二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ウサギとカメと養魚場

2012年09月15日 | Blog & Photo

世の中は3連休。わたしは3日とも、仕事に向かう。
ただし、これだけ残暑がきびしいと、ヒマだろう。
万が一、1件でも問い合わせがあって、物件が決まったら「ラッキー♪」なのだけれど、ここしばらくツキに見放されている(=_=)

何度も書いているように、ことしの夏は、これまで経験したことのない、記録的な猛暑。
それが原因かどうかわからないけれど、日傘をさすレディーが、ずいぶんと目立った。
たった二人だけれど、「日傘の男性」まで目撃し、Mikenekoじじいとしては、世相の変化を興味深く眺めている・・・という次第ではあ~る(笑)。

そんな中、一方では、若い女性たち(中年のおばちゃんも)の短パン姿がずいぶん目立った。
自慢の太腿を恥ずかしげもなく見せつけて、カツ! カツ!と足音が聞こえてくるような足取りで、そこいらを闊歩している。こちら群馬ばかりではなく、そういった風潮は全国的にひろがっているだろう。「なんか色気ねえなあ」などと、わたしのような旧世代はなかば目尻をさげ、なかばあきれている。
ある友人は、たまにシックなロングスカートの女性がいると「お! いい女がいるぞ」とわたしに合図を送ってきたり(笑)。

ええと、今日のお題「ウサギとカメ」ってなにかというと、クルマの運転についてひとこと、じじい的発言をしてみたいのである。
「頑固じじい」っぽく振る舞うことに、どうもこのごろ、快感を覚えるようになっていますからねぇ。

片道およそ15kmの通勤経路を、わたしはクルマで毎日通っている。
けさは、お隣車線にスカイラインGTRがきて止まった。
信号が青に変わると、そのGTRは、予想した通り、ビューンと走っていった。わたしのおんぼろサニーは、のんびりと発進し、50km代で、制限時速厳守、えっちらおっちらと、そのあとを追う。
そして、つぎの信号で、カメさんは、ウサギさんに追いつくのですね。
するとウサギさんたるGTRは、青になったとたん、400mダッシュのつもりか、また爆音を轟かせて、ビューン! 信号で追いつく。

これが3回くり返されたので、窓越しに「ご苦労さん」といってやりたかったが、ガマンした(笑)。 60歳になったので、わたしは車間距離もなるべく10mはあけて走行するようにしているが、そうすると、割り込み運転がとても多い。
遠方へ出かけるとき、わたしの目安は、30km1時間と試算している。経験的データでは、市街地走行、一般国道あたりでは、スピードを出そうが出すまいが、目的地到着時刻は5分ほどしかかわらない。
10m以上車間をあけてゆっくり走ると、周辺の景色がよく見える。
「おもしろい街角、被写体はないかなあ」などと、きょろきょろできるし(^-^)
クルマの助手席には大抵、カメラ、レンズをはじめ、いろいろな荷物が積んであるため、カーブを曲がるときなど、教習所のクルマのように遅くなる。
ま、これ以上遅くしたら、「迷惑運転」といわれかねない。
運動神経の衰えは自覚しているので、カメさんで十分。高速道路でも、90km走行が基本。
「狭い日本、そんなに急いでどこへいく」である。

あれれ、これでは世相時評になってない?
脱線、脱線また脱線! まあまあ、独断と偏見に満ちたじじい的発言とはこんなものでしょう。皆さんお気を悪くなさいませんように。

――さて、ところで、写真はトンボ写真を撮るために立寄った養魚場の鯉たち。
左から突き出している白っぽいVP(ビニールパイプの専門用語)から、一定の間隔で、鯉の餌が放出される。パイプのこちら側には、無人のモーター小屋がある。
音がするだけで、鯉どもはわれ先に水面に躍り出てくる。
どこやらの世界と似ているなあ・・・と思いながら、メモ写真をパチリ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野草知らず | トップ | 1950年12月2日の“セリオーソ” »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事