ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

NZ版頭の体操

2007-12-16 | 家&庭関係
今日は友人たちと飲茶へ。
まったりするはずが、大人も子どももガシガシ食べてしまって1時間で一丁上がり!(レストランが大混みで追い出された、というのもありますが´ー`ゞ いつも大盛況な店です)

その後は全員で、不動産巡り~
家を買おうとしている友人の付き合いとはいえ、不動産を見るのも買うのも大好きな西蘭夫婦。後学のために喜んでついていきました。しかも、土地勘がない場所で、余計に興味津々。

不動産を見に行くたび、つい夫婦でやってしまう、
NZ版頭の体操! 


(見晴らしのいい家はやっぱりポイント高いです)

なにをするかというと、その物件のキャピタル・バリュー(通称CV、市政府が定める不動産の価値で、レーツと呼ばれる一種の固定資産税算出の大元になります)の当てっこです。

「これならCVで30万ドル(約2,500万円)ぐらいじゃない?」
「じゃ、レッタブル・バリュー(賃貸価値、市政府がCVを元に算出する年間賃貸料で、レーツの目安になるもの)で1万5000ドルか?」
「そんなとこじゃない?」
(当てっこの答えはコチラで確認。住所を打ち込めば自分の家も、お隣の家も、友人の家も、価値が丸わかり´▽`A)

と、ボソボソ話しながら、不動産屋の提示価格がCVを30%も上回っているのを、内心、
高っ ̄~ ̄;」
と思いながら、ふんふん聞いてる夫婦。

提示価格が39万ドルで年間賃貸料が1万5000ドルだったら、
イールドはたったの3.8%@@
こんなにハイリスク・ローリターンなら、今のような市況では借家に住んだまま、頭金を定期預金に入れておいたほうがいいのでは?

しかし、
「このエリアは人気で、物件もお買い得。学区も環境も良くて・・・」
と、不動産屋はあくまでも強気。
「市況が悪化している中、これで売れたらスゴいな~*▽*」
と思うものの、案外、サクっと売れたりもするので侮れません。

基本的に、不動産屋も買い手もイールドなど計算せず、
気に入るかどうか、ローンが組めるかどうかが判断基準となるため、
ビックリするような高値で取引が成立することも・・・@@
「中華圏じゃ、ありえない~」
と不動産屋の広告にイールドまで入っていた香港時代が懐かしいって?!

もちろん、気に入ること、ローンがつくことは重要ですが、自分が非常に割高な物件に手を出したことを自覚しているのは重要かと。
特にこれからキャピタルゲイン狙いが難しくなりそうな中、
「買ったのにぜんぜん上がらな~い><;」
と期待外れになるかもしれない心の準備も必要かな~、と。

友人は買う気満々。どうか割安な好物件に出会えますようにー人ー
ついでに、力を合わせて一緒にローン返済を手伝ってくれる、
奥サマも大募集中だそう。
「我こそは!」
と思う方、こっそりメール下さい´m`

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