新潮文庫の「ローマ人の物語」の表紙は、すべてそこに書かれた時代に発行されたコインが装幀としてあしらわれている。
「通貨は国情の反映である」と塩野七生さんはいう。彼女はこれらを、オークションサイトそのほかで、蒐集したのである。単純な意味での「コイン蒐集」ではなく、歴史家としての眼がそこに光っていて、たいへん興味深いものがある。
本シリーズも、いよいよ最終巻(単行本では15巻中第15巻)となった。
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昨日土曜日、お天気がよかったせいか、M公園のにぎわいは凄かった!
群馬県屈指の探鳥地。
探鳥会もよく催されるらしい。
わたしは午前中仕事。ソバ屋で昼食を食べてから出かけた。
「今日は混雑していますねぇ」
というと、朝方はもっと人出があったとのこと。
わたしが到着してからでも、2時間ほどのあいだに、のべ30人かもっとたくさんの人たちが、機材をもって出たり、入ったり。
公園の敷地はとても広いのに、なぜ . . . 本文を読む
相変わらずヒマがあれば、フィールドへ出て野鳥さんを追いかけている。
まだまだ1年生。
見るもの、聞くこと、フレッシュな経験ばかり。それでも撮影に飽きたというか、好き嫌いというか、なんでもかんでもパチリ! としているわけではない。
Top画像はエナガさん。後姿だけれど、これはこれで可愛いv(^∀^*)
もっともっと撮りたいのだけれど、動き早すぎ、わたしの腕や機材がついていかない。
めずらしい野鳥ば . . . 本文を読む
「鳥はいいなあ、あんな大空を、自由に飛ぶことができるんだから」
野鳥の写真を撮るようになって、わたしはしばしばそんな思いにかられながら、彼らを観察する。
ダチョウなどごくわずかな例外をのぞき、「空を飛翔する生きもの」といえば、まず鳥のことだ。
しかし・・・昆虫だって、大抵の種は空を飛ぶことができる。甲虫などは不器用で見ていてハラハラすることがある。チョウやトンボは飛翔の名人。
とはいえ、空を飛翔す . . . 本文を読む
「キリストの勝利」3分冊を読みおえ、「ローマ世界の終焉」に手をつけたので、忘れないうちに、急ぎ感想を書いておこう。
わたしはこのレビューを、mixiの“レビュー”と、blogの双方に掲載している。
さきほど思いたって、blog「二草庵摘録」に塩野七生のカテゴリーを追加し、塩野さんの著作に関する感想を、そこに集めた。
あらためて「二草庵」のレビューを読み直してみたら、「小説(国内)」と「歴史・民族」 . . . 本文を読む