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新潟大学探検部がレスキューで活躍・・・2023年シートウサミット糸魚川

2023年07月19日 07時14分16秒 | 糸魚川自慢
丸木舟のまえでポーズをとるのがアドベンチャーレーサーの田中 陽希さんと新潟大学探検部。
シートウサミットで探検部チームが転覆艇の救助をしたことを顕彰したい。
 
シートウサミットのコースで最も危険なのが、不規則なウネリがたちやすい小泊漁港の防波堤で、当日も北西のウネリが防波堤に当たって1mの波高に達していた。
 
スタート前に注意喚起はしてはいたが、防波堤ギリギリの最短コースをとりたがる参加者が続出し、声をからして防波堤から距離を離れてコースを示すブイの沖側を漕いでくれと呼びけ続けた。
 
しかし防波堤沿いの潮流から脱出できないらしきシーカヤックが転覆!
 
近くにいる救助艇は転覆に気付いてないのか、それとも救助方法がわからないのか傍観しているだけだ。
後続の新潟大学探検部のラフター(激流下り用のゴムボート)が転覆に気付いて救助し、安全圏まで引っ張って再乗艇を手伝ってコトなきを得た。不規則なウネリがあるので二人艇で伴走していた私も近くに寄ると危険なので、かっこいい!ありがとう!と声援をおくる。
同じ釜の飯を食っている若者の集団はいい。溢れんばかりの元気が周囲を明るくする。進路はどうすんの?就職か大学院かで迷ってるんですよねぇ・・・選択肢が無限にある恍惚と不安。いいなぁ。
 
ボクシング指導者だった親父が選手を家に連れてきて、メシを食わせたり泊めていたのは、これが楽しかったのだな、と思い当たった。
 
こういう若者集団に便宜をはらって、糸魚川のアウトドア遊びの観光大使に任命してはどうだろうか。信州大学、富山大学にだって探検部はあるだろう。
 
ゴール後に「無事故で終わったなぁ、おめでとう!もし来年の人事異動でシートウサミットの担当を離れることになったら、もう一年やらせてください!と嘆願しなさいよ!」と、糸魚川市役所の運営責任者のOさんとガッシリと握手。Oさんや安全アドバイザーの「笹川流れカヤックセンター」の飯山さんも30歳前後。
 
志のある若者の「突破力」に力を借りた地域振興を!
 
 
 
 


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