二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ストリートスナップを満喫する

2013年10月13日 | Blog & Photo
「バカヤロー! なんだ、てめえは」と怒鳴られる可能性は十分ある。
だから、撮影する場合、覚悟のほぞを固めねばならない。
こわもてのおじさんやお兄さんたちを、ずいぶん撮影させていただいた。
こういう撮影は、よい子の皆さんにはおすすめできない。過去に新宿で、二度ばかり恐ろしい目にあっている、なんとか切り抜けることができたけれど。

アルバムは数年間「マイミクさん限定公開」としておくので、どんな写真があるのか、気になったら、アルバムをどうぞ´Д`

10月12日(土)はカラーで713カット撮影し、本日13日(日)は、359カット撮影した。二日間で1072枚という撮影枚数は、わたし的には過去最多。
機材は二日とも、X20とPENデジ(9-18㎜ズーム付き)であった。フィルムカメラを持ち歩くと、こんなには撮れないうちに、エネルギーが枯渇し、ギブアップしてしまう。
およそ80%がノーファインダーによる撮影で、レタッチで諧調を整え、一部はトリミングあり・・・である~~ヽ
「へろへろに疲れきるまで撮った」というと大げさだけれど、それに近いものがある。












ここには了解を得て撮影したものや、すぐに公開に踏み切っても差し支えないと判断したものを、6枚だけピックアップしておく。
いまの時代は人にカメラを向けるのは慎重であらねばならないが、おそらく撮影より、発表の仕方に問題がある場合が多いのではないだろうか?
写真は絵画のようにアトリエで作り出すことはできない。
いうまでもなく、「被写体あっての写真」なのである。だから、森山さんも荒木さんも、「写真はアートなんかじゃないよ。現実のコピーにすぎない」といういい方をする。
その通りだとわたしもおもう。

被写体の一瞬をいただいてくる。
したがって、えらいのは(へんな表現になってしまうけれど)あくまで被写体なのである。
写真に魅力があるとすれば、それは被写体のチカラ。フォトグラファーは、それをあらためて「発見」しただけである。

カラーはモノクロのおよそ倍時間をかけ、倍の枚数を撮影している。セレクトし、レタッチするだけでも一仕事/_・)/_・) 疲れて眼がボロボロになりそうだ。

だけど、愉しかったなあ(^_^)/~ さっき見直していたら「撮りたかった写真」が、数枚はある。そういう写真を、久しぶりに撮ることができた・・・ということだ。
機材にはほぼ満足しているけれど、ときおりピンボケが混じったり、一気押しでAEが追従しきれていなかったりのカットがあるのは残念。
わたしも立ち止まらず、歩きながらフレーミングして撮影しているので、これでも歩留りはいいほうだろう。
一秒の何分の一・・・というスピードで、外界は変化しつづけている。そこから、わたしのカメラアイが、ある一瞬をつかみとる。
スナップショットの醍醐味を満喫できた二日間だった。
さて、明日はカラーの編集だな。


※モデルとなっていただいた方々に心より御礼申し上げます。
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