二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

10月初頭の河川敷公園を歩く

2020年10月02日 | Blog & Photo
   (翅を開いたウラギンシジミ♂)



ビックカメラでフィルム2本、CDに焼いてもらったあと、ふと思い立って、市内を流れる烏川のN緑地を歩いてきた。護岸はコンクリートの遊歩道。小さい釣り堀まであって、近所のおっさんたちが、暢気に釣り糸をたれていた。
だけど、プロムナードのその先には、雑草が丘というか、山というか、踏み込むことができないほど茂っている。イタチ、タヌキなどの小動物もいそうである。



こういうところには、いろいろな昆虫たちが潜んでいる( ´◡` )
わたしの目的は、先日にひきつづきチョウ。しかしほかの昆虫も、目につけば撮る。



1.ウラギンシジミさん♂ (トップの写真とも)
テリトリーを監視しているため、枝の高いところにいて、下へはめったに降りてこない。
ほかのチョウが現れるとスクランブル発進! キタテハだろうが、コミスジだろうが容赦せず追い払おうとする。光を反射すると、この白い翅裏の鱗粉がギラッと一瞬輝く。
♀はシックなグレーなのですぐにわかるが、なかなか姿を現わしてくれない。
ウラナミとならぶ9月のチョウの代表選手なので、いま撮らないと来年までお遭いできない(*´v`)



2.アサマイチモンジさん。イチモンジチョウと紛らわしいが、慣れればすぐに同定可能。
4頭ばかりお見かけした。タテハチョウ科に属する地味なモノクロのチョウ。



3.ミスジチョウさん♪ 大きさは30~38㎜。
翅の傷みが激しく、末期の個体だろう。
現場ではホシミスジと間違えそうになったが、ネット図鑑で同定。便利な時代になった。撮影ははじめてかもしれない。



4.ウラナミシジミさん。
シーズン的にはもうピークは過ぎているはず。しかし、この日はたくさんの個体が飛び交っていた。
先日もご紹介したのだが、翅の表のブルーの鱗粉が撮れることは稀。ウラギンシジミより一回り小さい、シックな秋のチョウ。



5.モンシロチョウ。
この角度からの撮影はめずらしいので、載せておこう( -ω-)
嬬恋村には広大なキャベツ畑があるけれど、この幼虫は一番の大敵。「さん付け」する必要はないだろう(ノω`*)タハハ



6.キチョウさん。
これもいたるところでお見かけする。しか~し、なかなか止まってくれないので、クローズアップが撮らせてもらえない。今季のキチョウ初ショット!
真冬にもお見かけするので、寒さに強い種なのだろう。



7.おまけの一枚、赤とんぼさん。
正しくはアキアカネという。ナツアカネというのもいるが、捕獲しないとわからないほど似ている。
トンボも種類が多く、ほぼあきらめてはいるとはいえ、同定するのに苦労する。

気温差の大きい季節に突入した。
着たり脱いだりがめんどいけれど、この日も晴れ間が広がってきて、気温が上昇↑
猛暑にめげて写真はしばらくほとんど撮らなかった。ここへきてようやくエンジン始動。
昨日はフィルム2本の現像があがってきた。
それについてはまた後日(^^♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フィルムカメラlove | トップ | フィルムな写真を満喫しよう... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事