郡山のうすい百貨店の催事場でアクセサリー類の販売をしているのは、お洒落なジュエリー販売専門の方々ばかりで、私のブースだけやたらに土俗的で浮いていて肩身が狭いような。
職人は私だけなので、センセイと呼ばれておりますが、漢字の先生ではなくカタカナのセンセイと理解しておりマス( ´艸`)
ジュエリー販売専門に勝負してきた方々の作品コンセプトやデイスプレイ方法に刺激を受けている。
そのなかで真珠の卸売り販売をしている方に、小粒の淡水真珠とコラボした作品を作ってみたいのだが・・・と相談したら、気前よく半連をプレゼントしてくれた。ムハ~!と鼻息も粗くなろうというもの。
魏志倭人伝に朝貢品として真珠とヒスイが記述されておるのですよ・・・ヒミコの首飾りを作るゾ。
カタチに意味を持たないルースや丸玉の方がデザインしやすいから多くの人が作っているが、それはモノとしてのヒスイの希少性に比重が置かれていると私は考える。
それにルースや丸玉だと外国人でも思いつくが、勾玉ならそうはいくまい。
モノの価値からモノガタリをヒスイ産地たる糸魚川から発信するには、縄文~飛鳥時代まで愛され続けた勾玉にこだわりを持つのが最適で、ギャルの心をわしづかみするカワイくてオシャレな勾玉に挑むのだ。
私のような考え方を「モノと身体の同化」、すなわちフェチズムとだと教えてくれたのは、社会民俗学者の石塚正英先生。
縄文フェチ、勾玉フェチのヤマダは福島で奮起しておりマス。
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