二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

フィルムスキャンの醍醐味

2013年04月21日 | Blog & Photo

このあいだ3月終わりころからから、デジ画像と並行し、フィルム写真を再開したということはもう書いた。
今日はヒマがあることがわかっていたので、スキャナ持参。
キタムラからあがってきたフィルムが何本かスキャン待ちだったので、店番しながら、つぎつぎフィルムスキャンをして愉しむこととあいなった(^^)/

わたしが今回おやおやと眼を瞠ったのは、35mmポジフィルムの高品位画像。
仕上がりをラボで見た瞬間、これは予想以上だぞ・・・と、ライトボックスの上のスリーブにいささか興奮!


ネガフィルム比較するため、3枚づつ掲載してみよう。





アルバムにデータを書いたように、フジのRDP�。7~8ヶ月もかかって、36枚撮りを撮り了えた。四季がぜ~んぶ写っていなくてよかった(笑)。
ポジ用はキヤノンF-1(初代)と、NewFD50mmF1.4と決めてある。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000059383745&owner_id=4279073

これが2012年版で、試し撮りと銘打っておいた。
フィルムカメラが写真の「あたりまえ」だったころ、モノクロかリバーサルしか使わなかった。
そういう意味では、コダクローム、エクタクローム、フジクロームにはずいぶんお世話になってきた。


つぎにネガスキャンの画像を3枚ならべてみる。








どれもシャープネスやコントラストは少しいじったが、フォトショップやアプリでは加工していないストレート写真である。

質感描写や、色再現にすぐれているのは、いうまでもなくリバーサル。圧倒的であるといっていい。わたしが使っていたころと比較し、粒状性や色味の精度は確実に進歩している。

それに対して、ネガカラーのじゃじゃ馬ぶり(^^;)
この3枚はいずれもオリンパスOM-1&50mmF1.8で撮影し、ネガからスキャンしている。
このカメラは露出計がアテにならないから、露出は経験とカンで決めている。

あまりにオーバーだと、スキャンするのが厳しく、画像が白飛びしている。
コダックのGOLD100というフィルムだけれど、色はどちらかといえばこってり系。
しかし、露出オーバーのカットも、それなりの味を出している。
3枚目など、まるで蜷川美花さんふうではないだろうか(笑)。

小理屈をこねても仕方ない。
ネガとリバーサル、それぞれの特性をよくこころえて、必要とおもったとき、それを適宜使いこなすのが、フォトグラファーの腕である。
たとえアマチュアであっても。

ふーむ、むむ。
こうして較べてなにか書こうとおもうのだけれど、ちょっとことばが出てこない。
なんといったらいいのか(?_?) 
衝撃的だったといえないこともない。
いま考えているのは、ポジをもう少しやってから、方向性をさぐって、自分なりの見極めをつけようということくらいか・・・。むむ、な、悩ましいです(笑)。

マイミクの皆さん、ポジとネガを比較し、どうお感じになります?
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