二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

本をいただく

2018年11月13日 | シャッフル/books
初対面の老紳士からいただいた古書。
わたしが4冊ばかりみつくろって書店のレジにならんだら、その前にいた人が「これだけは値段がつきませんが、どうしますか?」といわれているところであった。
それで20冊ばかりあった本の中から、わたしがもらってきた(^^♪ 
店員さんも、快くOKしてくださったのだ。

岩波文庫ワイド版「断腸亭日乗」荷風(上・下)、
岩波新書「資本論の世界」内田義彦、
平凡社ライブラリー「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」宮本常一、
筑摩書房「遠ざかるノートル・ダム」森有正の5冊。
いいんですか、無料で・・・といったら、蔵書が多すぎ、家がかしいでしまったのだという。

ヒヤヒヤ、そりゃあわたしよりひどい・・・というか、すごい(ノ_・)。
現役時代は公務員か教員ではないかと推測したが、背がとても高く、理知的な風貌であった。
こういう本の査定額がゼロというのが、現今の読書事情を如実に語っているのだろう。
よろこんでばかりもいられん、なあ(^^ゞ

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