二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

二台目の二眼レフ、ヤシカマット124G

2015年04月26日 | Blog & Photo
Sさんに教えてもらったので、いつもよりはやく家を出て、M公園を周回したが、
残念ながらキビタキには遇うことができなかったゞ(´Д`
到着してすぐ、キビタキの♀らしい鳥を見かけたが、ピントを合わせているあいだに逃げられた。
Iさん、Sさんにお遇いすることができた。しかしそのころには、もう時間切れ。
昼食を食べたあと、午後いちばんに来客の予定が入っていた。

・・・というわけで、今日はヤシカマットのネガカラーをスキャンしたので、その画像をアップしておこう♪


トップは高崎市の西側にある丘陵から、市街地を見下ろしたフォトで、もっとも高い立派なビルは市役所。
ブローニーは600dpiでスキャンすることが多いが、今回はその倍、1200でスキャンしている。



高い橋の上から見下ろした土産物店。ルーペをのぞいてピントを合わせてある。
見た目に近いまずまずの発色で、中判のポテンシャルを感じさせる奥行感が見どころかな?



おもしろいと思ったのはこれ。
水色っぽく色転びしているのだけれど、レタッチでカラー補正をかけたらつまらなくなり、また元に戻した。



ピントが合ったところ、合わないところ・・・その対比と色再現がおもしろい。
テッサー(ヤシカのテッサータイプ)は4枚玉だけれど、収差の残り方が絶妙で、じつに味のある描写をする。
マイミクさんで愛用していらっしゃる方がいるけれど、わたしもローライコードを買って、本物のテッサーにふれてみたいと考えたことがある。



シャドーがものをいっている。
これはレンズの味なのか、フィルムのポテンシャルなのか~~ヽ たなびいているお線香の煙までとらえ、心情を託すにたる、じつになだらかで、柔らか味のある描写だとおもえる。
心情を託すといっても、センチメンタルでは決してない。
こういったフォトを眺めていると、わたしも“南無大師遍照金剛”と唱えて、巡礼の旅にのぼりたくなる。

これがモノクロだったら、もっと深みのある描写になるのかも知れない。
モノクロ時代に、一世を風靡したレンズだからである♪



ついでながら、わたしのヤシカマット124Gの近影(笑)。

いま気がついた!
二枚目と五枚目は同一人物です☆☆
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