<あ!なんだこれ>アルバム「ネコの散歩道Part2」3.8
ベストセレクションの最終回は「ネコの散歩道」シリーズからのチョイス。
今回は二枚、三枚ではなく、四枚ピックアップしてみよう。
わたしはイヌ好き、ネコ好き。
ものごころついたころには、わが家はイヌ、ネコ両方飼っていた。だからいつだって、家族の一員のようにして彼らと暮らしてきた。
祖父の代は生粋の農家。豚や山羊、牛、鶏。
祖父が鶏をしめて殺し、雨樋に逆さ吊りにして血を抜く凄惨な作業を、遠くのほうからおっかなびっくり眺めていたことがある。
だから・・・というだけではないが、いまでも「鶏肉」は好んでは食べない。
あの断末魔の悲鳴をいまでも思い出す(^^;)
小学生時代、雌ネコがわたしが寝ていた蒲団の中で出産したときは驚いた。
明け方、足許のほうで、なにかがモゾモゾ動いていると思ったら、四匹もの子ネコ!!
寒い夜だった。胞衣は母親が食べてしまって、きれいなもの。
イヌやネコ、家畜との距離は、いまから考えると信じがたいほど近かった。
さて、一枚目はねこじゃらしにちょっかいを出したところをすかさず撮影!
元来が無愛想なネコなので、多少は演出しないと、こんな写真が撮れない。
どうしたわけかテンちゃんは今年大けがをし、生死の境をさまよった。
しかし、運命の女神に拾われて、動物病院にもいかずに一命をとりとめ、この世に復帰。
ところが、ドヂなので、その後ふたたびケガをし、いまでは前肢を軽くひきずって歩く。と思って油断していると、突如全速力で突っ走る(~o~)
いったいどうなっているんだね、あんたは!?
<ん、なにかご用?>アルバム「ネコの散歩道Part2」7.22
二枚目。これじゃまるで代理人。
ここは作業場の真ん中に置いてある父親の椅子である。
わたしがいないと、テンちゃんは父親の腰巾着をし、どこへでもついて歩く。
ネズミを追いかけるわけではないから、縄張をパトロールするくらいしか、やることがない。
いまのネコはなぜネズミに「不感症」になってしまったのか?
それは母親からネズミの味を教えてもらえなかったからだろう。生まれたときから、愛玩用として育てられ、おいしいペットフードを腹一杯食べている(;_;)
空腹のつらさは野良ネコ時代に経験はしているだろう。
前飼主のAさんによると、ある日、ドアの外でネコがニャ~ニャ~鳴いているのでドアを開けてやると、事務所の中へためらわず入ってきて、餌をねだるそぶりをしめしたという。その家のあるじと思われる人間には従順。そしてびっくりするほど(まるでネコというよりイヌのように)人なつこい。
<ここはヒンヤリして気持ちいいニャ~♪>アルバム「ネコの散歩道Part2」8.28
三枚目はこれ。
ネコの親子が、わが家のトラクターの運転席で眠りこけていた。
近づいてカメラ(CX6)をかまえると、子の黒猫だけ頭をもたげて振り返った。
ご近所で餌だけもらっている「半野良」さん。
この子猫は春に裏の納屋の片隅で生まれたのだ。「半野良」のため、人間への警戒心は強く、決して一定の距離以下には近づけない。
わが家は農家のため、物置、作業小屋、納屋などが敷地内に数棟建っている。近隣の飼い猫、半野良が年中出入りしている。親子が日向ぼっこしている姿も、よく見かけるが、カメラを構えようと近づくと、パッと遁走する(=_=)
なかなかモデルにはなってもらえない。
<秋色ネコのポートレイト>アルバム「秋色秩父」11.1
さてさて四枚目。
これは11月1日に秩父方面へ「街撮り」にいった折り、長瀞渓谷の石畳の上で出会って、写真を撮らせていただいた「秋色ネコ」さん。
飼主がどこやらへ姿を消し、観光目的で遠方から訪れた二人の若いお姉さんの愛玩物になっていた。
「いや~ん、ネコってどうやって抱くの?」
「ほら、こうやってお尻の下に手を回し、体を安定させてやる・・・」
Mikenekoじいさんの出番だった(笑)。
ついでに了解をえて、女の子たちもパチリ!
飼主に可愛がられているとみえて、とてもキレイな、姿かたちが整ったネコちゃんだった。
イヌはクサリに繋がれているから、めったに撮影チャンスがない。
池田さんという人がイタリア猫を撮ってエッセイを添えた「猫のように自由」という文庫本(角川文庫)がある。
猫のように自由
このタイトルを見たとき、ピンとくるものがあった。
そうだなあ、ネコってこの人間社会の中で、イヌとはとても対比的な生存をしている。
クサリに繋がれることもないし、予防注射されることだって!
