LUMIXのLX5を手に入れたので、群馬県では比較的古い町並みが保存されている桐生市を散策してきた。
桐生の町を撮影するのは、これが3回目。
デジタルになってからははじめてだが・・・。
約4時間、撮影のためだけに、この没落しつつある、小さな地方都市をさまよった。
わたしはかつて、この町で2年間働いた経験があり、甘かったり苦かったりするエピソードのいくつかを、容易に思い出すことができる。
紡織はさすがにもうだめになってはいたが、パチンコ台の製造や、自動車部品がさかんで、夜の仲町界隈(飲屋街)は活気があったものだ。
栃木市へいこうか。
いや、川越にしよう・・・。
しかし、朝からどんよりとした暗いお天気。
で、桐生に決めた。
この町には、悲しいことに、こんなお天気がお似合い。
――だと、わたしの直観がささやく。
240枚ほど撮ったのだが、30枚に絞りこもうとした。
ところが、どうしても捨てられない。
どんどん捨てることによって、残った数枚の写真の輝きがますのに。
群馬ではいちばんはじめに、「人口減少」がはじまった町。
そうか・・・ここは、織姫の町であるばかりでなく、坂口安吾の町でもあったのだ。
アルバム45枚は、mixiにupしてある。
桐生の町を撮影するのは、これが3回目。
デジタルになってからははじめてだが・・・。
約4時間、撮影のためだけに、この没落しつつある、小さな地方都市をさまよった。
わたしはかつて、この町で2年間働いた経験があり、甘かったり苦かったりするエピソードのいくつかを、容易に思い出すことができる。
紡織はさすがにもうだめになってはいたが、パチンコ台の製造や、自動車部品がさかんで、夜の仲町界隈(飲屋街)は活気があったものだ。
栃木市へいこうか。
いや、川越にしよう・・・。
しかし、朝からどんよりとした暗いお天気。
で、桐生に決めた。
この町には、悲しいことに、こんなお天気がお似合い。
――だと、わたしの直観がささやく。
240枚ほど撮ったのだが、30枚に絞りこもうとした。
ところが、どうしても捨てられない。
どんどん捨てることによって、残った数枚の写真の輝きがますのに。
群馬ではいちばんはじめに、「人口減少」がはじまった町。
そうか・・・ここは、織姫の町であるばかりでなく、坂口安吾の町でもあったのだ。
アルバム45枚は、mixiにupしてある。