
ミヤマセセリ
5月末から6月ころ、活字モードから画像撮影モードに切りかわる。
過渡的な期間はおよそ1ヶ月。その期間はいわばツーウェイとなるが、
ツーウェイの期間は、どっちもまことに中途半端な状態となって、
心が千々に乱れたりする。
本も読めないし、撮影にも身が入らないというのは、
なんだか、いたずらに時間がたっていくだけ・・・。
学生のころ、銀塩の一眼レフを買って、木村伊兵衛さんをまねて街角に立つようになって以来、ずっとこんな1年だったような気がする。
「それって要するに、気持ちの切りかえがへたってことでしょう?」
女友達にそういった指摘をうけたことがあるが、
う~ん、大当たり~! かも知れない。
1年は365日、1日は24時間と決まっている。
たぶん、心のどこかで、これを二倍に使いたいといった欲の深い心理も潜んでいよう。
凝り性だから、没頭すると、ほかのものが何も眼に入らなくなり、
「あいたた、まいったな~」てなことになったりする。
ところで、今年は例年より、ややはやく「撮影モード」に切りかわりつつある。
おかげで、いままで出会うことができなかったミヤマセセリに逢うことができ、
撮影もかなった(^-^)
林間を飛ぶ、小さな黒っぽい影を見たとき、これまで出会ったことのないチョウだと直感した。
わたしの頭にひらめいたのは、コツバメ、ミヤマセセリの二種類。
「さあて、どっちだ? この林にいるのは、どっちのチョウだ?」
胸の高鳴りを抑えながら、歩き回り、立ち止まっては、あたりを観察した。
しばらくそうしていると、300m四方ばかりの斜面に、3、4頭の個体を認めることができた。
カメラは3台あるから、準備は万全。
しかし、1:2まで寄れる望遠マクロレンズの調子が悪い!
やがて、レンズは「∞」で止まったまま作動しなくなった。
故障である。
故障はメカニックなものだとわかっていたから、いくらか乱暴に、押したり叩いたりしてみた。チープな安物のレンズなので、酷使すれば、こうなってしまうと不安をいだいてはいた。このレンズが昆虫撮影のいちばんの道具なので、年間おそらく5、6千カットは撮るだろう。ギアのクラッチがいかれてしまったのである。
あきらめずにいじくりまわしていたら、
作動しはじめたが、今度はマクロ側にスイッチできなくなった。
もう一本の90㍉マクロでは、わたしの実力では到底近づくことができない被写体。
最初は3mくらい、それから、忍耐づよく、距離をせばめていく。
ぱっと飛び立ち、高い梢に舞い上がったまま降りてこない個体もいた。
ほぼ1時間あまり、そんなことをやっていた。
マクロ機能は使えないので、300㍉の最短距離1.5mで撮影し、いくらかトリミングをしたのが、上の写真。
ミヤマセセリは春を告げるチョウの代表格。
関心のある方はこちらをクリックしてもらえばいいだろう。
http://www.h2.dion.ne.jp/~lev.1000/miyamaseseri.htm
ほんとうはコツバメに逢いたかったな。
3月に発生するそうだから、もう今年はむりかも・・・。
この周辺では、どこが生息地になっているのかも、わたしは知らない。
チョウの生態写真は、花の撮影に比べたら、100倍もむずかしい。
「昆虫採集」のほうが、まだしもである。
姿を見ることはできても、撮影できるかどうかは、予測のかぎりではないのである。
このカットには2頭写っている。
♂と♀。手前の小枝がじゃまで「作品」というには、ほど遠い写真だが、出会いの記念にupしておこう。
5月末から6月ころ、活字モードから画像撮影モードに切りかわる。
過渡的な期間はおよそ1ヶ月。その期間はいわばツーウェイとなるが、
ツーウェイの期間は、どっちもまことに中途半端な状態となって、
心が千々に乱れたりする。
本も読めないし、撮影にも身が入らないというのは、
