ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

イングリッシュ政権発足

2016-12-18 | 経済・政治・社会
クロ推しもあった



ビル・イングリッシュ前副首相兼財務相が



NZの第39代目首相に就任して1週間

今日の午後、内閣改造が発表されイングリッシュ政権発足
(※・・・ってまぁ、このまま夏休み入りも同然ですが)


組閣をじ~~~っくり見てみると、地味ながらなかなか丁寧
「国家運営は財政運営とは違う
というイングリッシュへの手腕を訝るマスコミの評論もあったものの


閣僚の顔ぶれやバランスを見る限り
まるで家計簿並みの細かさと収支並みのバランスで
ちゃーんと若手にも投資していて
非常~にイングリッシュな出来では?


投資はある意味博打であり、芽が出るかどうかは
わからないものの、投資してみるリスクテイクにリスペクト
青田買いで大化けするかもしれないし


芽が出なかったり、低利回り確定銘柄は閣外へ。
うち2人は今期で議員まで辞めるっていうんだからスゴい
歴史的挑戦となる政権4期目を賭け、自浄能力が作用しているもよう。


しかし、まぁみんな若い
(※以下序列順)

2位:ベネット副首相:47歳
3位:ジョイス財務相:53歳
5位:ブリッジス経済開発担当相:40歳
6位:アダムス法務相:45歳
7位:コールマン保健相:50歳
9位:ウッドハウス移民相:51歳


4位のブラウンリー復興相と8位のフィンレイソン司法長官が
60歳な以外
全員年下ですけどなにか
首相ですら同学年(笑)


ウッドハウスは序列が8段階上がり赤丸急上昇中
でも注目はブリッジス(4段階UP)とアダムス(2段階UP)で
オークランド・セントラル選挙区のニッキ・ケイも乳がんで
なかったら、どこまで行ってたか?トップ10入りだったのでは?


この政権を利食ったトレーダーなきあとも

NZの政治がおもしろいものでありますように(祈)
(※今頃ハワイから高見の見物中なんでしょうね)


とはいうもののイングリッシュの記者会見はつまらない
「キーだったらこの辺で一本笑いを取るよね~」
というところも、ひたすら真面目にブツブツブツブツ


葬式のスピーチだって笑いを取ってなんぼの国
NZの退屈男とか開き直らないで、ぜひがんばってちょ


減税なんかやってる場合ではなさそうな情勢になってきて
来年以降状況が厳しくなればイングリッシュが8年かけた
財政再建の意義が明らかになってくるかも
がんばろー、NZ


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