A.今年はカメラを買わないね。昨年はローライフレックスはじめ、何台か買っているようだけれど。
Q.欲しい機材がないわけじゃない。あえてえらそうにいえば、今後どんな写真を撮っていったらいいか、迷いがあって、いざとなると決断ができない・・・そういうことなんだとおもうけれど。まあ、予算が限られているから、どういう振り分けにしたらいいか、わからないし。
まだライカにも未練がある。「変わらないもの」への未練(笑)。
A,フィルムカメラはもう買わないと決めたんじゃないの? 市場はますますきびしくなるよね、間違いなく。
Q.フィルム代や現像料が、ふたたび値上がりしそうだしね。そういった中で、いましかないという思いと、2015年あたりをメドに区切りをつけようという見極めがせめぎ合っているんだ。そういう人、ほかにもいると思うなあ。だからオールドレンズはともかく、ライカのボディはひと頃の半額くらいに下がっている。
そのライカが、真剣になって、デジタルライカを売ろうとしている。
企業として生き残ろうとすれば、そっちにいかざるをえない。
過去の栄光だけじゃ、食ってはいけないからね。
A.まあ、キヤノン、ニコンの地位は不動だね。新製品が出たら、惜しげもなく買い替えるファンが多い。IT製品って、そういうものだからね。パソコンもケータイも、ソフトも、アップデート! アップデート! この秋も各社ニューモデルのあらしだね。「新製品」は、ただ新製品というだけで、関心をもってもらえる。
Q.よくプロカメラマンというけれど、大半はメカライターだよね。赤城耕一さんの写真展や写真集なんて、見たことないし(笑)。河田一規さんもそうかな?
カメラ情報誌は毎号、新製品の紹介記事や、ファーストインプレでうめつくされている。
ああいうものに、われわれアマチュアはおどらされるわけよ(笑)。
A.「郷土遊覧記」のシリーズが、ちょっとなんというか、一段落しかけている。都市論も森山さんや荒木さんにほぼ撮り尽くされた感があるしね。機材の進歩ばかりもてはやされ、写真そのものは衰弱しているのかも知れない。
わたし自身も、去年に較べてパワーダウンしているし。ブレイクスルーって、いまのご時世ではむずかしいものがある。
Q.デジタルの世界も、だんだんと煮つまってきている感じしない? フルモデルチェンジを謳っているようだけれど、よく検証してみると、マイナーチェンジだよね。
まあ、メカライターの皆さんは、こういっては失礼だけれど、半分は太鼓持ちだからさ。
「今度の新製品はここがすごい!」って、年中いってる(笑)。
メーカー、雑誌、メカライターは三位一体だからさ。カメラの情報誌なんてそんなに売れないから、カメラメーカーの広告収入に対する依存率が高い。
めったなことは書けないだろうねぇ。
A.まあ、そうはいっても、デジタルの世界はここまで進歩してきたんだからさ。いまや日本人一億総カメラマン時代。世界中を日本のカメラが席巻してるよ。A級の高価な機材はお金持ちにまかせて、われわれ庶民はB級狙い(笑)。
B級でもよく写る。いまから8~9年前、わたしの周囲にいた「プロカメラマン」の大部分が失業し、たいへんなことになったことがあった。街の写真館やDPEも閉店があいついだしね。
カメラの進歩が、経験や知識を無化した。そんなものいらない・・・という時代の到来だね。デジタルの新製品を買えば、ビギナーだって失敗のない、キレイな写真がその日から撮れる。プロに代わって機材がすべて面倒をみます、なんだね。
Q.まあ、そうはいっても、欲しいカメラとかがやっぱりあるんじゃないの?
