
エイ出版社(エイはただしくは木偏に世)という出版社をご存じだろうか?
☆ホームページ
http://www.ei-publishing.co.jp/
この出版社の刊行分野には、ファッション、アウトドア・スポーツ、オートバイ、自転車&ツーリング、暮らし・ペットなどの人気コンテンツとならんで、ラジコン、鉄道、カメラというマイノリティな分野がある。
わたしが興味をもっているのは、この中では、鉄道、カメラ・・・といったあたり。
エイ文庫だけで、カメラ関連書限定だけれど、最近10冊は買っている(^_^)/~
年2回刊行の「カメラマガジン」は、フィルムカメラへ回帰してから、書店在庫のあるものは、すべて手に入れた。
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=16212
使用されている用紙がハイグレードだし、製版がすぐれているから、収録されている写真一点一点のクォリティがすばらしい。また、往年の銀塩フィルムカメラに関する情報に力を入れた編集方針がうれしい。
エイ文庫のほかにも、エイ出版の本はよく読んでいる。わたしの場合、関心の幅が狭いから、むろんすべてフィルムカメラ関連本だけれど(^^;)
このあいだ書店散歩しているとき、「写ガール」のバックナンバーが眼についたので、見ているうち、欲しくなったので、vol.10を買ってきた。
上の写真がそれ。「女子カメラ」「写ガール」は女性向けのカメラ雑誌だったので、これまで立ち読みすらしたことがなかった。ターゲットは、この数年ふえている、20~40代のカメラガールたちだろう。「女子カメラ」はほんとうの初心者向け、「写ガール」のほうは、ワンステップ上の読者狙いで編集されているようである。
このvol.10をなぜ買ったかというと、8人のプロカメラマンの愛機やフィルムが紹介され、ご本人のコメントや、インタビューが掲載されていたからである。
8人とは・・・、
1.市橋織江:マミヤRZ67 フジPRO400
2.石川直樹:プラウベルマキナ670 Kodakポートラ
3.川島小鳥:機材その他不明
4.本城直季:トヨフィールド4×5 カラーネガスキャン(フィルム不明)
5.下薗詠子:ニューマミヤ6(フィルム不明) オリンパスPEN-EPL2
6.高木こずえ:RICOH GRDⅣ(ホワイトエディション)
7.田尾沙織:ハッセルブラッド501C(フィルム不明)
8.tsukao:ローライフレックス3.5F ホルガ120GFN
カメラのこととなると、かなりミーハーはわたしは、こういったレポートを読むのがおもしろくて仕方ない。しかし、これだけなら、買ってはこなかった。もう一つの目玉記事は、これらの写真家が、好きな写真集をあげて、それに対し、短いコメントをつけていることである。これがたいへん興味深いので、立ち読みではなく、買って帰ることにしたのである。
「へええ、下薗詠子さんは、R・アヴェドンなのか! うん、なんだか納得したぞ」
こうして、写真の味わい方を深めていく。

ところで・・・これはさっき、会社の前の畑にいた、ナミテントウ二紋型(クロ)。止まっているのは、ジャガイモの花。さっきから、小雨が降ってきた。