労働はしないし、税金も払わない。そのくせ、いい飼主に可愛がられると、まるでお殿様かお姫様暮らし(^^)/~~~
生まれ変わるとしたら、やっぱりネコにかぎる。
あんなふうに自由に、そこいらをふらふらして生涯が送れるなら、ね。な~んにも用事がないって、退屈かもしれないけれど。
■「猫のように自由」角川文庫
http://www.amazon.co.jp/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E8%87%AA%E7%94%B1-~Libero-come-gatto-%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%8C%AB%E7%89%A9%E8%AA%9E/dp/4043943016
ベストセレクションの最終回は「ネコの散歩道」シリーズからのチョイス。
今回は二枚、三枚ではなく、四枚ピックアップしてみよう。
わたしはイヌ好き、ネコ好き。
ものごころついたころには、わが家はイヌ、ネコ両方飼っていた。だからいつだって、家族の一員のようにして彼らと暮らしてきた。
祖父の代は生粋の農家。豚や山羊、牛、鶏。
祖父が鶏をしめて殺し、雨樋に逆さ吊りにして血を抜く凄惨な作業を、遠くのほうからおっかなびっくり眺めていたことがある。
だから・・・というだけではないが、いまでも「鶏肉」は好んでは食べない。
あの断末魔の悲鳴をいまでも思い出す(^^;)
小学生時代、雌ネコがわたしが寝ていた蒲団の中で出産したときは驚いた。
明け方、足許のほうで、なにかがモゾモゾ動いていると思ったら、四匹もの子ネコ!!
寒い夜だった。胞衣は母親が食べてしまって、きれいなもの。
イヌやネコ、家畜との距離は、いまから考えると信じがたいほど近かった。
さて、一枚目はねこじゃらしにちょっかいを出したところをすかさず撮影!
元来が無愛想なネコなので、多少は演出しないと、こんな写真が撮れない。
どうしたわけかテンちゃんは今年大けがをし、生死の境をさまよった。
しかし、運命の女神に拾われて、動物病院にもいかずに一命をとりとめ、この世に復帰。
ところが、ドヂなので、その後ふたたびケガをし、いまでは前肢を軽くひきずって歩く。と思って油断していると、突如全速力で突っ走る(~o~)
いったいどうなっているんだね、あんたは!?
<ん、なにかご用?>アルバム「ネコの散歩道Part2」7.22
二枚目。これじゃまるで代理人。
ここは作業場の真ん中に置いてある父親の椅子である。
わたしがいないと、テンちゃんは父親の腰巾着をし、どこへでもついて歩く。
ネズミを追いかけるわけではないから、縄張をパトロールするくらいしか、やることがない。
いまのネコはなぜネズミに「不感症」になってしまったのか?
それは母親からネズミの味を教えてもらえなかったからだろう。生まれたときから、愛玩用として育てられ、おいしいペットフードを腹一杯食べている(;_;)
空腹のつらさは野良ネコ時代に経験はしているだろう。
前飼主のAさんによると、ある日、ドアの外でネコがニャ~ニャ~鳴いているのでドアを開けてやると、事務所の中へためらわず入ってきて、餌をねだるそぶりをしめしたという。その家のあるじと思われる人間には従順。そしてびっくりするほど(まるでネコというよりイヌのように)人なつこい。
<ここはヒンヤリして気持ちいいニャ~♪>アルバム「ネコの散歩道Part2」8.28
三枚目はこれ。
ネコの親子が、わが家のトラクターの運転席で眠りこけていた。
近づいてカメラ(CX6)をかまえると、子の黒猫だけ頭をもたげて振り返った。
ご近所で餌だけもらっている「半野良」さん。
この子猫は春に裏の納屋の片隅で生まれたのだ。「半野良」のため、人間への警戒心は強く、決して一定の距離以下には近づけない。
わが家は農家のため、物置、作業小屋、納屋などが敷地内に数棟建っている。近隣の飼い猫、半野良が年中出入りしている。親子が日向ぼっこしている姿も、よく見かけるが、カメラを構えようと近づくと、パッと遁走する(=_=)
なかなかモデルにはなってもらえない。
<秋色ネコのポートレイト>アルバム「秋色秩父」11.1
さてさて四枚目。
これは11月1日に秩父方面へ「街撮り」にいった折り、長瀞渓谷の石畳の上で出会って、写真を撮らせていただいた「秋色ネコ」さん。
飼主がどこやらへ姿を消し、観光目的で遠方から訪れた二人の若いお姉さんの愛玩物になっていた。
「いや~ん、ネコってどうやって抱くの?」
「ほら、こうやってお尻の下に手を回し、体を安定させてやる・・・」
Mikenekoじいさんの出番だった(笑)。
ついでに了解をえて、女の子たちもパチリ!
飼主に可愛がられているとみえて、とてもキレイな、姿かたちが整ったネコちゃんだった。
イヌはクサリに繋がれているから、めったに撮影チャンスがない。
池田さんという人がイタリア猫を撮ってエッセイを添えた「猫のように自由」という文庫本(角川文庫)がある。
猫のように自由
このタイトルを見たとき、ピンとくるものがあった。
そうだなあ、ネコってこの人間社会の中で、イヌとはとても対比的な生存をしている。
クサリに繋がれることもないし、予防注射されることだって!
労働はしないし、税金も払わない。そのくせ、いい飼主に可愛がられると、まるでお殿様かお姫様暮らし(^^)/~~~
生まれ変わるとしたら、やっぱりネコにかぎる。
あんなふうに自由に、そこいらをふらふらして生涯が送れるなら、ね。な~んにも用事がないって、退屈かもしれないけれど。
■「猫のように自由」角川文庫
http://www.amazon.co.jp/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E8%87%AA%E7%94%B1-~Libero-come-gatto-%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%8C%AB%E7%89%A9%E8%AA%9E/dp/4043943016