二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

カメラを買おう

2013年12月05日 | Blog & Photo
臨時収入があると、それを機材の購入にまわす。
昨年は何台ものカメラやレンズを買ったけれど、今年はフジのX10を下取りに出し、X20を買っただけで、しずまり返っている(笑)。
夏の終わりころまでは、ライカM6と、エルマー50mmF2.8が欲しくて、ネットで検索してみたり、県内の中古店などを冷やかしたりしていたが、秋になって、フィルムカメラ熱が、急速にひいてしまった。なぜか、原因ははっきりわからない。
ニコンF3に標準レンズをつけ、クルマの中に放り込んである。しかし・・・24枚撮りが、なかなか終らない(^^;)

デジタルの進化は止まらない。
この秋モデルもすごいもので、雑誌のメカ記事を読んで頭にたたき込むのが忙しいくらいだった。
メーカーの開発部門はもちろん、メカライターさんたちも、うれしい悲鳴をあげていることだろう。
わたしは一眼レフの主力機種はニコンD7000。これまで1年半ばかり使っているが、先日あることに気がついた。
それは撮影時の画像保存精度のこと。
1600万画素機ながら、LF(ラージファイン)には設定していないのである。
さっき調べたら、MF(ミドルファイン)に設定したまま、ずっと撮影をつづけていた(~o~)

わたしはこの10年近く、大伸ばしプリントアウトはまったくしていない。だから、j-peg1000万~1200万あれば、それで十分。ウェブへアップロードするときに、リサイズし、レタッチして階調を整える。しかし、mixiなどはさらにリサイズされて、小さなデータに変換されてしまう。
元データは以前はDVDやらフラッシュメモリやらに保存していた。ところが近ごろは、というか、1、2年前から、SDカードにそのまま保存・・・ということになった。
皆さん画像の保存はどうしているのだろう?

したがってこの秋のニューモデルは、現実的に考えれば、明らかにオーバースペックなのである。
・レスポンス
・高感度特性
わたしにこだわりがあるとすれば、この二つ・・・かな? レスポンスはキャンディッドのとき、高感度は夕景・夜景のとき、どうしても必要になる。三脚などまちがっても使用しないから。
動画は一度も使ったことがないから、わたしにはいらない余分な機能。

だけど、どういうわけか新型機種を眺めていると、それが欲しくなる。
フィルムは最高の一台を買ってしまうと、それを一生使うことができる。
ライカやハッセル、ローライ、メカニカルなニコン等々。
これらのカメラは毀れても修理できる。しかも、たとえば画質が、新型に負けてしまうということはありえない。

発売された当初の数年間、デジカメはカメラというよりパソコンの周辺機器、あるいは家電品というとらえ方をしていたから、仕事ではデジカメを使うようになっても、いざというときは、フィルムカメラにリバーサルをつめて撮影し、それをフィルムスキャナで取り込むという作業をしていた。フィルムで撮る場合は、いまでもこの方法を用いる。
手間とお金がかかるので、非効率(T_T)
一口でいえば、スローライフな愉しみということになるのだけれど、時間と予算にある程度余裕がないとやってられない。

11月中には、なにか一台買おうと思ったのだけれど、そこに怒濤の秋モデル!
目移りばかりしてしまって、一向に決断ができない。
・オリンパス E-M5
・ニコンD600(D610)
・フジフィルム X-E2

このあたりに狙いは絞ってあったが、ソニーのα7もいいじゃないか・・・と、これじゃまるで日替わりメニュー(笑)。抑えようとしても抑えきれない物欲のあらし、ともいう。
どんなカメラを買おうと、2-3年で旧型化してしまうのだから、レンズ資産のある新型機を買っておけばいいのだと、寝るときは自分にいい聞かせる(笑)。

はてさて、そろそろ決着をつけたいのだけれど、「あれもこれもよいよい♪」と踊らされてしまった秋だった。1200万画素で十分といっておきながらね(^^;) ナハハハ。


トップのフォトは昨日のテンちゃん、籾袋の上。右にあるのは落下した花梨の実。



そしてこちらはわが家の干柿。お正月にはおいしく食べられるようになる(^_^)/~
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