ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

クレブドンA&Pショー【スイーツ編】

2010-11-17 | 料理・食べ物・外食
最終回となるクレブドンA&Pショー・レポートの最後はスイーツ編


といっても、とってもほのかな甘みでスイーツとパンの中間のような、
ハンガリアン・クルトス~


オークランドのこんな外れでハンガリアンに出会うとはそれだけでも感動もの。
さすが移民の国です。
(パリ在住時代にかなりハンガリアンの友人がいたので、懐かしさMAX)


「いつか行って、サラミやソーセージを買ってみよう!」
と思っていたマヌレワのハンガリー・デリカテッセンの出店でした。

伝統的なエアードライで手作りしているので有名なお店です。
こんなスイーツもやってたのね~



まず、小麦粉に砂糖などを練り合わせた生地を紐のように伸ばします。

チョコレートを練りこんだりもするようですが、ここのはシンプルで最高~








それを専用の鉄の棒に巻いて行きます。



クルクルクルクル~

最後も紐の下にねじ込んではがれないようにします。


それに砂糖をまぶしてから専用のオーブンに入れて焼きます。



焼いた後、すぐに注文したフレーバーのトレイに入れてまぶします。

これはシナモン。


「なにがおすすめ?」
と聞いたらそこにいたおニイさん全員が、
「シナモン×3人
と答えてくれたので、もちろんシナモンに。


ビニールに入れてお持ち帰りも可。

(写真はチョコレート・フレーバーのもの)



私たちはアツアツのをその場で
クルクルと紐を伸ばしていくように食べる面白さ。
それを誰かと分ける楽しさ。


外側はカリカリ、内側はしっとりという味のバラエティーだけでなく、
食べることがエンターテインメントになっているのもクルトスの良さ。
テーブルに座ってお皿できちんと食べるより、誰かと歩きながら摘み合うのが正しい食べ方じゃないかと思います。

この辺、綿菓子といっしょでは?



「一言だけハンガリー語知ってるんだけど~」
とおニイさんたちに言うと、
「なになに?」


「イガン


「Oh~、イガン、イガン」×3人
と口々に言うおニイさんたち。
ハンガリー語のイガンは「はい」とか「そうそう」とか英語のYES。


「でもね、日本語だとストマック・キャンサー(胃癌)なの。」
え~ そりゃ、ずい分、違うね~」
と素朴そうなおニイさん、みんな優しく話しに付き合ってくれましたよ。


こちらは傍で夫がゲットしたハンガリアン・ソーセージのホットドッグ。

ベニソン(鹿肉)です。


ハンガリー=豚肉(牛肉は贅沢であまり口にしないと聞きました)
の刷り込み激しいワタクシにはちょっと意外なチョイスで一口もらいました。(年々赤肉が食べられなくなってきているので・・・

パンもおいしくて、やっぱり「ヨーロッパ大陸側の食」って好きだな~
今度はぜひマヌレワのショップに行ってみようっと



クレブドンA&Pショー・レポートはこれにて終了~
お付き合いありがとうございました。