シライノブコ美容室。
素人の手書文字が、そこはかとない人間味をかもし出している。ロードサインの一種といえるだろうが、町歩きをしながらこういうものを見かけると、つい頬がゆるむ。
朝8:30にはオープンしている早起きの美容室(^^)/
本格的な秋がきたら、町歩きを再開しよう。撮影は2011年12月7日、長野県上田市。
いまこのブログ「二草庵摘録」に書き込みをしたら、一昨日閲覧数1401件、昨日 . . . 本文を読む
この花を見るたび、曼珠沙華と呼ぶべきか、彼岸花と呼ぶべきか迷う(^^;)
そういうシーズン到来だけど、毎日雨、雨。
関東へも台風16号が接近ちう。
そういえば小西甚一「「俳句の世界(発生から現代まで)」を昨夜読みおえたが、子規以降の現代俳句はおもしろくない・・・というのが結論だなあ。まあ自由律に放哉、山頭火がいるくらいか。
本書でも井泉水、秋桜子、誓子、草田男、楸邨、波郷などが紹介されている . . . 本文を読む
ペンタックスSPというカメラが新品で売られていたときのことは、さすがに知らない。いま調べたら、1960年発表、1964年発売だそうである。F1.4の標準レンズ付きで52,000円とはずいぶんリーズナブルなお値段だった(^^♪
ベストセラーになったせいで、現在でも中古市場でまずまず使える個体がお安く見つかる。
わたしが覚えているのは、ペンタックスではME、MXがカメラ店で現役であったころ。
オリン . . . 本文を読む
ご近所の進雄神社(すさのお)神社に立ち寄ったら、白萩が地面に咲きこぼれていた。
平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズの中に、「白萩屋敷の月」という傑作がある。この短編を読んで以来、この花を見るたび「白萩屋敷の女」を連想する。
哀しい、かなしいお話。ベニ花はよく見るけど、シロはちょっとめずらしいのではないか?
咲きこぼれたシロが、まるで絨毯のよう♪
「白萩屋敷の月」
読者投票で「御宿かわせみ」 . . . 本文を読む
(浅草寺近くの居酒屋にて)
カメラを手にしながら
はじめてやってきた 地元の寺院。
ベンチにすわり
少年時代のおぼろげな記憶のほうへ屈むと
どんぐり のイメージの中に歯のないおじいさん
背をまるめた弱々しそうなおばあさんが
話し込んでいるのが見えた。
カメラを手にしながら
河川敷を歩いていると
東の空に 色の少し足りない虹がかかっていた。
散歩にはフィルムカメラがのぞましいけれど
そればかり . . . 本文を読む
この看板は遠くから目立っていた。
われわれ不動産業者は、建設業に隣接しているため、よくお世話になる塗装屋さんがいる。男の仕事場だが、まれに女性がいたりする。
「明るい仕事場」であることを強調したのかな(?_?)
先日アパートの契約書を郵送した入居希望者も、塗装屋さんである(^^)/
撮影は高崎市内。 . . . 本文を読む
「百代の過客」がきっかけを与えてくれたので、日本の伝統文学への関心が、ここへきて再燃している。
「百代の過客」ドナルド・キーン
「古池に蛙は飛びこんだか」長谷川櫂
「俳句の世界(発生から現代まで)」小西甚一
この順番で読みはじめ、「古池に蛙は飛びこんだか」のみ読みおえ、他の二冊はまだ最後のページまではたどり着いていない(^^;)
そういう状況ながら、本の感想をちょっと書いておきたくなった。
. . . 本文を読む
管理物件の貸家が12棟建っている。
猛暑にめげて真夏の草刈りをさっぼたらすごいことに´Д`|┛
こちらが草刈り前。
こちらが草刈り後。幅7-8mで長さおよそ50m。
エンジン付き草刈機でバリバリと約2時間。
そのあと除草剤(ネコソギなど)を、1ケース丸ごと使う。10日くらいたつと、もっとはっきり、効果が確認できるだろう。
こんな作業を数か所で年に何回もやらねばならない。頭脳労働ではなく、け . . . 本文を読む
ひえ~、まさに昭和の壁そのまま(*_*)
表札があるのはいいが、弁理士、東京大学法学博士などの肩書きまで表記してある。「飲料適」マークは、おそらく井戸があるからだろう。
半世紀・・・いやもっと長い時間を旅しているのはあきらかだ。目的はペンタックスSPのモノクロを使い切ることだった。
地層となって堆積する歳月のディテール♪
そんなものを拾って歩く、mini trip。古い建物にある窓やドアが . . . 本文を読む
D・キーンさんの「百代の過客」を読みおえていないのに、長谷川櫂さんの「古池に蛙は飛びこんだか」を読みはじめた。
前者は堂々たる大作、ずしりとした読み応えがたまらない。後者は気軽に読み流せるが、なかなかの好著。
長谷川さんは現代の俳人、現代俳句に関心がないため、まったく存知あげなかった。
しかし、だれもが知っている芭蕉の名句に対し、とてもユニークな説を披露してくれる。
「切れ字『や』について」「 . . . 本文を読む