ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

大きいことはホントにいいこと?Ⅱ

2006-04-02 | ペット・動植物
3月30日からの続きです。

ある朝、庭に出しっぱなしにしておいたバケツを片付けようとすると、中に大きな茶色のものが・・・
「落ち葉?」
と思ってよく見ると、何か蠢いているじゃありませんか@@

それは見たこともないような、巨大な虫@@!→
胴体部分だけで10センチはありました。もうビックリ仰天で、
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

何事かとすっ飛んできた子どもたちは、
「なんだ~、ウェタじゃん。」
としごく冷静。
「えっ?これがウェタ?ニュージーランド原産で、映画“ロード・オブ・ザ・リング”の特撮や特殊メイクで今や世界中に名を馳せる、あのウェタ社のウェタ?」

焦りながらもあらゆる知識を総動員していると、
「そうだよ。学校や公園によくいるけど。ママ初めて見たの?」
と言いながら興味なさ気に行こうとします。
「ちょっと、ちょっとこれどうしたらいい?」
「捨てちゃえば。」
「そんなぁ、ゴミじゃないんだから。いきなり飛んだりする?」

相手にされないので、急いでパソコンで検索ぅ~。
ふむふむ。毒はなくバッタの仲間。見た目は強烈でも害はなさそう。
バッタね~。仮面ライダーの親戚かぁ。(どこが´。`?) 
しっかりカメラを持って取って返し、写真撮影「パシャ」
それからバケツを芝の上に倒すと、やっこさんノソノソと這い出てきて、生垣の下へ入って行きました。
ふ~~=3 無血の和平解決ってやつですね。

←しげしげと正面から見ると、けっこうかわいかったりしますが、大きさといい、ゴキブリのような油ギッシュな輝きといい、お尻の尖がり具合といい、なかなか、
「お手にとってごゆっくりご覧下さ~い♪」
というものではありませんでした。
(写真はウェリントンの「テパパ国立博物館」にて)

でもキウイたちは鳥のキウイのみならず、こうしたNZ原産の生き物をとても大切に誇りにしているので、虫といえども大事にされています。ウェタ社のネーミングなどまさにそうですよね?
土ボタルの幻想的な美しさも、守り続ける人や機関があっての話。
やっぱり、「生類憐れみの令」は虫も含めて続けなきゃ!

と思っている矢先、今度はサンデッキに巨大なナメクジが@@
ゆうに15センチ以上あり、太さも親指並み@@ 
伸びきったら20センチくらいありそう。あ~(パタッ)
しかし、倒れている場合ではなく、慌てて鉢植えの三つ葉を家の中に避難させて夜明かし。
夜の庭は魑魅魍魎が跳梁跋扈しているようで´。`A

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