なんだか、いたずらに時間がたっていくだけ・・・。
学生のころ、銀塩の一眼レフを買って、木村伊兵衛さんをまねて街角に立つようになって以来、ずっとこんな1年だったような気がする。
「それって要するに、気持ちの切りかえがへたってことでしょう?」
女友達にそういった指摘をうけたことがあるが、
う~ん、大当たり~! かも知れない。
1年は365日、1日は24時間と決まっている。
たぶん、心のどこかで、これを二倍に使いたいといった欲の深い心理も潜んでいよう。
凝り性だから、没頭すると、ほかのものが何も眼に入らなくなり、
「あいたた、まいったな~」てなことになったりする。
ところで、今年は例年より、ややはやく「撮影モード」に切りかわりつつある。
おかげで、いままで出会うことができなかったミヤマセセリに逢うことができ、
撮影もかなった(^-^)
林間を飛ぶ、小さな黒っぽい影を見たとき、これまで出会ったことのないチョウだと直感した。
わたしの頭にひらめいたのは、コツバメ、ミヤマセセリの二種類。
「さあて、どっちだ? この林にいるのは、どっちのチョウだ?」
胸の高鳴りを抑えながら、歩き回り、立ち止まっては、あたりを観察した。
しばらくそうしていると、300m四方ばかりの斜面に、3、4頭の個体を認めることができた。
カメラは3台あるから、準備は万全。
しかし、1:2まで寄れる望遠マクロレンズの調子が悪い!
やがて、レンズは「∞」で止まったまま作動しなくなった。
故障である。
故障はメカニックなものだとわかっていたから、いくらか乱暴に、押したり叩いたりしてみた。チープな安物のレンズなので、酷使すれば、こうなってしまうと不安をいだいてはいた。このレンズが昆虫撮影のいちばんの道具なので、年間おそらく5、6千カットは撮るだろう。ギアのクラッチがいかれてしまったのである。
あきらめずにいじくりまわしていたら、
作動しはじめたが、今度はマクロ側にスイッチできなくなった。
もう一本の90㍉マクロでは、わたしの実力では到底近づくことができない被写体。
最初は3mくらい、それから、忍耐づよく、距離をせばめていく。
ぱっと飛び立ち、高い梢に舞い上がったまま降りてこない個体もいた。
ほぼ1時間あまり、そんなことをやっていた。
マクロ機能は使えないので、300㍉の最短距離1.5mで撮影し、いくらかトリミングをしたのが、上の写真。
ミヤマセセリは春を告げるチョウの代表格。
関心のある方はこちらをクリックしてもらえばいいだろう。
http://www.h2.dion.ne.jp/~lev.1000/miyamaseseri.htm
ほんとうはコツバメに逢いたかったな。
3月に発生するそうだから、もう今年はむりかも・・・。
この周辺では、どこが生息地になっているのかも、わたしは知らない。
チョウの生態写真は、花の撮影に比べたら、100倍もむずかしい。
「昆虫採集」のほうが、まだしもである。
姿を見ることはできても、撮影できるかどうかは、予測のかぎりではないのである。
このカットには2頭写っている。
♂と♀。手前の小枝がじゃまで「作品」というには、ほど遠い写真だが、出会いの記念にupしておこう。
確かに飛んでる感じは コツバメと似てるかぁ・・・
コツバメは目が可愛いですね。
でもミヤマセセリもなかなか逢えないし、
留まらないから。
私は syugenさんの『スミナガシ』忘れてませんよ。広角気味の 素敵なショットでしたね!
レンズ 故障ですか?
あはは、アビーさんにすっかり遅れをとっております。
でもね~、ゆっくり、ゆっくりもいいものです。
すべてを知ってしまって、やりつくしたら、
「つぎ、どーしよう」ですからね。
へへ、負け惜しみ?
「ビジネスを活かす私の聖書体験」のご案内
ご笑覧ください。
http://www4.ocn.ne.jp/~kokoro/