二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

電線

2018年06月04日 | シャッフル/photos
古書店で買ったばかりの本を撮影した直後、鳥の羽ばたきがしたので、空を見あげた。 鳥はムクドリ♪  絡み合った電線が、ほんの一瞬五線紙に見えた。 電柱への負担、そーとーなもんだなあ(-_-) 台風がきたりしたらたいへんだろう。 . . . 本文を読む
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左手に本、右手にカメラ ~テーブルフォトの進化形

2018年06月03日 | Blog & Photo
   (「倒錯の舞踏」R・ブロック 二見書房、後ろはH市のBOOK OFF) 先日つぶやきにも書いた通り、わたしは新しい撮影手法を発見した! それは「左手に被写体たる本をもち、右手でカメラをかまえ撮影する」ということ。 これが新しい手法かどうか、大いに議論の余地はあるが(笑)。 いままでは必要があれば、テーブルフォトとして撮っていた。つまり「背景はないほうがよい」と判断していた。 しか~ . . . 本文を読む
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一編の詩と再会 ~「水」

2018年06月02日 | 俳句・短歌・詩集
  (こんなに美しいうろこ雲にはその後出会っていない。2013.12.17撮影) 本日は自己宣伝のために詩を引用させていただく。 詩的言語に関心のない方は遠慮なくスルーしていただきたい(^^ゞ ■1-10(2011.6.4) 「水」 空気の指が半袖になった腕にふれる。 一日一日 初夏の気配が濃くなっていくね。 ぼくがキタテハやアカスジキンカメムシと戯れているあいだにも 刻一刻と  . . . 本文を読む
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雨だれ

2018年06月02日 | シャッフル/photos
これが何だかわかる人は手を挙げて下さい!  えっ!? ・・・そう、雨だれの痕です。 雨だれが土を穿ち、表層の土を流して小石を洗い出す。枯葉がつまった雨樋から、ぽたりぽたりと、水滴が落ちる、落ちる。 そうしてこういう幾何学的な紋様を作るのです、普段は気にもとめない足許に。 都会生まれの都会育ちにはわからないかもしれない。 そもそも都会あるいは都市というものが地球の《循環系》から切り離されているから . . . 本文を読む
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左手に本、右手にカメラ

2018年06月01日 | シャッフル/books
写真にとって、背景はとても大事。 ポートレイトを撮る場合だって、どういう環境の中で撮られたのか、いつも気になる。 だから、35~50ミリ付近の画角が扱いやすく、奥が深い・・・と思う(^^♪   左手に本、右手にカメラ、この場合、背景は近所のS川。田植えの時期が近づき、水量がふえている。 本はその昔の新潮世界文学全集。 「従妹ベット」「従兄ポンス」の二長編が収録されているから、かな~り重たい(^^ . . . 本文を読む
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