二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

2013年ベストセレクション 第1回「郷土遊覧記」街角編

2013年12月07日 | Blog & Photo
<食堂「松島軒」>


昨年は11回に渡ってベストセレクションシリーズを、mixi日記および「二草庵摘録」に連載した。
それだけ、ヒマと気力があったということだろう\(^^)/
今年はこれから年末にかけて、つぎのような分類で、1年を振り返ってみよう。

第1回「郷土遊覧記」街角編
第2回「郷土遊覧記」人物スナップ編前編(限定公開 友人まで)
第3回「郷土遊覧記」人物スナップ編後編(限定公開 友人まで)
第4回「フィルムカメラ」35㎜ネガスキャン編
第5回「フィルムカメラ」35㎜ポジスキャン編
第6回「フィルムカメラ」中判ネガスキャン編(6×6)
第7回「ネコの散歩道」
第8回「草木図譜」
第9回「夜への階段」
第10回「片隅の小さな世界」


すべて過去に取り上げたフォトばかり。セレクションの基準は厳密なものではなく、「えいやっ!」と気合で選んでいる(笑)。
「働く自動車」や「フラグメント」のシリーズは失速気味で撮影数が少ないから除外。

こうして振り返ってみると、フィルム写真工房も、後半失速気味だな´Д` フィルムの在庫はたっぷりと冷蔵庫に寝かしてあるってのに、どうも気が向かないのはどうしてだろう? 現像代が負担になっているのは以前に書いたが、まず「街撮り」への復帰が先決・・・。このまま「期限切れ」にするつもりはない。
群馬県内の主要な町は、一通り歩き回ってしまったし・・・ローライをもって、浅草へでもいこうかな。

どれも一度見たよー、また?
といわれそうだが、お暇だったらおつきあい下さいませo(゜∀゜)o

さてさて、第1回は「郷土遊覧記」街角編。


まずTOPは松島軒のたたずまい。
創業昭和12年と書かれた、日除け用の赤いテントがすばらしい。
あいにく駐車場がないため、まだ中に入って食事をしたことがない。値段もメニューも、きっと昔のままだろう。
時間が止まって、昭和ロマンのなごりがただよっているような街角が大好き。


<午後のひかり>
第二詩集「光集める人」のタイトルバックに使ったフォト。撮影地は伊香保温泉の石段街。
カメラはオリンパス PEN E-P3で、ライトトーンというアートフィルターで撮っている。
通りかかった瞬間、これはライトトーンでいってみようと閃いた。画面が二分割されているが、その明暗差のバランスが絶妙。


<影のトリミング>
これはゲートボール場の小屋に掛かっていた写真をコピーしたもの。
わたし自身の影が、おもしろいトリミング効果を発揮。
「へえ、そうか(・"・。)」撮ったわたしが感心したので、よく覚えている。


<ある光景>
これは給油施設だろう。荒涼とした農地に、ポツンと取り残され、午後の光を浴びていた。
かつてはなにか工場のようなものがあったのだろう。
わたしは「わび・さび系」のフォトのつもりでシャッターを押している(笑)。
テクスチャー描写が気に入っている。


<黒猫がいた!>
地方都市の飲み屋街は、ほとんど壊滅・・・といっていいいような惨状。昼間通ると、とくにその印象が強い。
わたしも景気がいい時代には、カラオケスナックや、Pパブをハシゴしたものだが、いまは居酒屋すら、めったに足をはこばない。お財布に余裕がないのだし、還暦をすぎて覇気も衰えている。
こういう場所に黒猫さんは、ホントお似合いだなあ。


この企画も今年で3年目となり、実力のあるマイミクさんがふえたり、撮影もまずまず愉しめたりしたけれど、はてさて、来年はこんなのんきな年末やってられるんだろうか?
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