ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

鎌倉行

2010-02-21 | 日本
私の実家は横浜ですが、文化圏としてはほぼ鎌倉で小学生になって、
電話の市外局番が横浜045になったように記憶しています。
(それまでは鎌倉局でした)

なので、なにかあった時にお参りに行くのは小さい頃から鶴岡八幡宮です。

今回は温(16歳)と合格祈願に行ってきました。(神頼みではダメでしたが

七五三のときにも来ているのですが、本人は千歳飴の記憶しかないそうで





←源氏も上った長~い石段。

むかしからまったく変わらない光景にホッとしつつ、周りの木を眺めつつ上ります。三代目将軍実朝が暗殺されたのもこの石段でした。




暗殺した兄・頼家の子が隠れていた大銀杏は今も健在です→
紅葉の季節に来ると素晴らしい黄金色が見られます。


一際太いしめ縄が神木を引き立てます。

真新しいしめ縄が掛かっていると、子どもながらに心が躍ったものです。

特別の雰囲気といい、古木ならではの凹凸の外観といい、植物と動物の中間ぐらいに見えます。


奉納された樽酒もずーっと同じです。
 
きっと何百年も変わらない眺めで、今後何百年も変わらないのでしょう。


参拝のもうひとつの目的は古いお札を返し、新しいものと取り替えることでした。

お札を返しに行ったら、お正月のお飾りやダルマなど八幡様と関係ないものもたくさん置いてあり、なんだか可笑しくてパチリ。

確かにダルマってゴミ箱には捨てられませんよね~
(NZだったら寄付に出せるけど。そして絶対に売れていくだろうけど)


お参りを終えて参道を歩いていると、

りんご飴の屋台発見


←さっそく、買っている温。
意外なものに目がないことを発見

「食べるのめんどくさそ~」
と思って、生涯買ったことのない母親とは大違い。口の中を真っ赤にして完食してました。






入り口付近では中学生の修学旅行生たちが記念写真の最中でした。

多分、中学2年生なんでしょうが、NZの大人っぽ~いティーンエイジャーを見慣れた目にはなんだかとっても幼く見えます。でも、みんなお勉強ができるんだろうなぁ


子どもの頃は自由に上れた太鼓橋。
いつの頃からか立ち入り禁止になってしまいました。

これがかなりの勾配でしかも石がツルツル。すってんコロリンの大人もたくさんいたものです。 



小さい頃は欄干につかまって一生懸命上り、大きくなるとスポーツシューズで助走をつけ駆け上がっていました


懐かし~ (つづく)