昨日はお休み、午前中は父親のつきあい。
自宅でランチしてから、午後になって、
烏川べりI橋の公園へ出かけてみた。
メイン・ターゲットはカワセミさんだけれど、一周、二周しても、まったく姿がない。
シメ、ツグミ、セキレイ、カラス、トビ、モズなどを見かけた。
だけど、こういう鳥さんたちは、いい条件でないかぎり、シャッターは押さなくなっている。唯一「おっ!」と思って、クルマをとめてカメラのスイッチONにしたのはアオゲラさん。
だけど、フラれてしまった(=_=)
ここまできたから、川面をのぞいてみよう・・・とかんがえて烏川へと土手を下りていったら、姿を消してしまったはずのブラックスワンさんが、一羽だけ舞い戻っていた。
実物にお目にかかるのははじめて。
たしかにどこから見ても「黒いハクチョウ」。
目玉が真っ赤なのが、異様といえば異様である。わたしは宮沢賢治の“さぎ”を思い出した。
《遠くでさぎがないてゐる
夜どほし赤い眼を燃して》
(「業の花びら」旧稿)
こちらが烏川の舞台裏。
腰をどっかと据えているカメラマンさん、そしてミーハーな大勢の見物人。
わたしはこういうお仲間にくわわって、おしゃべりすることはめったにない。
ところが、このあとニコンの高倍率ズームコンパクト機をもっていらっしゃる女性と出会った。
「気温が高すぎるせいか、今日はさっぱりです」というと、
「午前中、庚申山でウソを撮りました」といって、その場で見せてくださった。
「おおっ、なかなかいいショットですねぇ~。わたしはウソは撮影どころか見たこともないです」
この女性はめずらしく、お一人で探鳥にきていらっしゃった。
「さっきはそこに水を飲みにきたキジが撮れたんですよ」
こっちもとてもよく撮れている。
ツキのあるなし・・・が撮影を左右する^^;
今日は連休をとったのだけど、あいにく朝からどんより暗いお天気。
午後には雨が降り出すらしい。
波志江沼までミコアイサを撮りにいこうか・・・とかんがえてはいるけれど、はて、どうしようか?
おとなしく、一日本を読んで暮らそうか、積ん読本が、たくさんたまっているし(~o~)
お天気が悪いと、行動力がにぶってしまうなあ。
※宮沢賢治「業の花びら」異稿
夜の湿気が風とさびしくいりまじり
松ややなぎの林はくろく
そらには暗い業の花びらがいっぱいで
わたくしは神々の名を録したことから
はげしく寒くふるえてゐる
ああ誰か来てわたくしに云へ
億の巨匠が並んで生れ
しかも互ひに相犯さない
明るい世界はかならず来ると
……遠くでさぎがないてゐる
夜どほし赤い眼を燃して
つめたい沼に立ち通すのか……
自宅でランチしてから、午後になって、
烏川べりI橋の公園へ出かけてみた。
メイン・ターゲットはカワセミさんだけれど、一周、二周しても、まったく姿がない。
シメ、ツグミ、セキレイ、カラス、トビ、モズなどを見かけた。
だけど、こういう鳥さんたちは、いい条件でないかぎり、シャッターは押さなくなっている。唯一「おっ!」と思って、クルマをとめてカメラのスイッチONにしたのはアオゲラさん。
だけど、フラれてしまった(=_=)
ここまできたから、川面をのぞいてみよう・・・とかんがえて烏川へと土手を下りていったら、姿を消してしまったはずのブラックスワンさんが、一羽だけ舞い戻っていた。
実物にお目にかかるのははじめて。
たしかにどこから見ても「黒いハクチョウ」。
目玉が真っ赤なのが、異様といえば異様である。わたしは宮沢賢治の“さぎ”を思い出した。
《遠くでさぎがないてゐる
夜どほし赤い眼を燃して》
(「業の花びら」旧稿)
こちらが烏川の舞台裏。
腰をどっかと据えているカメラマンさん、そしてミーハーな大勢の見物人。
わたしはこういうお仲間にくわわって、おしゃべりすることはめったにない。
ところが、このあとニコンの高倍率ズームコンパクト機をもっていらっしゃる女性と出会った。
「気温が高すぎるせいか、今日はさっぱりです」というと、
「午前中、庚申山でウソを撮りました」といって、その場で見せてくださった。
「おおっ、なかなかいいショットですねぇ~。わたしはウソは撮影どころか見たこともないです」
この女性はめずらしく、お一人で探鳥にきていらっしゃった。
「さっきはそこに水を飲みにきたキジが撮れたんですよ」
こっちもとてもよく撮れている。
ツキのあるなし・・・が撮影を左右する^^;
今日は連休をとったのだけど、あいにく朝からどんより暗いお天気。
午後には雨が降り出すらしい。
波志江沼までミコアイサを撮りにいこうか・・・とかんがえてはいるけれど、はて、どうしようか?
おとなしく、一日本を読んで暮らそうか、積ん読本が、たくさんたまっているし(~o~)
お天気が悪いと、行動力がにぶってしまうなあ。
※宮沢賢治「業の花びら」異稿
夜の湿気が風とさびしくいりまじり
松ややなぎの林はくろく
そらには暗い業の花びらがいっぱいで
わたくしは神々の名を録したことから
はげしく寒くふるえてゐる
ああ誰か来てわたくしに云へ
億の巨匠が並んで生れ
しかも互ひに相犯さない
明るい世界はかならず来ると
……遠くでさぎがないてゐる
夜どほし赤い眼を燃して
つめたい沼に立ち通すのか……