A.アハハ、こんなことえらそうにしゃべっていながら、この秋、ポンと機材を買ってしまうかもね。その危険性は大いにある。
Q.なにしろ、あなたもおれもカメラやレンズが好きだからね。
A.そう。お気に入りの機材に囲まれていると、気分がいい。酒飲んで空シャッター切っているときなんて、至福のひとときかもね(笑)。
Q.ハハハー、やっぱりそこにオチたか。予想通り(~o~)
Q.欲しい機材がないわけじゃない。あえてえらそうにいえば、今後どんな写真を撮っていったらいいか、迷いがあって、いざとなると決断ができない・・・そういうことなんだとおもうけれど。まあ、予算が限られているから、どういう振り分けにしたらいいか、わからないし。
まだライカにも未練がある。「変わらないもの」への未練(笑)。
A,フィルムカメラはもう買わないと決めたんじゃないの? 市場はますますきびしくなるよね、間違いなく。
Q.フィルム代や現像料が、ふたたび値上がりしそうだしね。そういった中で、いましかないという思いと、2015年あたりをメドに区切りをつけようという見極めがせめぎ合っているんだ。そういう人、ほかにもいると思うなあ。だからオールドレンズはともかく、ライカのボディはひと頃の半額くらいに下がっている。
そのライカが、真剣になって、デジタルライカを売ろうとしている。
企業として生き残ろうとすれば、そっちにいかざるをえない。
過去の栄光だけじゃ、食ってはいけないからね。
A.まあ、キヤノン、ニコンの地位は不動だね。新製品が出たら、惜しげもなく買い替えるファンが多い。IT製品って、そういうものだからね。パソコンもケータイも、ソフトも、アップデート! アップデート! この秋も各社ニューモデルのあらしだね。「新製品」は、ただ新製品というだけで、関心をもってもらえる。
Q.よくプロカメラマンというけれど、大半はメカライターだよね。赤城耕一さんの写真展や写真集なんて、見たことないし(笑)。河田一規さんもそうかな?
カメラ情報誌は毎号、新製品の紹介記事や、ファーストインプレでうめつくされている。
ああいうものに、われわれアマチュアはおどらされるわけよ(笑)。
A.「郷土遊覧記」のシリーズが、ちょっとなんというか、一段落しかけている。都市論も森山さんや荒木さんにほぼ撮り尽くされた感があるしね。機材の進歩ばかりもてはやされ、写真そのものは衰弱しているのかも知れない。
わたし自身も、去年に較べてパワーダウンしているし。ブレイクスルーって、いまのご時世ではむずかしいものがある。
Q.デジタルの世界も、だんだんと煮つまってきている感じしない? フルモデルチェンジを謳っているようだけれど、よく検証してみると、マイナーチェンジだよね。
まあ、メカライターの皆さんは、こういっては失礼だけれど、半分は太鼓持ちだからさ。
「今度の新製品はここがすごい!」って、年中いってる(笑)。
メーカー、雑誌、メカライターは三位一体だからさ。カメラの情報誌なんてそんなに売れないから、カメラメーカーの広告収入に対する依存率が高い。
めったなことは書けないだろうねぇ。
A.まあ、そうはいっても、デジタルの世界はここまで進歩してきたんだからさ。いまや日本人一億総カメラマン時代。世界中を日本のカメラが席巻してるよ。A級の高価な機材はお金持ちにまかせて、われわれ庶民はB級狙い(笑)。
B級でもよく写る。いまから8~9年前、わたしの周囲にいた「プロカメラマン」の大部分が失業し、たいへんなことになったことがあった。街の写真館やDPEも閉店があいついだしね。
カメラの進歩が、経験や知識を無化した。そんなものいらない・・・という時代の到来だね。デジタルの新製品を買えば、ビギナーだって失敗のない、キレイな写真がその日から撮れる。プロに代わって機材がすべて面倒をみます、なんだね。
Q.まあ、そうはいっても、欲しいカメラとかがやっぱりあるんじゃないの?
A.アハハ、こんなことえらそうにしゃべっていながら、この秋、ポンと機材を買ってしまうかもね。その危険性は大いにある。
Q.なにしろ、あなたもおれもカメラやレンズが好きだからね。
A.そう。お気に入りの機材に囲まれていると、気分がいい。酒飲んで空シャッター切っているときなんて、至福のひとときかもね(笑)。
Q.ハハハー、やっぱりそこにオチたか。予想通り(~o~)