二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

路上スナップが愉しい 2013

2013年07月10日 | Blog & Photo
今年も時間をとって、7月6日の土曜日、M市の七夕祭りへいって、気力がつづくかぎり、路上スナップを愉しんできた。メイン機材はローライフレックス3.5Fだけれど、手に入れたばかりのX20の試し撮りもかねていた。

2012年七夕祭り路上スナップはこちら。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1857549715&owner_id=4279073

一昨年もやっているから、3年連続となる。
ローライフレックス:120×4本=48枚
FUJI X20=384枚
RICHO CX6=108枚
合計=540枚

昼食休憩約30分をふくめて、4時間でこれだけ撮影したのは“過去最高”だろう。
この日M市の最高気温35℃。
「なんでそんなことしなくちゃいけないの?」と思われる人がいるだろうが、いまのわたしにとっては、撮影の中心に、路上スナップがあるということである。
ところが、地方都市の平日、町中にはめったに人がいない。たまに見かけても老人ばかり。
人物スナップを撮りたい場合、こういった祭り日が最高のシチュエーションなのである。

他人の眼にはどう映るかわからないが、めくるめくような時間、なにかとなにかがスパークするような、凝縮感のある一刻、一刻が過ぎていった。
しかし、ネット上にそれらすべてをアップするわけにはいかない。
この国では、社会の管理化がすすみ、肖像権問題がうるさくなっているし、プライバシーへの配慮も必要・・・ということで、アルバムはしばらくのあいだ「合い言葉を設定して公開」のレベルにとどめておくことにした。







お声をかけて撮ったり、事後に会釈などして承諾をえたり、プライバシーにさほど配慮しなくていいと判断したものを、数枚だけここにアップする。
わたしが愛してやまないカルチェ・ブレッソンやロバート・フランクの時代は、永遠に過ぎ去ったと考えていいのかも知れない、すくなくともこの国では(^^;)

以前も書いたことがあるが、わたしは3年後5年後を一つの通過点として、「公開レベルを上げていこうかな」と考えている。時代が経過することによって、撮られた写真に、次第に「時代の証言者」としての意味が付加されるようになる。そこにいわば「希望をつないでいる」というわけである(笑)。



※「合い言葉を設定して公開」の写真をご覧になりたい方は、メッセージをいただければお教えいたします。ただしマイミクさん限定。ご期待に添えるような作品があるかどうかは別ですが(~o~)

※4枚目の写真のみCX6、他はX20による。
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