二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

小さな生き物たちの静かな劇場

2016年08月07日 | Blog & Photo
わたしがはじめてルリボシカミキリに出会ったのは、2008年7月6日、ぐんま昆虫の森の散歩道。
「ひゃ~、こんなに美しいカミキリがこの群馬にいるのか♪」予期せぬ出会いに驚いた。
尊敬する福岡伸一先生が「ルリボシカミキリの青」を出版したのは2010年。それをむさぼり読んだ。

8月も半ばをすぎるとフィールドでは秋の気配が濃くなって昆虫たちの姿がぐんぐん減っていく(^^;) 
ポトンと大きな音がするので近づいてみると、幹から落下したカブトムシが何頭も死んでいる。まるで電池が切れたように、死は突然彼らを訪れる。その死骸をアリやその他の虫が片づける。
セミの大合唱がやがて途絶え森は何事もなかったかのように、ふたたび静まり返る。

里山・・・小さな生き物たちの静かな劇場。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アオスジカミキリに出会った日 | トップ | 酔って歩く(ポエムNO.2-79) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事