いやはやおもしろかった!!
5時間ばかりかかって、ほとんど一気読み(^^)/
堀田善衛・司馬遼太郎・宮崎駿の鼎談集だけど、およそ60%は司馬さん、35%を堀田さん、5%を宮崎さんがしゃべっている。
初版は1992年。ここで司馬さんが宮崎さんに「こういう作品を作ってくれ」と注文をつけている。それが後年の「もののけ姫」へとつながっている。わたしはそう確信した♪
司馬さんはデビューしたころ幻想的、ファンタジー的な作品を多く書いている。宮崎さんは、先輩作家として堀田さん、司馬さんを尊敬している。そのため実現した鼎談といっていい。
いまのわたしの関心のまさにど真ん中に入ってきた剛速球!
戦争や革命、暴動、粛正で1億の人間が死んだ20世紀とは、どういう100年であったのか? 21世への警告をこめた重い問いかけが中心をしめるが、「食べ物の文化」という一章も興味深く、見逃せない。
この種の本にしてはめずらしく、巻末に語注(注釈)があるのは読者にとても親切。
朝日文庫500円+税(新品)。
5時間ばかりかかって、ほとんど一気読み(^^)/
堀田善衛・司馬遼太郎・宮崎駿の鼎談集だけど、およそ60%は司馬さん、35%を堀田さん、5%を宮崎さんがしゃべっている。
初版は1992年。ここで司馬さんが宮崎さんに「こういう作品を作ってくれ」と注文をつけている。それが後年の「もののけ姫」へとつながっている。わたしはそう確信した♪
司馬さんはデビューしたころ幻想的、ファンタジー的な作品を多く書いている。宮崎さんは、先輩作家として堀田さん、司馬さんを尊敬している。そのため実現した鼎談といっていい。
いまのわたしの関心のまさにど真ん中に入ってきた剛速球!
戦争や革命、暴動、粛正で1億の人間が死んだ20世紀とは、どういう100年であったのか? 21世への警告をこめた重い問いかけが中心をしめるが、「食べ物の文化」という一章も興味深く、見逃せない。
この種の本にしてはめずらしく、巻末に語注(注釈)があるのは読者にとても親切。
朝日文庫500円+税(新品)。