おれ様はおれ様なのだから」
そう思ったら、そこで何かが断ち切られる。糸の端をつかんだら、それをたぐり寄せ、正体を見極めて確信を得る。

それは「生きる」ということに、その根底にある「知らずに死ねるか」という衝動(・・・のようなもの)につながっていく♪ 

「美しい花がある。花の美しさなんてものはない」。
そう喝破したのは小林秀雄である。しかし、小林は何といっても、本物の天才。
わたしはおよびもつかない凡人にすぎないが、凡人には凡人の流儀がある。

この夏は本をつぎからつぎと読みながら、そんなことをしきりとかんがえた(=_=)

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