歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

Darling lets get deeply into debt

2013年02月18日 22時13分32秒 | 崩壊

http://nikkan-spa.jp/384414
住宅差し押さえ急増の恐怖。

2015年から最後の日本の息の根を止める円高が来ると予想しました。
2019年まで続くと予想される円高は、勿論史上最高です。

予想が外れたら良いですが・・。もし他の日本の大手金融機関が言うように今回で
円高が終わるなら、日本は数年で世界に再び飛躍できますし、韓国や中国は問題に
なりません。しかし本格的円安が訪れるのは、根拠が薄いと思われます。

確かに2012年2月に貿易赤字になりましたが、所得収支=海外の投資から
得られる利益はまだ黒字ですし、全体としての日本の経常収支も黒字です。
これでは円安になりようが有りません。貿易収支の赤字化の持続と
所得収支の赤字が持続して初めて本格的な円安が来るのです。

つまり日本人が稼ぐ以上にお金を浪費する米の様になって初めて本格的円安になるのです。

これが変動相場制のルールです。この円高の衝撃を和らげることが出来るのは、
お金を刷ったり、政府に貸したりできる日銀、そして日本国政府から独立し、
且、日本国民の選挙も経ないで国民から独立している強大な権力の
日銀に全てがかかっているのです。

勿論政府紙幣を刷れる政府も同じ穴のムジナですが、
彼らに政府紙幣が刷れるとは考えられません。

従って日本人の1990年からの苦しみの全ての源は日銀にあると言っても過言では
有りません。国民に選ばれた首相さえも日銀に御伺えしなくてはいけない程の
実は権力を握っているのです。これが官僚独裁と言われえるゆえんです。

確かに自民党政治も多大な過ちをしましたが、それ以上に実際の権力と情報を
管理しているのが国家官僚なのです。軍務官僚に導かれた戦前と同じく、
今回は財務官僚による経済敗戦です。これが分からないので日本の
政治家は頼りにならないのです。と言うより優れた政治家を
生まない日本の民度の未熟さを嘆くべきですが。

前置きはこれくらいにして、もし最後の円高が2015年から4年続けば、日本の経済は
もっと悲惨になり、失業が増え住宅ローンが払えず差し押さえる人は激増します。
智恵のない知恵者を持った悲劇です。

従って解雇される可能性のある一般のサラリーマンは、はっきり言ってローンは
組むべきものでは有りません。債務奴隷になる可能性が高いのです。
勿論すべての人が失業するわけでは有りませんが、少なくとも
給料は上がりませんので、リスクが高すぎます。

今が史上最大の低金利であり、次は自ずから高金利になるのは常識です。組んでしまった
ローンは仕方ないですが、今からローンを組むのは辞めるべきです。若しくは、
固定金利の期間内に支払いは済ますべきです。20年固定が無難でしょう。

又はこの2~3年の資産バブルの時に住宅価格は上がりますから、その時に住宅を
処分し賃貸に替えるのも選択です。最も安全な方法です。
又は資産バブルを利用して資金を稼ぐ事です。

これが時代を生き抜く知恵です。ローンが無くなれば今度はせっせと貯蓄に励むことです。
円高は2019年まで続きますから、円の価値は高くなりますから、合理的な行動です。

そして、そのお金を増やすことが出来たら、その時に家を買うなりすべきです。
これが資本主義における合理的な行動です。問題なのはどのように資産を
増やすかです。これが資本主義におけるサバイバルゲームです。

それが不可能で、ローンと共に将来も過ごさざるを得ない人は、前回も言ったように
資本主義の法の精神が具体的に書かれた本を読んで理論武装すべきです。
返せないものは仕方がないと合理的に考えることです。

2020年からは本格的ドル高が予想されますから、余分な資金のある人はドル預金も
一つの選択になります。マネーゲームこそ、資本主義の本質です。
貴方はこのマネーゲームに耐えられますか?






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通貨戦争・知恵比べ

2013年02月18日 11時44分17秒 | 戦争
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE91C00120130213/
ロシア、日本が為替介入していないのは重要と支持。


支持するふりして、為替介入をするなとくぎを刺す。今回のG20で名指しはしなかったが
日本は直接の為替介入は、これで困難になって来ました。これまでは自然の経過で
円安になっただけで、人為的な為替介入は全くしていないのに、世界から
非難されることとなりました。アベミクスの完敗です。

やはり楽しみは隠れてこそこそとやる事に意義があるようです。公然と通貨安を唱えずに
こっそりとやるのが良かったかも知れません。その意味では有名なイエール大学の
浜田氏を公然と表に出したのは、結果として失敗だったと言う事になります。

作戦負けと言う事です。つまりまだ為替介入をしていない段階で、自然の波動の段階で
くぎを刺されたと言う事ですから、今後は知恵を絞りながら戦うしか有りません。




1.為替介入を、政府が行わず、民間機関を使って、ソロスの様に大々的にやってもらう。
  その為には、巨大な民間のファンドやその為の戦略が≒陰謀が必要です。

2.安倍首相の言うように、ユーロや米国を助けると言う名目で外債を買う。
  外債を買われることに必ずしも、ユーロ当局特に独仏、米の共和党などは必ずしも
  賛成するわけではないが、強引に買うのです。助けてやるとは言わず、こっそりと
  行うのです。問題になれば、世界を救う為とか何とか言えば良いのです。
  厚かましさが必要です。押しかけ女房の様に。

3.米に同調せずに、つまり2014年で当座預金の残高を減らさずに、維持する。
  この無金利のお金が株式市場に流れて株を囃したのですから、これを国際協調を
  一旦横に置いて、お金を流し続けるのです。これこそミニバブル=資産バブルの
  犯人ですから。つまり経済を生かすも殺すも日銀次第と言う事です。

4.2014年からの市場からの日銀が国債購入を増やすと決めましたが、これを
  更に3~4倍にすると発表し、実際行う。これは、日銀の国債直接引き受けに
  次ぐショックを市場に与えるのです。

5.日本の国債は早めに破綻するように、色々噂を流したりする。
  実際日本の国債のCDSはじわじわ上がっています。CDSとは日本の国債が破綻することに
  かける保険金です。本人=日本に関係なく、他人=投資家が勝手に保険をかけて、破綻すると
  ぼろ儲けする仕掛けです。
   又は政府紙幣をすると噂を流す、反応がないなら実際刷れば良いのです。



6.そもそも気候の変動や何にでも保険をかけて博打するのが、金融帝国の最後の姿です。

7.このCDSのお蔭で、リーマンは一人潰されたのです。リーマンが潰れるのにかけた
  保険金=CDSを貰う為に、ゴールドマンを中心にして、リーマンを潰す必要が有ったのです。
  これを人間に行えば犯罪になりますが。

8.国家は潰れないのす。代わりに為替が潰れるのです。つまり皆が円から逃げ=円売りして
  円は安くなります。これで輸出産業は大繁盛です。代わりに資源を輸入に頼る
  産業は苦労しますが、しかし彼らはこの40年余円高で儲けたのですから良いでしょう。
  これがホントの構造改革です。

9.やはり日銀法の改正が必要です。このままでは世界の作戦が成功し、ソ連の様に潰されます。
  世界の様に、日銀総裁を解任する権限を総理に与えるべきです。世界の常識です。




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