
200円コーナーにあったので買ってきたが、これがなかなかの拾いもの!!
熊谷公男著「日本の歴史03 大王から天皇へ」(講談社 2001年刊)。
現在は学術文庫に収録されているようだ。
資料的にちょっと古いかと心配したが、そんなことはない。
5世紀6世紀のこの列島の政治史・生活史がありありと浮かんできた。
天武天皇の登場までが叙述の範囲となっている。天皇とは、後年天武と呼ばれることになったこの大王固有の称号であった・・・という。
古代ではこの人物と、持統天皇の存在が、ひときわ大きく輝いている。
本書のエピローグは「『天皇』の出現」となっている。
日本の古代史ではこのあたりから、聖武天皇の時代までが一番おもしろい、いや桓武天皇のころまでかな?
第4巻の「平城京と木簡の世紀」もすでに半分ほど読みすすめている。
明治の和魂洋才の「和魂」が、このあたりを手本としているのだ。
その実像を実証的に解き明かす史学の一精華といっていい出来映えだと評価したい(^ー^)ノ
熊谷公男著「日本の歴史03 大王から天皇へ」(講談社 2001年刊)。
現在は学術文庫に収録されているようだ。
資料的にちょっと古いかと心配したが、そんなことはない。
5世紀6世紀のこの列島の政治史・生活史がありありと浮かんできた。
天武天皇の登場までが叙述の範囲となっている。天皇とは、後年天武と呼ばれることになったこの大王固有の称号であった・・・という。
古代ではこの人物と、持統天皇の存在が、ひときわ大きく輝いている。
本書のエピローグは「『天皇』の出現」となっている。
日本の古代史ではこのあたりから、聖武天皇の時代までが一番おもしろい、いや桓武天皇のころまでかな?
第4巻の「平城京と木簡の世紀」もすでに半分ほど読みすすめている。
明治の和魂洋才の「和魂」が、このあたりを手本としているのだ。
その実像を実証的に解き明かす史学の一精華といっていい出来映えだと評価したい(^ー^)ノ